エニグマ・コード: 史上最大の暗号戦 (INSIDE HISTORIES)
- 中央公論新社 (2007年12月1日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120038976
感想・レビュー・書評
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第二次世界大戦時に利用されていたドイツ軍の暗号「エニグマ・コード」。その暗号解読と暗号解読の事実の秘匿について、時系列と詳細な情報をもって記載された歴史もの。膨大な資料に基づいて書かれたのか、かなり分厚いのだが、事実記述にこだわるあまりやや冗長に感じた。エンタテーメントとしては、もっとスリリングにできたのではないのかなと思う。
天才アラン・チューリングの貢献が有名になったが、実際には非常に多くの人の貢献と幸運によって解読がなされていたことを示す。大戦開始前にポーランドですでに解読されていたことなどは新しい情報だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示