川の光 外伝

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 94
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120043956

作品紹介・あらすじ

その夜、神聖な木のしたに集まった大小の動物たちが、うっとりと空を見上げていた。「いよいよ今晩…」「楽しみだねえ」人気小説『川の光』の仲間たちが大活躍する待望の短篇集。驚きに満ちた七つの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 続編?外伝があったとは知りませんでした。
    ネズミさんが主人公の話は読むべきモノが多いのは何故でしょうね?

  • 最初の「川の光」を読んだときのワクワク感、ドキドキ感が
    短編なのかイマイチ。
    「川の光2」も出るそうなので、それに期待しましょう。

    前の本の時、、見返し部分の地図を眺めて楽しんだんですが、コレにはそういった楽しみなかったですね、ザンネン。

    はやぶさの話は結構ぐっと来るものがありました。
    雑誌発表の時がピークだったのかな。

  • 「外伝」とあったので、本編2作の「外伝」かと思いきや、『川の光』と『川の光2』の間の「外伝」とのこと。
    7篇の小篇のうちでは、「グレンはなぜ遅れたか」と、「緋色の塔の恐怖」がおもしろかった。

  • ふむ

  • 長編「川の光」に登場する動物を主人公にした短編集。おもしろいような、おもしろくないような。
    収録作品:「月の光」、「犬の木のしたで」、「グレンはなぜ遅れたか」、「孤独な炎」、「キセキ」、「緋色の塔の恐怖」、「リクル・ルパッハの祭り」

  • たまに動物が主人公の話を無性に読みたくなる。これは前作『川の光』のスピンオフ作品で、主人公だったクマネズミが棲む川のほとりの仲間たちの短編集。私個人的には、『グレンはなぜ遅れたか』のお話が好き。『孤独な炎』のお話はひとりぼっちのフクロウ、ルチアと惑星探査機ハヤブサの心の交流を描いたお話だと思うけど、機械のハヤブサがまるで生き物であるかのように語りかけてきて、なんか不思議な感じだった。

  • その夜、神聖な木のしたに集まった大小の動物たちが、うっとりと空を見上げていた。
    「いよいよ今晩…」「楽しみだねえ」人気小説『川の光』の仲間たちが大活躍する待望の短篇集。驚きに満ちた七つの物語。

    外伝はいまいちだったかなー。

  • ★2014年9月20日読了『川の光 外伝』松浦寿輝著 評価B 
    川の光シリーズに出てくる動物たちを主人公に7つの短編。
    月の光
    犬の木のしたで
    グレンはなぜ遅れたか
    孤独な炎
    キセキ
    緋色の塔の恐怖
    リクル・ルパッハの祭り
    特に、孤独な炎は、小惑星探査機『はやぶさ』を題材にフクロウのルチアと宇宙を飛ぶはやぶさの交流を描く作品はとても温かい。

  • 『川の光』のスピンオフ作品。

  • 命ってすばらしい!(ToT)読んでて宮沢賢治さんっぽいなぁと思った(^^)本編より話が暗い気がして途中で挫折しそうになったけど読破(^o^;)最後の話は楽しかった♪「川の光2」も読まなくちゃ!!

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著者プロフィール

1954年生れ。詩人、作家、評論家。
1988年に詩集『冬の本』で高見順賞、95年に評論『エッフェル塔試論』で吉田秀和賞、2000年に小説『花腐し』で芥川賞、05年に小説『半島』で読売文学賞を受賞するなど、縦横の活躍を続けている。
2012年3月まで、東京大学大学院総合文化研究科教授を務めた。

「2013年 『波打ち際に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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