ことば汁

著者 :
  • 中央公論新社
3.77
  • (11)
  • (15)
  • (14)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 84
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120039744

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • うわぁあああこわいよぉおおお!!!
    年取りたくなくなる!!!

  • クローネンバーグかリンチか。生理的気持ち悪さとリンクする官能性、日常にぽっかりと開く異界。ぞわぞわきます。

  • U市図書館より相互賃借本。感謝。

    ***

    20日より収穫始まる。
    がんばんべ!

  • 又吉さんがオススメしていた本 不思議で幻想的な世界に引き込まれて、あっという間に読み終えました。
    小林さんの他の作品も読んでみたいな。

  • 又吉が薦めていたので読んでみた。短編集。暗いし奇妙で変な世界。好きな感じの作風なのでまた小林昌代さんの作品を読んでみたい。

    「つの」
    主人公の女性は先生の詩が好きで論文を書く。そして先生の秘書となる。女性は20代からこの仕事をしていたが、いつしか50代となっていた。そして先生は80歳。女性は人生を先生に捧げる。先生の作品を愛するあまり、先生の作品「鹿」と融合する。

    この作品を丁度、読み終わった後に待ち合わせ場所に私の師匠が現れて何とも言えない気持ちになった。

    「りぼん」
    ふじ子は正統派美人でありながら深夜の料理番組で「生き遅れの整形美女。性格は至極に真面目だが天然ボケで頭も悪い」という悲惨なキャラで売り出されて人気が出た。このことにふじ子は気が狂いそうになりスピード狂になっていた。そして交通事故にあう。

    かなこと良子が大学時代の友人ふじ子の死の知らせを受ける。

    かなこ、良子とは仲良し三人組であった為、二人が部屋の片付けに行く。

    するとふじ子がリボンのコレクションをしていた棚をみつける。良子はその棚をゆずり受けることになりこのことが、とんでもない世界へ引きずり込む。

  • 幻想的な6つの物語。
    現代からふとした表紙に神話の世界やおとぎ話の世界にに迷い込んだような。
    美しい文章とは裏腹に、残酷なことやゾクリとさせられることが多く、なんだな不思議な余韻が残る。

  • ほとばしることば汁―
    って韻踏んでる場合じゃなくて(笑)
    物語はもちろん文章そのものを楽しめる短編集。
    ふとした言い回しとか、ことばの使い方がいい。

    ゾクリとしたり、切なかったり…どれも、何とも言えない余韻が残る不思議な物語。

  • 日本でこんなの書ける女性作家いたんだなぁ。要素が複雑にからんでて面白いけど、時々わかりきったこと書いてるのでマイナス点。

  • 突然転落しだすストーリーが怖くてくせになって読んでしまう。
    ちょっと中毒なかんじ。
    笑うせえるすまんを読んでいる時によくにてる。
    この中に入っているのでは、1つ目の女房と2つ目のつのが好きだなぁ。


    私にはまだ分からないけど、
    50~60歳の女が感じる人生ってこんなものなのかな?
    えーと、筆者がこれを書いているときは48歳か。

    作中では主人公の回想という感じであっさり30年前から現在までの時間が飛んだりするので、
    主人公は若いような気がしてしまって、50~60歳の設定ということにちょっととまどう。


    それか、小池昌代の考えている人生っていうのは、
    ほとんどがルーティンで埋まっているもので描かれるような対象ではなくて、
    死ぬ直前になってそれらがずるっと崩れていくところで、
    ようやくドラマが生じて小説になるようなものなんだろうか。

  • 幻想的な短編集なのでしょうか? 幻想という言葉の響きから来る甘ーい感じはあまりなく、むしろかなり毒のある作品が並んでいます。どの作品も小池さんが夢で見たものを小説化したのかしら、と思ってしまうのは、あたしも似たような夢を見たことがあるからです。

全17件中 1 - 10件を表示

ことば汁のその他の作品

ことば汁 (中公文庫) 文庫 ことば汁 (中公文庫) 小池昌代
ことば汁 (中公文庫) Kindle版 ことば汁 (中公文庫) 小池昌代

小池昌代の作品

ツイートする