RE*PAIR

著者 :
  • 中央公論新社
3.26
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本棚登録 : 75
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044335

作品紹介・あらすじ

互いに心を残したまま別れた元婚約者が、十年ぶりに帰ってきた。バラバラ殺人、消えた大金…リペア職人・透子の周囲で、封印したはずの過去が、音を立てて動き出す。気鋭の作家が描くミステリアス・ラブ。

感想・レビュー・書評

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  • 「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズで気になっている吉永南央の新刊。どんな話でしょうか?

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    「心を残して別れた元婚約者が十年ぶりに帰郷。女職人・透子の周囲で、封印したはずの過去が動き出す――気鋭が描くミステリアス・ラブ」

  • 悪い作品ではないのですが、余りに重かった。

  • お草さんシリーズの作者によるノンシリーズ。大好きなお草さんシリーズと似た、上質のシングル女子小説であり、ミステリ。

    主人公の透子は33歳。独身で、父のあとを継いだ革製品のリペアショップを営んでいる。子連れで出戻った親友、コナをかけてくるチャラ男、昔別れた婚約者・・・となかなかきな臭い身辺。3流のメロドラマにならず、色恋もありながらストイックな物語に仕上がっているのはさすが!・・・自分ひとりの足で立とうとしている透子を、自分に重ねるのは苦しいけどちょっときもちよかったりして。

    透子みたいに、忘れられない恋に灼かれたり、仕事に誇りを抱いたりする姿に、とても憧れる。泣いても苦しんでも、こんなふうに年を重ねたいなあ、なんて。人生、シュガーばかりじゃない、ビターなのも振り返れば一興と、言える自分になりたい。

  • 2014/9/27図書館から借りてきた。
    革職人の物語

  • 吉永さんらしい佳作です。ヒロインがシッカリしているようで、過去の男にこだわりすぎなのが、ネックかも。過去に引きずられて物語が拡がるのは、吉永さんの作品らしいけれども、寄りが戻りそうになるのは作家のジレンマかも。題名との絡みでもあるか?さらりとした関係の方が物語的にはアットホームになれたかかも?事件との因果応報を描きたかったのかな!

  • 虚無感と切なさがあったけど、無理矢理なハッピーエンドじゃないし、バットエンドでもない、いい切なさでした。

  • +++
    互いに心を残したまま別れた元婚約者が、十年ぶりに帰ってきた。バラバラ殺人、消えた大金…リペア職人・透子の周囲で、封印したはずの過去が、音を立てて動き出す。気鋭の作家が描くミステリアス・ラブ。
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    革製品の修理を生業とする透子。かつて地味な見た目の割に奔放な母のその奔放さによって、砕かれた家族や恋人との関係を胸に仕舞い込んで、やっと平穏に過ごせるようになってきたところだった。かつての恋人が家族とともにすぐ目の前のマンションに住まうようになり、かつての事件が少しずつ姿を現し始め、透子の日々は平穏ではいられなくなった。革製品を修繕するように、人と人とのつながりも修繕できればいいのだが…。何もかもをあきらめたからこその凪いだ湖面に、ぽつりと垂らされた一滴のように、波紋がどんどん広がる様が切なく哀しくそして熱い一冊である。

  • よかった。丁寧に仕事をするという描写がよかった。

  • リペア=修復に、その品の持主の人生が垣間見える。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/11057030.html

  • 不倫が絡む話は好きじゃない。

    靴のリペアーをする人を「素手で、人の履き古した靴をつかめる人」と表現したのが新鮮で ただ単に直してくれる人じゃないんだなぁと…

    美冴の強さ?が好き。
    いつまでもしかたなしの選択に縛られているケイ、過去に囚われて殻の中に居る透子にはイライラする。
    母の事件が解決してようやく前に歩き始めた透子を見守る江波がいい。

    リペアーの細かな話が面白かった。

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