海水浴と日本人

  • 中央公論新社 (2010年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (220ページ) / ISBN・EAN: 9784120041358

みんなの感想まとめ

夏の楽しみである海水浴の歴史と日本人との深い関わりを探求した作品です。古代から「ウミミズユアミ」と呼ばれていた潮湯治の文化が、明治以降の医師たちの取り組みや水練との融合を経て、現代の海水浴へと進化して...

感想・レビュー・書評

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  • 夏の一大行楽、海水浴。しかし、古くは「ウミミズユア
    ミ」と呼ばれ、波によって皮膚等を鍛える潮湯治の一種
    でした。明治以降、医師たちの取り組みや水練との一体
    化によって、日本的な海水浴が誕生していきます。その
    過程や海水浴場、海の家の発展など、海水浴の歴史を
    まとめた一冊。

  • 日本人と海水浴との関係、歴史が詳細に述べられていて水泳研究者として大変重要な資料。

  • 戦前の海水浴の歴史をたどったのみの、いっこうに面白くはない、資料的な一冊。
    まず、構成が悪い。
    章をまたいで何度も同じような話・場所が出てくる。
    歴史資料の引用が無駄に長い。
    もっとコンパクトに、リズムをつけられる。
    なんなら第一章のみでいい。
    それと、深みのある考察(海と日本人の関わりや、海と健康の実証など)も不足しているから、締まらない。

    もちろん勉強になったこともある。
    ・日本人は近世までは海水浴という概念がなかった。宗教的概念のみ。
    ・明治以降、海水浴はウミミズユアミという医療行為であった。
    ・サナトリウムの先進性
    ・大磯が海水浴発祥の地だったこと。開発者が松本良順だったこと。

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著者プロフィール

日本大学理工学部海洋建築工学科特任教授。工学博士。1952年三重県生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業、同大学院理工学研究科建築学専攻博士課程修了。著書に『アジアの水辺空間』(共著、鹿島出版会、1999、日本沿岸域学会出版文化賞)、『海水浴と日本人』(中央公論新社、2010)等がある。作品に「マダガスカル民主共和国アンダシベ村ペリネ保護区ビジターセンター」(1993年日本トイレ協会グッドトイレ10特別賞)、「アルミ海の家Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」(2006年イタリア・アルミ構造物国際賞)、「組木茶室一瞬亭」(2015年東京デザイナーズウィークAsiaAward企業賞)など。

「2021年 『海の建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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