怒り(上)

著者 :
  • 中央公論新社
3.74
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本棚登録 : 2200
レビュー : 306
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120045868

作品紹介・あらすじ

殺人事件から1年後の夏。房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現われ、大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、母と沖縄の離島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。それぞれに前歴不詳の3人の男…。惨殺現場に残された「怒」の血文字。整形をして逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作!

感想・レビュー・書評

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  • 八王子で起きた殺人事件。
    夫婦が殺害され、現場に残された「怒」の文字。
    逃亡を続ける犯人の山上一也。

    その事件から1年後のこと。
    遠く離れた3つの場所で3つのストーリーが展開されていく。
    そこには「山上?」と想像される人物が一人ずつ。
    誰が山上なの?
    どんどん引き込まれて、とまらない。

  • 八王子で起こった夫婦殺害事件。
    容疑者山神一也は一年経った今でもまだその足取りが掴めていない。
    廊下には被害者の血を使って書かれた言葉「怒」の文字が残されていた。
    「怒」の文字は何を意味するのか? 

    房総半島の港町浜崎に住む父と若い娘。
    東京の会社に勤めながら実はゲイである若い男。
    母親と共に沖縄の島に移り住んできた女子高校生。
    犯人山神を未だに追い続けている警察官。

    四つの視点と舞台から描かれ、それが頻繁に変わるため、最初は非常に読みにくい。
    短い章単位であちこちへ飛び、登場人物も多いので、それぞれのキャラを頭の中で纏めきるのがなかなか難しい。
    それでも、そこはさすがに現代の名文家吉田修一。
    少しずつながら話の展開に興味が湧いてくる。

    警察官を除く三つの場所に謎の男が一人ずつ登場してくる。
    当然その誰かが犯人山神一也なのだろうと推測できるが、それが誰なのか?
    ヒントと思しき会話や場面が合間に現れだす。
    ばら撒かれた数多くの伏線がどのように回収されていくのかが気になり、徐々に居ても立ってもいられなくなってくる。

    というあたりで、上巻は終了し、下巻へと続くのである。
    そんなわけで、この上巻の三分の二を過ぎたあたりから、ページを捲る手が早くなってくるのだ。
    さあ、どういう結末が待っているのか、下巻が非常に楽しみだ。

  • その男が誰なのか核心に迫っていくスリルがあります。吉田さんは人物、生活を浮き彫りにするのがうまいですね。どんどん引き込まれて、このまま下巻に突入です。

  • 東京八王子の凄惨な殺人事件を縦糸に
    東京、沖縄、房総の3舞台で起こる話を
    横糸として紡がれていく物語。
    それぞれの場に現れる、
    生きてきた背景が全く見えない4人。
    東京、北見刑事が愛する女性。
    東京、排他的な愛を求める優馬と同棲を始める直人。
    沖縄、奔放な母に引きずり回される泉が
    出会う無人島で暮らす田中。
    房総、何かに追われるように
    自分を捨ててしまう愛子と
    そんな愛子を哀しい気持ちで
    接する事しか出来ない洋平たちの平凡な町に
    忍び込むように住み始める田代。
    少しずつ心を通おせようとする人々が
    得体の知れないものへと変容していく。

  • だれもまだそれほど怒ってない

  • さすがだなあ。前作以上に地方コミュニティの閉塞や重たい空気感が漂いながらミステリーとしてのエンターテイメント性がアップしている。映画化はある一点で大変困難だろう。キャラの、特に造形を脳内でイメージする小説ならではの設定。

  • 読了。
    ネットで東方神起のある曲について書いてあると知り、図書館でかりて。そしたら映画上映中のやつだったww

    読みやすかった。上下巻合わせて1日で読めた。というか返却日過ぎてたので急いで読んだんだけど。

    この巻では何か影のある人物が何人か出てくる。それぞれが、指名手配されている凶悪事件の逃走犯らしき人物のように思え、「こいつか?ん?逆にこいつ?」みたいな感じでどんどん読み進めることができる。

    そしてそれらの人物に関わる人たちにも不幸や悲しみやネガティヴな思いがまとわりついていて、暗い。

    まず最初の夫婦殺害事件のインパクトも強いのだけど。

    続きが気になってすぐ下巻に手を出すと思う。
    (161106)

  • 全力で信じることを試される人々の話。

  • 他人を信じるのって、何て難しいのだろう。
    愛とか、恋とか、そんな単純なことでは語れないほどに。

    だから、他人に信じてもらえるということは、
    限りなく尊いのだ。
    無性に、嬉しいのだ。

  • ボランティア仲間の方に勧められて。
    おもしろい。
    誰が山神なのか、誰もが山神なのか。
    煽られてるわー、私。
    下巻が楽しみ。

  • トンペンの間ですごくこの作品が話題になって、読もうと思って積んでたらいつの間にか映画化、文庫化の流れに!遅ればせながら上下巻一気に読みました。
    事件ものとして面白かっただけではなく、心に刺さるものがあってズキズキしました。

    とある事件がベースになってるけど、事件そのものよりもその事件を知った人々の反応や揺れる気持ちに重点が置かれてている話でした。
    愛する人、大事な人を心の底から信じることとは。
    信じていた相手に絶望することとは。
    人と人が関わって生きていく上で、逃れる事のできないテーマを突きつけられます。

    千葉編の洋平と愛子の親子や、東京編の優馬、沖縄編の泉それぞれの心情が生々しくて切なくさせられました。
    気持ちが揺れ動く様を肌身で感じてしまう描き方です。
    ところどころに流行りや旬の時事問題を挟み込んでいるのが日常風景をより鮮明に際立たせていて、リアル感抜群。

    映画キャストを知ってしまったので、原作読んでて登場人物の脳内イメージが松ケンとか広瀬すずになっちゃってます…
    ぶっきー×綾野剛で倒れそうです。
    作家さんはまさかビギではないだろうけど、「Somebody to love」とか好きな二人が残ったとか、すごいところを突いてきていて…タダモノではないです。

  • あなたの身近な人が、殺人犯に似ていたら。
    あなたは、どうしますか?

    通り魔的殺人犯が世間を騒がせている。
    指名手配写真を見たら、あの人にそっくりだ。

    似てる。
    似てるというより。
    似てる、そっくりというより。本人か。
    いやでも、まさか。まさか、そんな。
    ないない、ありえない。
    いやでも、もしかして。

    その人を信じられるほど、過去を知らないことに気付いた時。
    その人が過去を語らず、隠したがる風を感じた時。
    あなたは、どうしますか?

    怒りに任せた殺人。通り魔的であれ、思い詰めたものであれ、殺人は同じ。
    でも、それらの罪の重さは同じなのでしょうか?

    上下巻と長編ですが、『悪人』よりも、深く考えさせられる問いかけの数々に、思わず、下巻に手を伸ばしてしまいました。

    図書館スタッフ(学園前):れお

  • 殺人事件から1年後の夏。房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現われ、大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、母と沖縄の離島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。それぞれに前歴不詳の3人の男…。惨殺現場に残された「怒」の血文字。整形をして逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作! (「BOOK」データベースより)

    ぐいぐいきます。久しぶりの吉田さん作品。この小さなお話がいつかつながるのか、どうつながるのか、いったい本当の犯人は誰?どの人物もそう見えてしまう。おもしろーい!!

  • 八王子で起こった殺人事件。
    若い男が住宅に侵入し、夫婦を殺害。その後室内を物色し、逃走。事件発生から一年経ったがまだ、容疑者は逃走を続けている。

    ゲイの会社員が東京で出会った若い男。
    千葉の港町で働きだした若い男。
    沖縄の離島で隠れるように生活する若い男。

    本名かどうかもわからない名前を名乗り、過去を語らない男たち。事情があるのだろうと周囲は彼らを受け入れるが、心から目の前の男のことを信用はできない。もしかしたらこの男はあの八王子事件の犯人なのでは? だから身を隠すように生活しているのでは?
    信じるとは何か。

    三つの場所の謎の男。事件を追う警察。

    -----------------------------

    世田谷一家殺害事件と市橋達也の逃走劇がモデルなんだろう。明らかに同じ設定の部分があって、妙な既視感があった。

    『怒』という血文字の恐ろしさ。
    米軍問題やレイプ被害者への対応、性的マイノリティ、多くの謎と課題を残して下巻へ続く。

  • 「犯行後、男は六時間も現場に留まり、そのほとんどを全裸で過ごしている」

     小説の書き出しと言うのは重要で、読者を作品に惹きつける役割を持つ。

     久々に、これはすごいと思う書き出しだった。

     何かの事件の残虐性、異常性を一行だけで表している。すごい。

     書き出しに惹きつける力がある作品は必ず面白いと思って間違いない。

     そして一気読みである。


     八王子の住宅街で殺人事件が起きた。

     猛暑日に起きた犯行は夫婦が包丁で刺殺され、そのおびただしい血の跡には犯人が書き残した「怒」の一文字が血文字で残されていた。

     犯人のその後の足取りは途絶え、事件から一年が経った。

     同時進行する物語は四つ。

     千葉県外房の漁師の父と娘、家出してから二カ月後に歌舞伎町で保護された娘との生活に将来を見いだせない父親。
     そんな漁村に田代という男が現れる。田代はここで働かせて欲しいと言う。
     素性の知れない男に、娘は好意を抱きはじめる。

     新宿二丁目、広告代理店に勤める優馬は仕事終わりにここへ来て好みの男を探していた。いわゆるゲイだ。
     発展場の奥に一人座りこむ男を見つけ、セックスした。身寄りがないその男、直人との二人生活が始まった。

     沖縄県波留間島に夜逃げ同然で逃げてきた母と娘。中学生の泉はある日、同級生の辰哉のボートで無人島を訪れる。
     そこの廃墟で出会ったバックパッカー然とした男は田中と名乗った。ふらふら旅をしているうちに、ここに辿り着いたという。それから数度、田中に会いにこの無人島に来る。

     八王子署、夫婦殺人事件の担当の北見は事件の手がかりを求め続ける。
     そんな北見は寮に老猫を飼っている。公園で拾った猫だが、普段寮にいないときの世話を、同じく公園で猫に餌を与えていた美佳に頼んでいる。だが、この女の素性も知れない。


     怒りとは何か。作中で怒りに関する会話がある。

    若い刑事「山神という男は何かに怒ったところで、結局その状況は良くならないと思っているんじゃないでしょうか。だから怒っている人たちが愚かに見えるというか、こうはなりたくないというか……、すべてを諦めてしまった人間のような……」

    本部長「君、まさか、君もそう思ってるんじゃなかろうね。上司には何を言ってもどうせ無駄だって。私たちはちゃんと聞きますよ」

     本部長に茶化された若い刑事が俯いて席につく。その拳が強く握られていた。(P-175)


    辰哉「この前、チベットの僧侶が焼身自殺したってニュース見たんだ。死ぬほど嫌だって気持ちって、いったいどんな気持ちなんだろって思った。すげー悔しいとか、悲しいとか、情けないとか、そんな簡単なものじゃないんだよな。俺は本気なんだって。本気で怒ってるんだって。でもさ、それを死なないで相手に伝えることってできないのかなって。……でもさ、無理なんだろうね。その本気っていうのを伝えるのが一番難しいんだよ、きっと。本気って目に見えないから……」(P-211)


     素性不明の男三人と、事件を追う刑事。

     怒りの向かう先はどこなのか。下巻に続く。

  • それぞれの登場人物が、どこかで結び付くのかと思ったが、こーゆーやり方があるのか…と納得。優馬と直人のエピソードのオチはいまいち。よくゲイを題材にするが、たまにはハッピーエンドにして欲しい。作者の人生経験がベースにあるとは思うが、そゆこと?みたいに深読みしてしまう。

  • 映画を薦められたけど、途中で断念したので原作を読むことにした。

  • 惨殺現場に残された「怒」の血文字。杳として行方の知れない犯人。そして、事件から1年後の夏-。房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現れ、ゲイの優馬は直人と出会い、女子高生・泉は田中と知り合う…。

  • (感想は下巻にまとめて)

  • 読んでいるととってももぞもぞしてきた。どう着地するんだろう・・・。

  • 謎に大きな動きなく、下に続く…

  • .

  • 嵐の序章を見ているようだった。当たり前のように起こるいろんな人の人生の日常が描かれていた。その中には、政治的な問題もあり、人権の問題もあり、いろんな人の人生が普通ではなくて、それが言わば当たり前のことなんだなと思う。
    自分が強くならなければ。泣き寝入りして、違う決断だけはしてはいけない。涙を呑んで涙を血肉にして強くならなければ。アクションを起こさなければ、何もおこらない。

    山神一也はいったいどれなの?彼は、何におびえているのか。

  • 吉田修一は好きな作家なのだが、小説を読むのはかなり久しぶり。
    初期の頃の日常にふと訪れるドラマを描いた作品から、最近は犯罪をテーマにしたエンターテイメント性も備えた作風に遷移している印象。
    『悪人』や『さよなら渓谷』は、映画は観たのだが原作は読んでいなかった。

    八王子の新興住宅地の住居で夫婦を通り魔的に惨殺し、指名手配されながら一年以上逃走を続けている容疑者を巡る話。
    容疑者を追う刑事たちが登場するが、彼らが容疑者の所在に少しずつ迫っていく、というオーソドックスな展開とはならない。
    外房の漁師町の父娘、一流企業に勤める同性愛の青年、夜逃げを繰り返し沖縄の離島に辿り着いた母娘、という三組の全く関わりを持たない人々の生活に、容疑者を思わせる流浪の青年が入り込んでいくストーリーが並行的に進行していく。
    果たして、三人の流浪の青年のうち、誰が容疑者であるのか、はたまたいずれも容疑者とは異なるのか、そのサスペンスを味わうのが登場人物たちではなく、小説の読者である、というところに構成の妙がある。
    これだけ情報の行き来のスピード化、フラット化が進んだ現代においては、ミステリもこういう形にしなければ成立しにくくなってきているのかな、という気もする。

    ラストの展開にはスッキリしないものを感じさせるところがあるのだが、ありきたりで終わらないあたりが『悪人』『さよなら渓谷』にも通じる著者の真骨頂と言えるのかもしれない。

  • 八王子で起きた夫婦殺人事件。惨殺現場に残された「怒」の血文字。
    逃亡を続ける犯人。

  • 縺セ縺壽ョコ莠コ莠倶サカ縺ョ險倩ソー縺後≠縺」縺ヲ縲∵?蟄舌r隕句ョ医k譏取律鬥吶?√ご繧、縺ァ繧オ繝ゥ繝ェ繝シ繝槭Φ縺ョ蜆ェ鬥ャ縲∝峅縺」縺滓ッ崎ヲェ繧呈戟縺、螂ウ蟄宣ォ倡函縺ョ豕峨?∵骨譟サ蜩。縺ョ蜊玲「昴→蛹苓ヲ九→縺?▲縺溷屁縺、縺ョ繝代?繝医′蜈・繧御サ」繧上j遶九■莉」繧上j蜃コ縺ヲ縺上k縲ら屁繧贋ク翫′縺」縺ヲ縺阪◆縺ィ縺薙m縺ァ驕輔≧繝代?繝医↓螟峨o繧九°繧峨ム繝ャ繧九%縺ィ縺後↑縺??りォヲ繧√′縺ゥ縺?d縺」縺ヲ諤偵j縺ォ螟峨o繧九?縺九?√◎縺薙↓闊亥袖縺後≠繧九?ゅ◎繧後◇繧後?繝代?繝医′縺ゥ繧薙←繧馴擇逋ス縺上↑縺」縺ヲ縺?¥縺ョ縺ァ縲∵ョコ莠コ莠倶サカ縺ョ迥ッ莠コ謗「縺励′縺昴l縺サ縺ゥ驥崎ヲ√〒縺ッ縺ェ縺上↑縺」縺ヲ縺上k窶ヲ窶ヲ縲

  • 2015年 第12回本屋大賞 第6位

  • 冒頭から扇場的なシーンが目に飛び込んできます。ストーリーは4つが同時平行で進みます。上巻だけで判断すると同じ時代に思えますが…。いずれのストーリーも『怒り』に共通しているんですが、全体的にかなり陰の部分が多く、どこまで深く潜れば見えてくるのか全く分からない感じが下巻を誘いますね♪
    最後の着地はこれいかに?

  • 『怒り』…すごいタイトルである。
    しかも上下巻で重々しい装丁。その威圧感にちょっと尻込みしてしまう。
    でも読み始めたらどんどん話に引き込まれ止まらない。
    映画化もされているけど先入観なしで読みたいので、キャストは敢えて知らないまま。

    舞台は八王子で起きた夫婦殺害事件から一年後。
    千葉、東京、沖縄で犯人の特徴と似た3人の男が現れる。
    それぞれの土地で暮らす人と関わる謎の男、田代・直人・田中。
    果たしてこの3人の中に犯人はいるのだろうか。

    港町で働く洋平とその娘の愛子、都内で働くゲイの優馬、沖縄の波照間島へ引っ越してきた女子高生の泉。この三場面を交互に行き来しながら物語は進みます。
    あと合間に犯人の行方を追う刑事の恋物語も(笑)これいるのかな…。

    八王子の殺害現場には犯人が書いたと思われる「怒」の血文字が残されていたけど
    事件のことも血文字の件も進展しないまま下巻へ…。

    上巻を読み終える頃には、主要の登場人物全員に感情移入してしまい、みんな幸せになってほしいと願わずにはいられなくなっていました。
    あのシーンは衝撃だったな…つらい(;_;)
    優馬が母親との思い出を回想するシーンにも思わずウルっときました。

    物語全体を通した感想は下巻で。

  • 2017/7/17

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著者プロフィール

吉田 修一(よしだ しゅういち)
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業後、スイミングスクールのインストラクターのアルバイトなどを経験。1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作は第117回芥川龍之介賞候補にもなった。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞を同年「パーク・ライフ」で第127回芥川龍之介賞、2007年『悪人』で第61回毎日出版文化賞及び第34回大佛次郎賞、2010年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞、2019年『国宝』で第14回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。2016年には芥川龍之介賞選考委員に就任している。その他の代表作に、2014年刊行、本屋大賞ノミネート作の『怒り』。2016年に映画化され、数々の映画賞を受賞。

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