家康の子 (2011-09-25T00:00:00.000)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120042782

作品紹介・あらすじ

徳川家康の子に生まれ、十一歳で人質として豊臣秀吉に差し出された於義丸。二人の天下人に命を預けた男が見た覇権の真実!福井藩祖となった結城秀康の波瀾万丈。

感想・レビュー・書評

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  • 結城秀康の生涯。親子や主従の温かな情が見えて、好感度の上がる話の進み方で全体的に爽やか。秀康はもちろん石川数正や三成も良い感じに描かれてて気持ちよく読了。

  • 徳川家康の次男にして豊臣秀吉の養子となった結城秀康の生涯を描く。二人の天下人を父に持ち、人質として戦国の世を生き抜いた人生はどんなものであったのだろうか。
    長男の信康を死に追いやり、次男の秀康を人質と出していた若き家康は、必死で家臣を守り、生き抜いていたことだろう。
    家康の視点としても、秀康の視点としてみても、非常に面白く読みました。

  • 徳川家康の子に生まれ、11歳で人質として豊臣秀吉に差し出された於義丸。ふたりの天下人に命を預けた男が見た覇権の真実とは? 福井藩祖となった結城秀康の波瀾万丈の生涯を描く。

    日本史に疎い私は、徳川家康の実子のうち江戸幕府二代将軍秀忠こそ知っていたものの、秀忠は三男で、その上に信康と秀康がいたことは知らなかった。本作の主人公秀康は、植松三十里の筆によりなかなか魅力的な男に描かれている。夭逝したのは残念だったが、長生きしたら家康との衝突はおそらく免れなかっただろう。
    (B)

  • 女性作者さんからみた歴史小説で、歴史小説初心者の人にもとても読みやすい
    植松さんの小説は他の作者もとても分かりやすい文章で好きです
    家康にこういう面があるとは思えなかった
    あまりに英雄扱いされてるから

  • 歴史物は、はじめから分かっているストーリー。
    けれど、残された資料が少ない部分は作者の創作になる。

    結城秀康は、徳川家康の実子にして、豊臣秀吉の養子となり、更に関東の名家・結城家の養子となる。
    関ヶ原の後は越前松平家など、多くの土地の“松平家”の基となった。
    数奇な運命をたどり…というのはこの時代の人たちは皆そうかもしれないが…とても興味のある戦国武将だ。

    今までに読んだ歴史小説などでは、“母子ともども家康にうとまれていた”ような描き方をされていることが多かった。
    そこに同情を感じたりもしたのだけれど…
    作者は、決してそんなことはない、と語る。

    この作品では、家康との、いわゆる現代にも通じる、男親と男の子の親子の感情のあやなどがていねいに描かれている。
    作者の暖かい視線を感じる。

  • 徳川家康の二男であり、豊臣秀吉の養子となった結城秀康について書いた本です。

    この本でも、結城秀康は忌み嫌われる双子として生まれて、弟は後に神官となった永見貞愛としています。

    一般的には、結城秀康は家康から嫌われていたため、3歳までお目通りもかなわず、また豊臣秀吉に養子に出した、といわれたりしていますが、この本では、家康との間の心の想いや、本のタイトルの通り、まさに「家康の子」であった、ということがよく分かるような内容でした。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-2bfc.html

  • 植松三十里さんを知っていますか?知らない方の方が多いと思います。なぜ作家は埋もれてしまうのかわかりませんが、映画やドラマになってどんなにヒットしても作家さんが埋もれるのは我慢できません。やはり原作やほかの作品を読むことが魂に触れることだと思う。

    「家康の子」

    僕の気になるジャンルです。長男の信康はほんの少ししか出てきませんが越前宰相であった結城秀康と幼少からつれ従う家臣の話が中心となります。僕の中では結城秀康と言えば「花の慶次」で見かけた粗暴な性格のひねくれた人物像しかなかったのですが、これを読むと違った人物像が出来上がる。

    ただ、秀康は剛の者としての評価はいまだ他界が本当の意味での戦は経験したことないように思うんですよね。九州征伐以外では戦場に恵まれずにいたような気がします。これを読むともっと掘り下げたものを!と欲が出てくるから困りました!

  • ふらりと立ち寄った古本屋さんで購入しました。
    結城秀康という人物が実父徳川家康と養父豊臣秀吉、関ヶ原の戦いに巻き込まれて行くお話です。

  • 主人公は結城秀康。
    福井新聞に連載後、加筆。

    筆者のHPによると、筆者は静岡県出身で酒好きらしい。

  • 益々家康が嫌いになった。

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著者プロフィール

歴史小説家

「2019年 『梅と水仙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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