一路(上)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 803
レビュー : 101
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044717

作品紹介・あらすじ

小野寺一路、十九歳。父の不虜の死を受け、御供頭を継いだ若者は、家伝の「行軍録」を唯一の手がかりに、江戸への参勤行列を差配する。いざ、江戸見参の道中へ-。

感想・レビュー・書評

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  • 実際の江戸時代の参勤交代は、どうだったのか想像するしかないが、こんな読み物も楽しいかも。

  • 幕末、美濃の旗本、蒔坂家(たぶん架空)の江戸参勤道中記。御供頭一路の周辺、御殿様の本音、通過する宿場模様、面白い。

  • 「武士たるもの一心大切にすべきは、父祖代々の務めに他ならぬ。」

    参勤交代の一切を取り仕切る御共頭を務める父を急な事故で亡くし、その息子「一路」が御共頭を任ぜられるところから始まる。
    武士たるものの心得、人の情にグッとくる。
    謀略とともに中山道を江戸へと向かいながらの参勤道中と、成長していく一路。

    参勤交代にスポットを当ててほろり涙とくすり笑いを交え道中を共にしているように感じながらとても楽しく読める、まだ道半ば、この先どのような物語になるのか。
    浅田次郎の作品だな。

  • ☆5つ!

    ここの所、浅田ジロ先生の新刊が出て読む度んびに、惜しい だの 残念だの ひどい時はもうだめだ、だのと悪態ばかりついてきましたが、それでも飽きづに読み続けてきた甲斐があったってもんだあ!

    ついにとうとう、遣りました。プリズンホテルに近づいた面白さ作品の登場です。やはり恥の文化のない中国のお話ばかりでは、わが日本人は感動しなかったのですよぉ。

    いろいろ書きたいけど、まだ下巻が残っているので本格的?な感想はそっちで、にはは。

    ひとまづは、さらば。すまんこってす。すごすご[m:237][m:80]。

  • 登場人物が個性豊かで楽しく読めた。

  • なかなか面白いです。
    「超高速参勤交代」を思い出しました。

    相変わらず時代背景の説明は、よく分からないのですが、一路の一生懸命に御役目を果たそうとする気持ちや、他の武士達のかっこいい武士魂みたいな気持ちが素敵だと思いました。
    一生懸命な人には必ず誰かが助けてくれるのですね。

  • 手練れの文筆家、といったところか!

    ちょっと鼻に付く技巧、受けを狙いすぎだが、

    これが浅田次郎の世界かな?

    参勤交代の大変さは伝わってくる、

  • さすがは浅田次郎。爆笑小説。

  • 浅田次郎さんの本が大好きで発売してすぐに読みました。
    ブチが可愛くて最後は嬉しくて泣いてしまいます。大好きなお話です。

  • アッパレヤ、出るは、消えるは、降ってくる何でもありのこの舞台。

    笑いや涙はなんのその、話す馬や、加賀の姫との籠レース、安中の飛脚衆そして本人もどきのその人も。

    参勤交代を舞台にした浅田さんの痛快無比ユーモア歴史小説で

    急死の父に代わり若き主人公小野寺一路が御供頭を命ぜられ、お殿様との江戸までの苦行難行の随行記。

    その中で一路曰く「知る人が居ないのではない、知った人が知らぬ振りをすることが孤独なのだと」

    一方お殿様の言葉「田名部の宝物は物にあらず、人おのおのじゃ」いっていた言葉が印象に残ります。

    「一路」の名の由来の意味そしてウツケを演じたお殿様の真意が明らかにされる時に、

    より輝きを増して二人の姿が心に焼き付けられたのでありました。

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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