- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120040177
感想・レビュー・書評
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父親一人で娘を育て上げるとか想像を絶する大変さやと思う。
美紀ちゃんが凄く良い子優しい子というのがあったとしても。
うちには息子が2人居てるけど息子ですら男一人で育てられる気がしないのに……
嫌な人が出てこないこういう話も偶に凄く読みたくなる。素敵なお話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結婚早々に妻が逝ってしまいシングルファザーとなった父と娘の成長のお話しです。
面白かったですが、終始切ない気持ちにも。
保育園入園から小学校卒業まで。父として葛藤しながらも娘も真っすぐな性格で。
現実そうはいかないと思いつつ?切なさとともに心温まります。-
こんにちは。フォロー、ありがとうございます。重松清さんの作品は好きで読みますが、この作品は読んでないように思います。読んでみようと思います。こんにちは。フォロー、ありがとうございます。重松清さんの作品は好きで読みますが、この作品は読んでないように思います。読んでみようと思います。2022/09/24
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娘がかなりおませだなぁと思いつつも、「思いどおりにいかなのが人生だから」には納得ですね
重松さんの言葉には、にじみ出るような優しさを感じます -
1歳半の幼子を残して妻に先立たれた健一。 一緒に成長するパパと娘のお話。
もう読む前から泣けるなってのはわかってました。わかっていながらも読み出したら涙腺崩壊・・泣けました。ここまで泣いたのは久しぶり。
1歳半の娘を残して亡くなってしまった母の気持ちを思うといたたまれない。
「悲しみや寂しさは、消し去ったり乗り超えたりするものではなく、付き合っていくものなのだ・・」
健一と美紀はママが亡くなった悲しみを忘れるのではなく、悲しみと付き合ってきたからこそ、強くいきてこれたんですよね。
切ないけれど心温まる素敵な作品でした。 -
娘とパパとママとの家族の物語。
ラスト最終が泣いてしまい読めないくらいでした。人と共に生きること、失うこと、そしてまた築き上げられていくものが堂々と描かれており、とても良い作品でした。 -
父と娘、二人の家族のお話が父親の視点で描かれる。保育園時代から小学校卒業までの美紀。それはもう、女の子の可愛いところが満載なのです。娘、美紀のことが他人と思えなくなり、何とか力になれないかとげんこつを握りそうになった。重松さん、ほんとに上手いですね。わかってても涙が出ちゃうのがちょっと悔しくもある。世間一般の型通りでない家族の、周囲の人たちや社会の中でのあり方が書かれ、心に残った。また、ある登場人物が、過ぎ行く人生を回想する所がよい。なんともせつない気持ちになったし、人の一生に思いを巡らせられ、読んで良かった。
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この手の本、だいたい号泣なんだがあまり刺さらなかった。
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重松さんの作品はいつも涙がこみあげてくる。今回こそはと意気込んで読み始めたものの、美紀ちゃんの成長を見守る優しい登場人物たちが織り成す物語にそしておじいちゃんとのくだりに涙が。
取って付けたような人情話じゃなく、男やもめのどちらかというとありふれた題材であるのに
何気ない日常にこんなに素敵なお話がちりばめられていることに感動。読み手までが優しい気持ちになることも素晴らしい。 -
重松さんの作品はいつも泣きそうになります!今回も最後泣きそうになりました