一路(下)

著者 :
  • 中央公論新社
4.10
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本棚登録 : 699
レビュー : 117
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044724

作品紹介・あらすじ

江戸参勤は実に行軍である。雪の和田峠越え、御殿様の急な病、行列のなかで進む御家乗っ取りの企み。着到遅れの危機せまるなか、一行は江戸まで歩みきることができるのか。江戸までの中山道で繰り広げられる悲喜こもごも。

感想・レビュー・書評

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  • 小野寺一路が蒔坂左京大夫の御供頭となって、参勤交代を指揮するお話。
    面白かったぁ~エンターテイメント感満載の浅田次郎ワールドだった。

    昔の人はすごい!岐阜あたりから日本橋まで歩いて移動するのだから。
    その間にはいろんなことがあるに違いないけど...

    それぞれ個性豊かな登場人物も魅力的で、数少ない女性もすばらしい。
    表紙では顔が隠れてしまってる「乙姫」と鶴橋のくだりも良かった。
    「恋することがおなごの幸せ」と考える鶴橋が近くにいたことは、乙姫様にとって幸せなことだと思った。
    乙姫様に対する一路の真摯な対応も素敵だった。
    うつけといわれる左京大夫目線からの話も新鮮。お殿様は大変なんだなぁ~。
    上下並べてひとしきり表紙を眺めるのもまたGoodです。

  • ようやく全て読了することができました!主人公の小野寺一路の供頭としての活躍っぷりも良かったのですが、やはり名君なのか単なるうつけ者か謎のお殿様の全ての達観した立ち振る舞いが良かったですね。参勤交代の儀を終えた後のお殿様の立ち振る舞いも、また見事でありました。
    なかなか面白い内容の時代劇でした。

  • 後半、一気読みしてしまいました。どんどん先が読みたくなる話。いい話でした! ほんと、お殿様いいですねえ~

  • 真冬の参勤交代。
    お殿様は
    能ある鷹、爪を隠して、うつけのふり。
    家来たちは、健気。
    中山道を旅したくなる❗️
    そして、ゆるりと、でも真っ直ぐに
    自分の役目を果たそうと、
    そう思う。

  • よかったよ。浅田次郎さんらしい、泣き笑いでした。
    親が「笑っとたね。おもしろかったんじゃろ」
    と言ったけど、感動して涙したところはこっそり一人でした。

    なぜ涙が出るのか、自分で考えてしまうほど、
    分かりやすい『お涙ちょうだい』ではなく、
    ふかーいところでジンとするのです。

    • kitkityoさん
      面白かった〜。素敵な本を紹介してくれてありがとう!
      面白かった〜。素敵な本を紹介してくれてありがとう!
      2013/09/09
  • 下巻も安定の面白さ。

  • 最後は何となく終わっちゃった感がありましたが、色々事件がありながら、一路が頑張る様子やみんなの武士魂みたいなものが心地よかったです。
    それぞれが、一生懸命にお役目を果たそうとしている姿が清々しく思えました。
    お母さんの言葉が重かったですね。

  • 上巻と比べると笑いの要素が無くなり間延びした感じはあったが楽しめた。

  • 文章体が古いとこが読みにくくてハマりにくいけど、一旦物語に引き込まれたら、色んな交錯する想いが伝わってきて気づいたら涙してしまうシーンがいくつか。参勤交代すごい。

  • 2016年10月西宮図書館

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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