怒り(上)

著者 :
  • 中央公論新社
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レビュー : 306
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120045868

感想・レビュー・書評

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  • 映画の予告に惹かれ読んだ一冊。八王子で発生した夫婦殺害事件。指名手配された犯人山神は惨殺の後、「怒」の文字を残し逃亡…その一年後に千葉・東京・沖縄で現れた3人の男はそれぞれ犯人と似た特徴を持つ。田代と愛子、直人と優馬、田中と泉。それぞれの関係がどうなっていくのか。そして犯人山神との関係性、山神が残した「怒」の意味は。全てが明らかになる〈下〉に期待!

  • 2016年9月

  • 2016_09_14-0095

  • 一つの殺人事件をコアに展開する群像劇。
    どこに収斂されていくのでしょう。
    下巻が楽しみです。

  • 八王子夫妻殺害事件の容疑者は、なぜ尾木夫妻を殺害し、犯行現場に6時間も全裸で留まっていたのか。
    そして現場に残された「怒」という文字が何を意味しているのか。

    謎を残したまま一年が過ぎ…
    千葉、東京、沖縄。それぞれの場所で、自分の過去を語りたがらない人物との出会い。関係が深まるにつれ、相手をもっと知りたくなる。

    その人を受け入れるのに過去は必要なものだろうか?

    登場人物の台詞が、全体的に作者に言わされている感あり。
    でも、泉が田中さんにコーヒーをごちそうしてもらい、母の愚痴を聞いてもらう場面はとても自然で好きです。

  • 映画化されるので、気になって読んだ作品。ある殺人事件により、犯人が行方をくらませてしまう。しかし、犯人は整形しているのではないかという疑惑が持ち上がり、クリニックなどの捜索や、沖縄にまで捜査網を広げ、沖縄での捜査の様子なども映し出される。そして、「怒」の文字が意味するものは一体何か、犯人を追っていく内に犯人像などが気になり、正体はこの人物ではないかと読みながら予想してしまうほどである。一見、つながりのなさそうな人物たちが色々な所で関わり、どのような形で繋がるのか気になるところ。下へ。

  • 20160823

  • 一つの夫婦殺害事件と逃亡する容疑者。それを軸に4つの物語が進んでいく。沖縄の母子家庭の高校生。港町の父子家庭。東京のゲイ。事件を追う警察官。

  • 八王子で夫婦を殺した指名手配犯、山神一也。

    山神を追う刑事の北見。

    そして、もしかすると山神かもしれない?人物と関わりのある千葉、東京、沖縄に住む
    愛子、優馬、泉とその周りの人々が語り手となる群像劇。

    上巻では、山神の特徴とそれらの人物が少しずつ共通点があって、読者としては誰が山神なのか、推理しながら読み、なんともスリリングな、展開に。


    一定数、身元を明かせない人っていると思うけど、だからといって殺人犯かっていうとそれはまだわからない。

    でも人間っていったん疑心暗鬼になるともうそれに取りつかれちゃうよね。

    下巻も楽しみ!誰が犯人か早く知りたい気持ちでいっぱいです。

  • 登場人物とその場面が多くて、複雑な場面設定になかなか読み進められなかったけど、

    それぞれの生活が頭に入るようになって、
    やっと読破。

    まだ上しか読めてないので、早く先が読みたいです。
    (図書館で上しかなかった・汗)

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著者プロフィール

吉田 修一(よしだ しゅういち)
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業後、スイミングスクールのインストラクターのアルバイトなどを経験。
1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作は第117回芥川龍之介賞候補にもなった。
2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞を同年「パーク・ライフ」で第127回芥川龍之介賞、2007年『悪人』で第61回毎日出版文化賞及び第34回大佛次郎賞、2010年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。2016年には芥川龍之介賞選考委員に就任している。
その他の代表作に、2014年刊行、本屋大賞ノミネート作の『怒り』。2016年に映画化され、数々の映画賞を受賞。体当たりの演技を披露した広瀬すず出世作としても名を残すことになる。

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