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- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120036828
作品紹介・あらすじ
奥州糠部の地でのびのびと育った馬の巧みな十六歳の少女相馬由衣は、従弟の八郎丸が元服するのに付き添い、平泉に赴く。しかし平泉は衣川館で義経が誅殺されたという報に震撼していた。由衣らが人目を避けて飛び帰った村も、義経を襲った藤原泰衡勢に焼き討ちにあい、身内は無惨にも息絶えていた。この混乱の中で由衣は伯父から八郎丸が義経の落胤である事実を聞かされるが、頼朝の奥州征討軍に平泉は炎上、頼朝の軍勢に抵抗した由衣は運命の大渦に翻弄されていく。
感想・レビュー・書評
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2015年1月15日
源義経が嫡男、源八郎義兼(八郎丸)といとこの駿女と言われる由衣が源頼朝を討とうとする小説。堂々とした武士を感じられる。
「・・・にそのような口のきき方をされる謂われはないわ。」「20日も持たなかったとは呆れ果てて言葉もない。否、大軍を相手に数十日戦い続けたことは、不覚と言うべきことか」
江戸時代とは違った剛毅な武士の姿がある。
この時代の本、面白いかも知れぬ。
あれから由衣はどうなった•••。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
奥州平泉が滅ぼされた後の、主に秋田を舞台としている。
登場する女性と馬は、最後には伝説の担い手となる。 -
これは面白かった!
内容は源義経のくだりの話です
義経の従姉妹だったかな?
その子が義経・頼朝の陰謀に巻き込まれ…ってストーリー
かなり分厚くて読みごたえあるある
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