おもしろ図像で楽しむ近代日本の小学教科書

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120042553

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    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/56524

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  • 書き忘れてた…。朝日に向かう少年の変遷図など図版特に前半のが面白い。本自体は他愛ない内容。

  • 言葉で教えて分かりづらいものは図像で示せ―なるほど、それがいちばん手っ取り早いですよね。昨今の教科書はフルカラーでイラスト満載で…と驚いていた昭和生まれの私ですが^^;文明開化期の教科書の、迫力ある図像の数々もなかなか見ごたえがあって面白かったです。特に明治初期のものは浮世絵っぽさがあって、単なる挿絵ではなく立派な美術作品だなぁと思いました。

  •  教科書「図像」の読み解きの話かと思って購入しましたが,教科書の「図像」をたどりながら,文明開化期の人々の生活の様子を紹介していくような本でした。著者が前書きで,「教科書を扱いながら,教育そのものに立ち入る意図はまったくない。」と断言しているとおりでした。
     ただ,小口木版画で製作された教科書の図像など,図像そのものに力があり,著者がその魅力に惹かれたことは,何となく分かったような気がしました。

  • 読み物っていう感じの本で、あまり教育そのものについては言及されてません。デザイン関係の著者のようなので、教育そのものに言及しなかったのは、良い選択だったと思う。
    近代の教科書、教育掛け図は、現代の私たちの「常識」がいかに教育されたのかを教えてくれる資料だと思うので、いつかちゃんと研究してみたい分野です。(あまり先をこされなくてよかった。)

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著者プロフィール

1940年、旧満州、奉天(現瀋陽)生まれ。1964年、東京都中央区人形町に、伝統文様デザイン工房「龍事務所」を開設。「伝統芸術振興会」で、子どものための日本文様教室を担当、現在継続中。著書に、『日本の文様その歴史』(ちくま学芸文庫)『風雅の図像』(ちくま学芸文庫)『おもしろ図像で楽しむ近代日本の小学教科書』(中央公論新社)など。

「2018年 『美意識のありか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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