- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120045868
感想・レビュー・書評
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市橋達也事件が題材。レビューは下巻にて。
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2014.12
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淡々と、何が起こるかわからない。でも、何かが潜んでいる。結末は、はっきりした形あるものが見られるのか…上巻を読んだ限りではまだ不明。
吉田修一って感じです。なんか、いいよね。
下巻にも期待です。 -
7
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コメントは下巻にまとめて
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何年か前に整形、逃走した殺人犯がいた。
それをほうふつとさせる話し。
世の中には訳ありの人って意外といるものなんかなー。
あの人かも、この人かも、気になる展開で、下へ続く。 -
ひとつの殺人事件の容疑者が、周囲の人々から「容疑」をかけられ「犯人」に絞られるまでの経過を描いた作品。
知り合った人がどういう人物であるか判断するのは、経過した時間が大切なのか、過去を知ることが大切なのか。嘘か真実かもわからないのに何を信じるのか。
考えるごとにわからなくなり、わからなくなるごとに先が気になる。 -
突然起こった殺人事件。
その犯人は殺害現場を全裸で徘徊し、数時間すごし過した後姿を消す。
事件から一年以上経って、東京のゲイの男性の元に、沖縄に夜逃げしてきた少女の元に、失踪してソープに売られた後父親の元に帰ってきた女性の元に、それぞれ身元不明な男性が現れる。
彼らは同一人物で事件の犯人なのか、それとも他人なのか。
物凄くハラハラしながら読みました。
まだ人物が登場したばかりなので、下巻を楽しみにしたいと思います。 -
さすが芥川賞作家、文章が繊細でうまい。にもかかわらず、ミステリー風のストーリーにもグイグイ惹き付けられる。
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下巻の方で上・下通した感想を書く予定です。
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こぶ平のお勧め。
今までのこぶ平のお勧めの中では、一番面白かった。
実際にあった事件を参考にして、
その事件がもたらしたであろう普通の人々への波紋を、
ミステリー含みで描いており、
まずは、この構造が面白かった。
もちろん、それだけではなく、
話にぐいぐい引き込まれていくのは、
心理描写や人物描写とミステリーのバランスが良かったのだろう。
まあ、それがゆえに、登場人物に感情移入してしまい、
結末がちょっとせつなかったが。
(下巻へ続く) -
殺人事件が起こり、3人の怪しい人物が絡んだ話が進行していく。下巻が楽しみ。
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八王子で一家が殺される。その犯人を追う刑事、そして正体のはっきりしない男が3人。下巻ではその男たちを「信じる」「信じれない」の間で揺らぐ人々の心が描かれている。怪しげな男たちの話は時系列もはっきりとしなかったが、スルスルと真実が分かっていく。しかし、真実が分かることより、3人の男たちに関わった人たちの「信じる」「信じれない」という気持ちの方が読後に重く心に残った。
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残忍な殺人事件。
それとともに同時に語られる3つの話(家族)。
これらの話は最終的にどうつながっていくのだろう。。
なにがなにやらよくわからない状態で上巻が終了しました。 -
[2014.09.18]
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期待しながら、読み始め一気読み。実はそれぞれの登場人物と会っている男たちは同一人物⁈という事は逃亡犯⁈時間が交錯している設定なのかなぁ…さぁ下巻読もう!
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犯人が整形して逃亡…という実際の事件をモチーフにした小説。上巻では、バラバラとまとまりなくも見えるストーリーが展開していくのですが、それでも先を読まずにはいられません。それぞれの登場人物が抱える屈託と、表と裏のギャップ。気軽に自分と重ね合わせられる人ばかりではなく、でもどこかにいそうであり、そしてそのギャップに悩み、埋めたくて、でも周囲にも合わせながら生きている感覚は、あまりにも身近であったりもするのです。
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「怒」の文字が残る残虐な事件。今、自分が出会った人が、もしかしたら逃走した犯人かも……。そんな出会いが知らない間に、日本のあちこちで静かに浸透している。その様子が無理なくリアルで、吉田さんうまいなと感じた。
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14/08/28読了
身元の定かでない3人のうち、誰が犯人なのか。続きが気になる -
2014.8.29
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ページをめくる指が止まりません。
字が大きいので意外にサクサクよめますが
上下にする意味あったんかい? -
【要旨】殺人現場には、血文字「怒」が残されていた。事件から1年後の夏。犯人・山神一也は整形して今も逃亡を続けている。
房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現われ、大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、母と沖縄の離島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。
それぞれに前歴不詳の3人の男…。犯人・山神一也はどこにいるのか?
上下巻一気に読んでしまった。
おもしろかった。不思議なことに、読み終わった後は犯人だった彼よりも、それ以外の2つの話の方が心に残った。
残念だったのは、肝心の犯人の人物像、過去、殺人に至った過程、「怒」の文字の意味など、あまり深く書かれていなかったところ。
そっちがテーマじゃなかったからか? -
やはり上手いです。どんどん引き込まれます。
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下巻を読んでいないので何とも言えない。
しかし、文章は読みやすく、魅力的な登場人物が多い。
下巻に期待して★4つ。 -
悪人に似てる
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ある殺人事件とそれとは一見関係がなさそうな3つのストーリーが淡々と展開される。読者の意表をつく下巻の展開に期待。