天狗の剣 幕末京都守護職始末

  • 中央公論新社 (2011年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784120042164

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プレミアム

みんなの感想まとめ

幕末の会津藩を舞台に、若き剣士幸太郎の成長を描いた時代小説は、緊迫した歴史の中での人間ドラマが魅力です。主人公は「会津の小天狗」と呼ばれるほどの才能を持ちながら、京都の動乱にどう立ち向かうのか、読者は...

感想・レビュー・書評

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  • 久しくこの切れ味に出逢っていなかったなぁ~。ハプスブルクの宝剣を読んで、その才能にため息が出た藤本ひとみさんの時代小説。飽きそうなのですが、宮本昌孝さんの夏雲で耐えることを知っているので、少年期からの成長を温かく見守り始めるとこれがまた面白い!

    「天狗の剣 幕末京都守護職始末」

    主人公の幸太郎はいまだ前髪が下りているような若さではあるが剣を取れば会津の小天狗と呼ばれている。さすがに京都の動乱をどう乗り切り成長していくんだろうと妄想にふけっていたのですが、ページがどんどん……

    やはりハプスブルクの域に達するのは無理だったか…

  • 父との関係が切なかった。

  • 幕末の会津藩が舞台。まだ元服前の服部孝太郎が主人公。孝太郎の父は、名家北原家の嫡男・真之介の右腕を不自由にしてしまった罪を背負い、我が子・孝太郎を顧みず真之介に文武を仕込む。そんな父を恨み、真之介に嫉妬し、京都守護職の先発隊として京へ向かった孝太郎だが、まもなくして父親の切腹の介錯人として会津へ帰藩が命じられる。武士としての不始末を償って切腹した父の最後を見届け、そこで初めて父の真摯を理解する。といった、武士道を貫く男たちを描いた時代小説、でした。著者の他の西洋史にもみられるように、歴史事実の説明が多くて若干の単調さはあったけれど、クライマックスの切腹の場面は圧巻、思わず涙ぐみそうでした。それにしても、つい150年くらい前まで、ここ日本の地で「武士として未熟だった自分の贖罪として、切腹じゃぁ」なんてことをしていただなんて、あぁ、信じがたいわ。

  • 藤本 ひとみ先生をコバルト時代からみてきて、こういう話も書くようになったんだぁと思いました。

    先生はいま、会津にはまっているのかな?ちらっとナポレオンが出てくる辺り、先生らしいです。

  • 続編を先に読んでしまったが
    こっちを先に読んでいたら
    続きを読もうと思えなかったかも。
    あまりに切なくやるせない。

    【図書館・初読・5/9読了】

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著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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