尖閣喪失

著者 :
  • 中央公論新社
3.21
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本棚登録 : 97
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120043796

感想・レビュー・書評

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  • 軍事通の首相が「石橋繁」ってwww 

    これを読み終わった直後に中国漁船240隻が尖閣海域を航行というニュースが流れてぞっとした。

  • なんだよ、結局そうなっちゃうんだ。

  • 村上龍の「半島を出よ」のような展開を期待していたので、肩透かしを食った気持ち。その分リアル。結局はどちらもトカゲのしっぽ切りにされる。中央にいれば地方の小さな島なんて、アメリカやヨーロッパよりも遠い存在だと思う。

  • 結末はアッサリ❗️
    幾ら小説とはいえ一矢報いて欲しいな。
    でも現実はこんなもんかも。

  • イマイチよくわからない尖閣問題。
    大石さんなら面白くわかりやすく学べるかなと手にとったがやはり難しかった。
    日中どちらからも描いてる分どっちつかずに感じ
    もっとそれぞれの心情を描いてほしかった。

    【図書館・初読・3/22読了】

  • 小説なんだから最後に一矢を報いて!という気持ちがあったけど、やはりそう言う訳にはいかないですね。平和ぼけしている私には、尖閣諸島問題はこういうなんだと怖くなりました。

  • ちょうど読んでいるタイミングが実際の衆議院選挙日の前後だった。かなりリアルだった。

  • ちょうど総選挙の時期にあわせて書かれた小説ですが、首相候補ははずれたみたいです。それはさておき、今の中国との状況をみていると、決して絵空事ではないのかな。という内容でした。1つのシミュレーション結果として、かなりリアルに感じます。中国と戦争にならないことを祈るばかりです。

  • 面白かった。チベットの人民蜂起から自国民の目をそらすために計画された尖閣攻略。「予期せぬ抵抗があったら、
    水兵を船から落とせば、海保は救助にまわるので、その間に攻めろ」という冷酷な、そして冷静な作戦。日米安保を守ると言っていたアメリカは、米国債を売ると恐喝され、その艦隊を引く。これらは、すべて予測される未来、いや、今そこに起こっている現実かもしれない。まさに、その最中に日本では政権交代が起こり、右翼の首相が誕生し、強行な姿勢をみせるが.... 今そこにある危機は、決して想定外のシナリオではない。

  • シャクルトン 南極探検隊募集広告 探検隊員求む。至難の旅。わずかな報酬。極寒。暗黒の長い月日。絶えざる危険。生還の保証なし。なれど成功の暁には名誉と賞賛を得る
    今の中国はバブルの絶頂期の日本と同じです。繁栄は永遠に続き、自分たちは世界中の富の全てを手中にしたような錯覚に陥っている。そういう状態の国家につける薬はありません。

    だが、俺が忠誠を誓っているのは政府ではない。旗であり、祖国そのものだ。

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著者プロフィール

大石英司
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B-1爆撃機を追え』で小説家デビュー。C★NOVELSを中心に著書多数。陸自の特殊部隊の活躍を描く〈サイレント・コア〉シリーズは、通算400万部を超える。他の著作に、『神はサイコロを振らない』(中公文庫)など。

「2023年 『パラドックス戦争 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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