ミリオンセラーガール

著者 :
  • 中央公論新社
3.55
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  • (2)
本棚登録 : 292
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044953

作品紹介・あらすじ

彼氏にはフラれ、アパレルショップはクビになった沙智。心機一転、ファッション誌の編集者を目指して出版社へ転職するが、配属されたのは、書店営業を行う販売促進部だった。しかも、初版1万部にも満たない無名作家の小説を『ミリオンセラーにせよ』との特命まで課せられた!営業、編集、取次、そして書店員をも巻き込んで、沙智は次第に火をつけていくが…。

感想・レビュー・書評

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  • 最後の瓜生さんの言葉じゃないけど、
    1つの本を売る為には、出版社はもちろん、
    書店員さんも、そして表に出ないいろんな方々が献身的に働いてるおかげなんだな~

    専門的な事はわからないけど、みんなで協力し合って、1つのものを成功させるって話はいいですね。
    失敗もあって、またそれが一致団結できたしね。

  • 恋人にはフラれ店も畳まれた元アパレル店長の沙智が心機一転ファッション誌の編集者を目指し転職するも販売促進部に配属される。無名作家の小説の売り出しが純粋で他作家作品から受けたような書店業界の歪みは感じず、書店に邪魔者扱いされながらも書店営業として次第に仕事にのめり込む沙智を素直に応援出来て嬉しかった。

  • 面白かったです。
    こういうサクセスストーリー好きですね。
    ラストもいいけど主人公の恋愛事情が・・
    少し淋しいですね。

  • きました、「◯◯ガール」系小説。基本、この手のタイトルのついた小説って、なんだか王道ストーリーで読みやすいし、嫌いになれないですね!笑

    初めての里見蘭さん。レビューを書かれている方も数名おっしゃっていますが、まるで実写化されているかのように、情景が目に浮かぶ描写でした。
    内容としては、去年末にドラマ化された「校◯ガール」と大筋は同じかんじ。だからなのか、これも実写化されそうだなーなんて思いながら読んでいました。

    普段はあまり表立って知られない、販売促進部に焦点を当てた作品。私は今就活中で、特に出版業界を志望しているからこそ、当たり前のように知っていたけれど、実務をストーリー仕立てで楽しめたのはすごくいいと思えました。作中で「誰のために本を売るのか」を主人公が問う箇所がありましたが、私も出版業界を志す人間として、かなり考えさせられてしまいました。作品中でもありましたが、倉庫にたくさんの本があって、中でも断裁されて廃棄処分されてしまう本もあるというのが現状。作者の「読者に届いて、本ははじめて本になるんですね」にはとても共感できました。

    年間約8万点もの新作が世に出回るという、他業界にはないくらい新作の多い出版業界。少しでも多くの読者に本が届けられることで、1冊でも多くの本を本にしてあげられたらいいなと改めて思いました。

  • 出版社の営業物語。ドラマのノベライズ? と思うほどにビジュアルが浮かぶ本。お仕事ドラマが流行りの昨今、きっとドラマ化されると思う。

  • 出版社の女性新入社員が主人公の小説。本、本屋好きなら楽しめるんじゃないかな。文に勢いがあるのでサクサク読めた。

  • アパレル業界をリストラされた沙智は、出版社に再就職をする。
    ファッション誌の編集部での勤務を望んだものの、配属されたのは販売促進部だった。

    お仕事小説、大好きです。
    出版社の本屋営業は知らない仕事でしたが、面白く読みました。
    予想通りの展開ではあったけれど、沙智の成長、頑張りに好感が持てました。
    また、彼女を取り巻く登場人物達も、個性的で魅力的、それぞれが目に浮かぶようでした。

    これから本屋さんで棚を見る時には、いろいろな事を想像してしまいそう。新しい世界を知れて、良い出会いとなった本でした。

  • 出版社、書店業界で生きる人の奮闘ぶりが伝わった。互いに不満を抱えているけど、それぞれの現場の事情や考え方でうまくいかない。もっとこの業界全体が盛り上がるように、よりよいシステムが出来ればいいのにと思う。

  • 彼氏にはフラれ、アパレルショップはクビになった沙智。
    心機一転、ファッション誌の編集者を目指して出版社へ転職するが、配属されたのは、書店営業を行う販売促進部だった。
    しかも、初版1万部にも満たない無名作家の小説を『ミリオンセラーにせよ』との特命まで課せられた!
    営業、編集、取次、そして書店員をも巻き込んで、沙智は次第に火をつけていくが…。

  • ★3.5

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著者プロフィール

1969年、東京都生まれ。早稲田大学を卒業後、編集プロダクションに所属し、ライターとして映画、テレビドラマのノベライズを数多く執筆。2004年『獣のごとくひそやかに』で小説家デビュー。『彼女の知らない彼女』(新潮社)で第20回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。

「2017年 『小説L DK 柊聖’S ROOM』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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