怒り(上)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 2201
レビュー : 307
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120045868

感想・レビュー・書評

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  • 障害絡みの話がややつらい。

  • 八王子で起こった残忍な夫婦殺人事件。現場に残されたのは「怒」という血文字。犯人は山神一也。しかし彼は逃走したまま行方が分からない。

    海辺の港町。家出して風俗で働いていたが、父親に連れ戻された愛子。

    大手広告代理店で働くゲイの優馬。ハッテン場で知り合った直人と自分のマンションで暮らしている。

    男にだらしない母親を持つ泉は母親のせいで沖縄の波留間島へ夜逃げしてきた。そこで出会った放浪の旅を続けている田中と出会う。しかし、泉は米兵に乱暴されて…。

    様々な人間関係が進む上巻。

    下巻が楽しみ。

  • 映画を先に観て

    あまりにも引きずってしまったので…
    原作を読むことにしました

    映画では読み取れなかった感情がたくさん。

  • 読了

  • それぞれの生い立ち、経緯のある人たち。事件の犯人にどう関わり遭うのかがドキドキです。

  • 3.5 殺人事件とは全く関係なく進む4つのストーリー。これからどう収斂されるのか予測不可能。下巻も必読。

  • 2017.04.夫婦が自宅で殺害され,血文字で怒と書かれている事件があり犯人は長年逃亡している.千葉の漁港に仕事はありませんか?と突然現れた田代は,漁協の洋平の娘の愛子と付き合い一緒に住みたいと言い出す.ゲイの優馬は,何者か分からない直人と暮らすようになる.癌で闘病を続けていた優馬の母親が亡くなる.中学生の泉は,母親の浮気で名古屋に住めなくなり沖縄の小さな島のペンションに住み込みで働く母と一緒に沖縄にやって来る.同級生の辰哉と那覇に遊びに行くが米兵に襲われてしまう.三つの話が同時進行.冒頭の殺人事件とどのように絡まっていくのか?

  • 映画が面白そうだったので手にとってみた作品

    内容が重そうだったので読むまでに時間がかかったけど読んでみたら一気に読んでしまった

    今はまだバラバラのピースがどうハマっていくのか楽しみ

    人間は性と死から逃げられない
    生々しい現実を描いてる

    下巻でどういう結末が待ってるのか楽しみ

  • 娘が図書館から借りてきたので便乗。返却期間があるので急いで読んだ。純文学「贖罪」を読んだ後だけに軽くさらっと読めた。

    ※ネタバレしているので、まだ読んでない人は注意してください!

    千葉の漁港浜崎、沖縄波留島(いずれも架空地名)、東京と三か所で起こる三つの話が交互に進んでいく。それに八王子の連続殺人事件がからみ、最初は読みづらい。
    要するに愛する人をちゃんと信じてあげることができるかどうかにかかわる話だ。三件とも八王子事件の犯人ではないかと思わせぶりな書き方で、実際千葉と東京では最愛の人を疑い、最終的にその愛を失ってしまう。(千葉の場合はもどってきますが。)ところが、信頼していた人に裏切られ…ていう例もあるので(沖縄の場合)、人生はままならない。
     しかし信頼してもらうためには自分もさらけ出さないと。秘密主義の人は信用ならない、というのが私の持論です。千葉も東京も、疑われても仕方ない状況だったんじゃない?

  • いろんな人物が登場する.殺人犯の山神一也.彼を追う北見壮介と南條邦彦.小宮山泉と知念辰哉,田中.槙洋平と愛子,明日香,田代哲也.藤田優馬,友香,航,大西直人.物語が並行的に進むので,把握が難しいが,下巻が楽しみだ.

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著者プロフィール

吉田 修一(よしだ しゅういち)
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業後、スイミングスクールのインストラクターのアルバイトなどを経験。1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作は第117回芥川龍之介賞候補にもなった。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞を同年「パーク・ライフ」で第127回芥川龍之介賞、2007年『悪人』で第61回毎日出版文化賞及び第34回大佛次郎賞、2010年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞、2019年『国宝』で第14回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。2016年には芥川龍之介賞選考委員に就任している。その他の代表作に、2014年刊行、本屋大賞ノミネート作の『怒り』。2016年に映画化され、数々の映画賞を受賞。

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