メディアの発生: 聖と俗をむすぶもの

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (618ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120040320

作品紹介・あらすじ

「メディア」という言葉は、テレビや新聞のようなマスメディアだけを指すのではない。本来の意味に立ち戻って考えれば、歌舞伎、落語、演歌、また祝祭行事なども、神仏と人、人と人とを仲立ちする「メディア」として生まれたものなのである。古典をひもとき、歴史に思いを馳せ、国内各地を訪ねて伝統芸能にふれる…。日本人の教養や常識、精神世界を形作ってきたものの淵源をさぐる、文化・芸能史の試み。

感想・レビュー・書評

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  • メディア論と言うよりはむしろ、文化論的な色彩の強い本であった。著者のフィールドワークを取り入れながら論を進める姿勢に感心した。

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    加藤秀俊さんの書き下ろし
    Niiの分類では,772.1(演劇史・各国の演劇)が41館であるが,361.5(文化. 文化社会学:文化変容,社会進歩,社会解体)が2館,361.6(社会集団)が1館ある。演劇史なのであろうか?

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著者プロフィール

加藤秀俊(かとう・ひでとし) 1930年東京生まれ。社会学博士。一橋大学(旧制)卒業。京都大学人文科学研究所助手、同教育学部助教授、学習院大学教授、放送大学教授、国立メディア開発センター所長、日本育英会会長などを歴任。現在、中部大学学術顧問、世界科学芸術アカデミー会員。 著書に、『加藤秀俊著作集』全12巻、『メディアの発生』『メディアの展開』(中央公論新社)など多数。

「2016年 『加藤秀俊社会学選集 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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