shihohkanさんの感想
2012年2月28日
毎日新聞「今週の本棚」の山崎正和氏書評に惹かれて図書館から借本した。 曰く「記号論的な言語学は、言語を指し示すもの(シニフィアン)と示されるもの(シニフィエ)、音とイメージとの対応関係によって成立するものと考えてきた。だが両者がなぜ必然的に関係づけられるか、その結合の十分な根拠は、これまで看過されてきた問題だった。 ここでもし加納が言うように、ある特定の音がイメージと本来的な親縁性を持っているとすれば、この難問は一気に解決される。その意味で彼の「音・イメージ」説は、漢字の説明を超えて言語論一般にとっても、大きな貢献となる可能性を秘めている。」 <参照> http://mainichi.jp/enta/book/hondana/archive/news/2012/02/20120212ddm015070207000c.html
言語学者、茨城大学名誉教授 「2020年 『知れば知るほど面白い この漢字が読めますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」