村上ソングズ

  • 中央公論新社
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本棚登録 : 257
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120038969

作品紹介・あらすじ

ポピュラーなあの曲、知る人ぞ知るこんな曲。厖大なレコード・コレクションから村上さんが選び、歌詞を訳して紹介するジャズ、スタンダード、ロックの名曲。

感想・レビュー・書評

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  • 2013年2月6日読了。村上春樹・和田誠コンビによる音楽イラスト本、ここでは村上春樹が英語詞に日本語訳をつけ、和田誠のイラストと合わせてその詞・曲に関する短いエッセー的文章を寄せている。(一部、和田氏による日本語訳あり)二人の嗜好からかロック・ポップスは少なくジャズのスタンダード的曲が多いようだ。自分は日本語詞はよく読んで感心することもしばしばだが、英語力の低さもあり英語詞については正直重視してこなかったのだが、英語ならではのニュアンスに富み、含蓄のある詞も多いものだ・・・。男と女の惚れたはれた的詞もいいものだが、「それでも人生は続いていく」というような、諦めを伴いつつも諦めないような、そんな詞がいいと思う感覚は私は著者らに賛同する。ドアーズの「Moonlight Drive」の詞など、知っているようで今までちゃんと読んでこなかったなあ。

  • 20代のときに、『ポートレイト・イン・ジャズ』を読んで音楽を聴いてみたときは、あんまりしっくり来なかったけど、今この本を読むと、こころにどんどんしみこんでくる。

  • 「ここではないどこか」に行けば「ここにはない何か」があるというあてのない幻想

    幻想。うーむ。そうかもしれないけれど、求めてしまう愚かな私。

    いろんな歌詞から、いろんなことを考えさせられました。
    和田さんの挿絵も素敵でした。

  • 村上春樹さんが洋楽の歌詞を訳して、かんたんなエッセイをつけたもの。

    お気楽な感じで読める音楽エッセイ。個人的に世代が違いすぎて分かる曲が少なかった・・・。

  • 村上さんを形成している歌の一部がここに。全29曲。1曲を除いてユーチューブで聴くことができた。ほとんど聞いたことない曲ばかりだけど、唯一、『キル・ビル』を観ていたおかげで、ナンシー・シナトラの「Bang Bang」だけ知ってた(これは和田ソングズだけど)。「Patches」と「Miss Otis regrets」の歌詞がとても印象的。

  • 春樹氏の音楽の解説には小さな宝石がいっぱいつまっているみたい。
    手元においてしじゅう手に取りたいから、文庫で買う方がいいかも。

  • 完全なる趣味本。外国の音楽に疎い私は曲が全く頭に浮かばなかったけど、訳詞だけでも楽しめた。『中国行きのスロウ・ボート』のネタ元って曲のタイトルだったのね。2011/266

  • 好きな曲をこうした形でとりあげるというのもなかなかいい企画だ。そう深刻ではなく、しかし、いかに好きか分かるし、曲のことも知ることになる。
    知ってる曲が1/3もないかな。薀蓄についてはまったく知らないものばかりだ。

  • 12/12/10 知ってる歌が何曲もあってよかった。

  • 村上春樹さんのすきな曲と想いがたっぷり詰まっている。
    曲を流しながら、村上さんの文を読めるなんて贅沢だ。
    まるで「ピーター・キャット」でマスターとぼそぼそ話してるみたいな錯覚。

    残念なのは、彼と私の生きている時間が違うってことだ。
    同年代だったなら、感慨深くうなずいて話を聞けたんだろう。

    ただ、世代が違っても ぐっとくる曲もいくつかある。
    "Bang Bang"が特に気に入った。
    まあ、これは和田誠さんが選んだ曲なんだけど。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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