炎情―熟年離婚と性

著者 :
  • 中央公論新社
3.10
  • (0)
  • (3)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 30
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120040344

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 離婚しないで相手に死んでほしいと思い続けるよりは
    やっぱりきっぱり別れた方が楽なんだな〜と思わされる。
    私はまだわかんないけど、60代になっても
    セックス出来るかな?

  • 367.4

  • 最近話題の熟年者の離婚問題をテーマにたドキュメントで
    退職金を二分にて別れようという時代の流れに乗った話でもある
    著者がこれをもって何を主張したいのか今一組取れなかったけれど
    かなりセンセイショナルな問題だけに話題になって売れたようだ
    なかなか目の付け所が固く鋭い

    この本で見るとほとんどの場合お金と性生活が離婚の主原因のようだけれど
    それは表向きで
    実はどちらかの依存と支配が相手の負担になっていることで
    問題が起こっているように思えた

    お金と性の支配権プラス自由度と家事の分担と子育ての問題があるようだ
    犬も食わないと言う檻の中で身勝手な主張が暴力的に起こるわけで
    一旦夫婦という蚊帳の中に入ってしまうと
    当人同士でしか解決できない状態に追い込まれてしまう上に
    支配されてしまった方から逃げ出すのは容易でないようだ
    世間や法廷の風も一方的に吹き荒れるらしい
    つまり世間も法も主張の強いほうに引きずられてしまってイジメに走る

    特に性の問題は興味本位に流れるので
    あることないこと微に入り細に入り先に非難したほうが
    圧倒的に有利なようだ
    まるで性犯罪の法廷のように被害者の方が大義名分を盾にして
    興味本位に攻め立てられる結果が待っているらしい

    それにしても不幸な夫婦が多い
    幸せの原点である家族が対等な関係を創り上げて幸福の基本単位にならなければ
    共生したパラダイスの社会など望むべくもない

    この本で読む限り男の身勝手の方が多い状態のようだけれど
    女の開き直った横暴にもたまらないものがある

    要は法や環境を当てにせず
    一人一人が自覚して自律をする以外に
    幸福な社会環境を創ることなど不可能だと言う事なのだろう

  • 「快楽」に続く第二作目。
    相変わらずぼんやりした筆者で、
    時々「天然?」とか「このトシでカマトト?」とか思うのだが。(笑)

    集まってくる事例がさらにパワーアップしてて、一気に読んでしまった。
    今回は、中高年のセックスだけではなくて、
    それも関与するけど、ターゲットは熟年離婚。

    私も熟年離婚した口だけど、
    いやー世の中にはこんな理由で離婚する人がいるのね、と。
    自分なんかかわいいもんだった(離婚理由を人に言える点で)と思いました。
    中には人にも自分の子にも言えないような秘密を抱えてしまって
    とても苦しそうな人達もいて、彼らの人生は何だったんだろうと思ったりもする。
    もちろん、だからこその熟年離婚で、そしてだからこそ第二の人生は輝いてほしい。

    同世代(40代~UP)にはぜひ読んでいただきたい本です。

  • このひとってこういうの書く人だった?現実の話かもしれないけど、ちょっと、、ねぇ。
    最後まで読んだけど、食傷気味。。

全5件中 1 - 5件を表示

プロフィール

1950年(昭和25年)生まれ。チェコスロヴァキア・カレル大学を経て73年からカナダに移住し、バンクーバーのコロンビア・カレッジ卒業。91年『工藤写真館の昭和』で講談社ノンフィクション賞を受賞。93年帰国。『ラフカディオ・ハーンの生涯』三部作をはじめ、『野の人會津八一』『香淳皇后――昭和天皇と歩んだ二十世紀』『海燃ゆ――山本五十六の生涯』『母宮貞明皇后とその時代――三笠宮両殿下が語る思い出』『悪名の棺――笹川良一伝』『絢爛たる醜聞――岸信介伝』のほか、熟年世代の性に鋭く切り込んだ『快楽――更年期からの性を生きる』『炎情――熟年離婚と性』『もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら』など著書多数。

工藤美代子の作品

ツイートする