アジアは近代資本主義を超える

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036521

作品紹介・あらすじ

欧米資本主義は一時期の文明にすぎず、アメリカの時代の終わりが始まった。中国、インドの台頭で世界経済の中心はアジアへ。アジアはポスト・モダン経済を創る。

感想・レビュー・書評

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  • 以下、概要。

    日本はタイとともに植民地化されなかった数少ないアジアの国家だけど、近代化、西欧化が半ば強制されたものであったという意味では、他のアジアと同じ。

    明治維新は脱亜入欧だったし、戦後はアメリカ化の強制だった。

    ここから過去の出来事を完全に否定し、日本人に深い傷跡と、自虐志向を残してしまった。

    日本以外に自国の歴史を満足に教えない国はない。

    近代化、産業化へまい進した結果、歴史を忘れ、自らの国のアイデンティティすら失いつつある。

    近代化を否定しているのではなく、太平洋モデルが決して近代化への普遍的なものではなく、欧米の特殊性を繁栄したものであるのならば、違うモデルでも工業化、産業化が成功する可能性は十分にある。

    いわゆる日本型資本主義に論理的に成立しうるし、特に日本の場合は過去に成功モデルがあった。

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