動機、そして沈黙

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120040450

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。一編一編の出来はそこまで悪くないが、傑作や目に見えて頭一つ抜けている作品がないというのが本音だ。
    しかしどの作品も一癖二癖あり、そう来たかと思わせてくれる。佳作といったところだろうか。

  • 初めて西澤保彦を読んだと思ったら、著作リストに「収穫祭」があった。あれは酷かった。酷いと言うより、エログロ描写を我慢してずっと読み続けてたのにラスト「どこにいくんかいっ!」と力が抜けて笑いが出てしまった事を思い出し、この本の内容がするする抜けていきました。すみません、最後の話は良かったけど、他は覚えてません。

  • 「動機、そして沈黙」 西澤 保彦さん ★★


    絶対、「あとがき」から読まないで下さい!西澤的、殺意のスイッチ。エロティシズム、フェティシズム、ロジック―ミステリ界の奇才の「すべて」を凝縮した作品集。特別書き下ろし中篇「動機、そして沈黙」収録。 (「Book」データベースより)



    確かに「灰汁が出ている・・・」のかもしれません。

    西澤さんは「身代わり」を読んだのですが、それとはまた違った雰囲気の本になっていると思います。

    エロティシズム・・・・う~ん。必要か??とか思っちゃうような描写があるけど、だから??なんだ??って感じで、必要なのかな~とか思っちゃいました。



    短編集で、同じ名前の人か出てきますが、関係ないそうです。

    私は「動機、そして沈黙」が好きでした。こわ~って感じです。

    それまでのがいまひとつピンとこなかったので、この動機・・・・はやっとちょっとおもしろいなって思ったですね。

    さらさら読めますが、あまり頭には残らなかったです

著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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