ドミトリーともきんす

著者 :
  • 中央公論新社
4.05
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本棚登録 : 2028
感想 : 207
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120046575

作品紹介・あらすじ

不思議な学生寮「ともきんす」。お二階には寮生さんが4人。

朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹……
テーマは科学者たちの言葉―高野文子最新コミックス!

高野文子が新作のテーマに選んだのは「科学者たちの言葉」でした。日本の優れた科学者たちが残した文章を、なぜいま読み返すのか。
その意義を、架空の学生寮を舞台に、「科学する人たち」と一組の母娘の交流を通じて丁寧に描いていきます。
「道具を持ち替えることから始めた」と著者が語る通り、画面を行き交う線はさらなる進化を遂げ、
フィクションとノンフィクションのあわいに、唯一無二の世界が生まれました。
本書には、Webメディア「マトグロッソ」で連載されていた表題作に加え、連載への布石となった短編
「球面世界」「Tさん(東京在住)は、この夏、盆踊りが、おどりたい。」の二篇を収録。
漫画単行本としては前作『黄色い本』から12年―大判サイズで絵の魅力をあますことなく伝えた、ファン待望の一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 高野文子さんの漫画、初読み。
    なんとも心地の良い語りの距離感とイラスト。

    朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹といった日本を代表する偉大なる科学者達を”ともこ”と”きんこちゃん”の営む想像上の下宿に住まわせ、対話し、その名著達を紹介するという、漫画という形式にして極めて学術的試みの作品。

    それぞれの学者達の理論を象徴するかのようなモチーフ選びとそれを表現するコマ割りが秀逸。
    時間、空間を忘れ意識が引き込まれる。

    章末の引用や著作のエッセンスの紹介文などは正直高尚すぎてよくわからないのだが、こういう熱い想いが未来を切り拓くのだなぁというところはいたく実感。
    著作を読んでみようと思うにはまだハードルが高く感じるが、こういった紹介は見識をわずかばかりでも広げることができる意味でありがたい。

    • ☆ベルガモット☆さん
      fukayanegiさん、こんにちは!

      こちらの本、科学を身近に感じさせる凄い本ですよね!
      理系はさっぱりだったので、学生時代に出会...
      fukayanegiさん、こんにちは!

      こちらの本、科学を身近に感じさせる凄い本ですよね!
      理系はさっぱりだったので、学生時代に出会いたかったです。
      fukayanegiさんは、理系も得意そうですね!
      fukayanegiファミリーの反応はいかがだったでしょうか。
      2023/10/22
    • fukayanegiさん
      ベルガモットさん

      こんばんは。
      コメントありがとうございます!

      この本はベルガモットさんのレビューを読んで、気になって自分の中の読みたい...
      ベルガモットさん

      こんばんは。
      コメントありがとうございます!

      この本はベルガモットさんのレビューを読んで、気になって自分の中の読みたいリストに入れていたものです。一年くらい寝かせてしまいましたけど、やっと読むことができました!

      自分は数学とかパズルみたいなのは好きなのですが、この本の偉人達の活躍した自然科学みたいな分野はてんでダメです。
      なので、正直あまり具体的な話は頭に入って来なかったのですが、それでも漫画の力で目から興味を向けさせてくれるのが凄いと思いました。

      残念ながらこの本は個人的に楽しんだので、ファミリーはパパまたなんか珍しい大きさの本読んでるよくらいにしか思われてなかったと思いますw
      今思えば、嫁さんにつられて子どもらも朝ドラたまに観てたので、牧野富太郎のところとかは振ってもよかったかもしれませんね〜。
      2023/10/22
    • ☆ベルガモット☆さん
      fukayanegiさん、コメントのお返事ありがとうございます!
      数学やパズルが好きというのも、賢いオーラ出てますなっ
      漫画のチカラで興...
      fukayanegiさん、コメントのお返事ありがとうございます!
      数学やパズルが好きというのも、賢いオーラ出てますなっ
      漫画のチカラで興味を向かせる手法は確かに凄いですよね~
      あ、牧野さんのところは朝ドラ夢中だったらもっと興味深く読めたかも。
      ファミリーとパパの関係性がまた、いいですなあ♪(いつもおねだりして申し訳ありません)
      2023/10/22
  • 再読。学生時代物理や科学は全くダメだったが、日常のふとした疑問や気づきがそういう系だったりすると面白く感じる。あとがきで高野さんが漫画で読書案内と言っているのが一番しっくりくるこの本。朝永氏同様この前読んだ安野さんも幼少期に鏡の不思議体験を楽しんだエピソードも良かった。

    • 111108さん
      ベルガモットさん コメントありがとうございます♪

      物理は私も赤点どうにかまぬがれる位にダメでした。化学?科学?もそれに近いレベル。
      でも高...
      ベルガモットさん コメントありがとうございます♪

      物理は私も赤点どうにかまぬがれる位にダメでした。化学?科学?もそれに近いレベル。
      でも高野文子さんは「不思議だなぁ、何でだろう?」という普通の人の気づきレベルから話を進めてくれるので大丈夫です!読み終えたらけっこう物理好きになるかも?ですよ♪
      2022/07/24
    • ☆ベルガモット☆さん
      111108さん お返事ありがとうございます♪

      安心しました!
      では頭が冴えてやる気があるときに取り寄せてみたいと思いまーす。
      先...
      111108さん お返事ありがとうございます♪

      安心しました!
      では頭が冴えてやる気があるときに取り寄せてみたいと思いまーす。
      先に、『しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん』の絵本から読むかもしれません☆
      2022/07/24
    • 111108さん
      ベルガモットさん

      『しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん』、読友さんのレビューで気になってました!ベルガモットさんの感想も楽しみにしてま...
      ベルガモットさん

      『しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん』、読友さんのレビューで気になってました!ベルガモットさんの感想も楽しみにしてます♪
      2022/07/24
  • とも子さんが娘のきん子ちゃんと暮らしながら寮母をつとめる学生寮『ドミトリーともきんす』。寮にはトモナガ君(物理学者の朝永振一郎)、マキノ君(植物学者の牧野富太郎)、ナカヤ君(物理学者の中谷宇吉郎)、ユカワ君(物理学者の湯川秀樹)の4人が下宿し、研究にいそしんでいる。
    科学者の研究内容と著書のエピソードを漫画でわかりやすく紹介した本。

    知っているのは名前だけで、研究の内容や経歴などはほとんど知らなかった研究者たちだが、まるで本当に彼らに接した人からエピソードを聞いているようで、それぞれの人物が愛おしく、研究のことをもっと知りたくなる。

    トモナガ君は何を見ても自然の中の不思議をついつい考えずにはいられない。研究に行き詰り、「だいたいぼくは物理なんか大嫌いなんです。」と愚痴る彼には、人間としての共感を感じずにはいられない。

    マキノ君は自由でユーモアいっぱい。小説『ボタニカ』や朝ドラで注目され、本屋で著書をよく見かけるようになったので、これからもっと研究や人となりを知ることができそうだ。

    ナカヤ君は子供の頃に聞いたおとぎ話や伝説を心の中に大事に持っており、自然に対して驚異の念をもって接することができる。戦中に北海道で昭和新山を造り上げた自然の力を「闘争や苦悩の色がみじんもなく、それはただ純粋なる力の顕現である。」とする彼の言葉は、些細な事で右往左往する自分を一瞬冷静にさせてくれる。

    ユカワ君は不器用で恥ずかしがり屋だ。作文が苦手なので、他の人と違って自分の気持ちを表した著書はあまりないようだが、物理学の将来を見つめる真剣なまなざしを感じる。
    同級生だったトモナガ君とは、お互いに自分にはないものを持つ相手に対する羨望と尊敬があったようで、素敵な友人関係だと思う。

    最後に引用されている湯川秀樹の「詩と科学」という詩が印象深い。
    「…いずれにしても、詩と科学とは同じ場所から出発したばかりではなく、行きつく先も同じなのではなかろうか。/そしてそれが遠く離れているように思われるのは、とちゅうの道筋だけに目をつけるからではなかろうか。/どちらの道でもずっと先の方までたどって行きさえすれば、だんだんちかよってくるのではなかろうか。/そればかりではない。二つの道はときどき思いがけなく交差することさえあるのである。」

  • 図書館で、高野文子さんの漫画を見つけた!と思って借りたら、私の一番苦手な科学を漫画で説明した本でした。
    「ドミトリーともきんす」という学生寮に、物理学者の朝永振一郎さん、植物学者の牧野富太郎さん、雪や氷の研究の中谷宇吉郎さん、物理学者の湯川秀樹さんらが、下宿している設定で、科学の入り口を漫画と、著作の紹介で説明してくれます。

    その中で、湯川秀樹さんが書かれた「詩と科学」という文章が印象的でした。
    (前略)
    ごみごみした実験室の片隅で、
    科学者はときどき思いがけない
    詩を発見するのである。

    しろうと目にはちっとも
    おもしろくない数式の中に
    専門家は目に見える花よりも
    ずっとずっと美しい自然の姿を
    ありありとみとめるのである。
    (中略)
    ただしひとりの人によって見つけられた詩は、
    いくらでも多くの人にわけることができるのである。

    この本の中で紹介されている自然科学の本は私はたぶん読む機会はなさそうな気がしますが、この漫画で、さわりだけ読んで、ちょうどおなかがいっぱいになりました。
    高野さんが「涼しい風たち」とおっしゃっている本たち。時間があったら読んでみたい気はするのですが。

    • 地球っこさん
      まことさん、こんにちは♪
      いつもレビュー楽しみにさせていただいてます。
      この「ドミトリーともきんす」は大好きな本なので、ついコメントして...
      まことさん、こんにちは♪
      いつもレビュー楽しみにさせていただいてます。
      この「ドミトリーともきんす」は大好きな本なので、ついコメントしてしまいました。
      科学は苦手だけど、宇宙とか元素とか、雪、花……そんな自然の誕生や成り立ちを想像するとワクワクしてしまう私にはぴったりの本だったからです。
      難しい科学の本は眠たくなってムリなんですけど、昔の科学者さんたちの随筆は大好きです。ユーモアがあったりロマンチックだったり……
      まことさんの紹介されてる文章も素敵ですね。
      2019/06/24
    • まことさん
      地球っこさん、こんにちは!
      私も、地球っこさんのレビューいつも楽しみに拝見しています(^^♪
      「ドミトリーともきんす」は、私は偶然見つけ...
      地球っこさん、こんにちは!
      私も、地球っこさんのレビューいつも楽しみに拝見しています(^^♪
      「ドミトリーともきんす」は、私は偶然見つけました。科学者さんの随筆、読まれたんですね!私も、読んでみたいと思いはするのですが…なかなかです。積読されている(ファインマンさんとか)本もあるので、そちらを制覇してからでないと。。。
      でも、ロマンティックですね。憧れます。いつか、いつか、読んでみたいです。
      2019/06/24
  • 高野文子さん著書を探してブク友さんの本棚から見つけてお取り寄せ。
    画風がまた違う。
    私にとってはとっつきにくい自然科学を高野さんが漫画で読書案内をしてくれる。
    あとがきからの高野さんの言葉を抜粋、誠実なお人柄でじんとくる。
    『自分のことから離れて描く、そういう描き方をしてみようと思いました』
    『道具は、製図ペンを使いました。頭からしっぽまで同じ太さが引けるペンは、じつに静かな絵が描けます』
    『素直に読み、静かに伝えることに注意を払いました』

    寮母さんのとも子さんとそのお子さんのきん子さんと寮生として朝長振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹をキャラクター化。著書やエピソードを中心に、人間味あふれる表情で交流していく姿はとても親しみやすい。
    トモナガ君とうどんを頂きながら鏡の世界で左右だけが反対で上下は逆さにならない話
    ナカヤ君が雪は天からの手紙だということで読み上げていく話
    マキノ君が窓から出入りしながらチューリップの巻いた葉は降った雨を集める漏斗の仕事をする話
    ユカワ君の数をかぞえることと抽象化の話
    きん子さんの持っている松ぼっくりとの関係をxとyとzで教えてくれるなんて、へー。へー。と感心してしまう。

    日本の科学者たちが残した言葉をたどって高野さんが読み直して私たちに伝えてくれる
    ちょっとずつ彼らの著書を読んでいきたい
    巻末の盆踊りの章はおまけみたいで実は面白い
    画の構成コマ割りが独特

    覚書
    プロメテウスの火 鏡の中の物理学 朝永振一郎
    植物記 牧野富太郎
    イグアノドンの唄 中谷宇吉郎
    数と図形のなぞ 湯川秀樹

    • 111108さん
      ベルガモットさん、こんばんは!

      高野文子さん、変幻自在ですよね。そんなにたくさんの作品を読んだわけではないのですが、この本では寮母さんにな...
      ベルガモットさん、こんばんは!

      高野文子さん、変幻自在ですよね。そんなにたくさんの作品を読んだわけではないのですが、この本では寮母さんになりきって?ちょっと一緒にこのお兄さん達のお話聞いてみましょうよ、と私達読者の所におりてきてくれてるのかなと思いました。
      ちょっと物語に疲れた時とかに読むと楽しいかもしれませんね。
      2022/08/21
    • ☆ベルガモット☆さん
      111108さん、コメントありがとうございます!

      素敵な本のご紹介もありがとうございます☆
      変幻自在ですね、びっくりしました!
      な...
      111108さん、コメントありがとうございます!

      素敵な本のご紹介もありがとうございます☆
      変幻自在ですね、びっくりしました!
      なるほど、読者の側になってくれてるんですね~
      お兄さん達が窓からやあ!と紹介のところに並んでいるのが、親しみが持てて何度も眺めてました。
      他の自然科学のこともこんな風に紹介してほしいなあ。
      高野さんの本、また読んでみたいと思います。
      2022/08/21
  • 一風変わった読書案内である。

    本書の著者は「黄色い本」などで知られる漫画家・高野文子。
    紹介される本の著者は、朝永振一郎・牧野富太郎・中谷宇吉郎・湯川秀樹。
    日本を代表する科学者であり、また一般向けの著書もある人たちである。
    彼らは、寮母のとも子さんとその娘の幼児きん子ちゃんが営む学生寮「ともきんす」に住んでいる。そこは時空を超えた不思議な場所である。若き日の朝永が、牧野が、中谷が、湯川が、ときには悩みつつ、ときには生き生きと、自らの研究の萌芽を抱え、それを花開かせる術を探し求めている。

    自分は研究をするしかないとどこかでわかっていながらも、道を模索し煩悶する朝永。
    飄々とした自由人であり、貧窮しても意に介さず、「天然の教場」で学び続けた牧野。
    徹底した観察力の根底に、どこか「非科学的なもの」へのあこがれも捨てなかった中谷。
    天才的でありながらどこか木訥とした風もある湯川。彼が綴る「詩と科学」の一篇はなかなか味わい深い。
    シンプルな絵柄の中に、それぞれの科学者がそれぞれの個性で生きている。
    さりげないエピソードとともに、彼らの著書がそっと差し出される。

    科学は不思議だ。
    というより、世界の不思議さに眼を留め、それはなぜだろう?と立ち止まって考える、それが科学だ。
    ヒンヤリした手触りの科学への扉を開け、科学者たちの言葉に静かに耳を傾けるとも子さんの姿勢がとてもよい。
    静かに、静かに、世界の不思議へ。
    静かに、静かに、科学の手引きで。
    それはまた自分の内へと向かう旅のようでもある。

    読後には、読んでみたい本のおみやげも付く。
    派手ではないが極上の旅である。

  • 科学とか、物理とか、普段の生活にはとんと縁のない世界。それを少し身近に近づけてくれる。

    ふしぎだと思うこと これが科学の芽です。
    よく観察してたしかめ そしてかんがえること これが科学の茎です。
    草子て最後になぞがとける これが科学の花です。
                        朝永振一郎

    詩と科学遠いようで近い。出発点が同じだからだ。
    どちらも自然を見ること聞くことからはじまる。
    バラの花の香をかぎ、その美しさをたたえる気持ちと、
    花の形状をしらべようとする気持ちのあいだには、
    大きなへだたりはない。        
                        湯川秀樹

    そんな、科学者や物理学者たちに、
    ごきげんいかが?って、お声かけした、本でおます。

  • ようこそ。ドミトリーともきんすへ。
    寮母さんのとも子さんと、小さな娘のきん子ちゃんが営む下宿屋さん。そこには、科学の勉強をする学生さんが4人。
    日々の暮らしのなかで、とも子さんときん子ちゃん、学生さんたちとが交わす言葉の数々。
    それは、美しい詩のようでした。
    難しいことは、なにひとつなくて。
    あ、そうか。最初から難しいものなんてないのかもしれない。
    これってなに?なんて綺麗なんだろう。どうしてこうなるの?
    初めは、単純で純粋でまっすぐな気持ちが生まれてのこと。生まれたての気持ちは、まっさら。
    そこから、科学者さんたちは難しい道へと自ら飛び込んでいくのでしょう。

    このマンガは、科学への入り口とか、伝記ものとか、
    なんて言っていいのか分からないんだけれど、そんながっつりリアルな科学じゃなくて、科学へのときめきや憧れを目覚めさせてくれるような、とくとく心打つ感じでした。
    わたしは、この寮生さんたちのなかでとくに、雪や氷の研究をしている中谷くんに興味をもちました。
    物理学者・中谷宇吉郎は、
    「雪は天から送られた手紙である」
    と、素敵な言葉をのこしています。
    紹介されている『中谷宇吉郎随筆集』読んでみようと思ってます。

  • 高野文子さんの新刊!科学の著名人が、下宿屋「ドミトリーともきんす」で暮らしていたら、どんなお話が聞けるだろう、というお話。コロコロ変わる視点や、表現の工夫に見入ってしまう。
    表紙の、明朝体のタイトルと、ゴシック体の高野文子がぴったりくる。
    高野さんの漫画の一コマめで「?」と思ったことが二コマめでそういうことか!ってわかる所がすき。(話の流れでなく、構図とかの仕掛けの面で)

  • 湯川秀樹の「詩と科学」がとってもよい。中谷宇吉郎のエッセイが読みたくなった。文系だとか理系だとかという分け方のくだらなさを、改めて思い知らされる。画面構成に驚くことしきり。

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著者プロフィール

高野文子(たかの・ふみこ)
1957年新潟県生まれ。漫画家。1982年に日本漫画家協会賞優秀賞、2003年に手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。作品集に『るきさん』『おともだち』『絶対安全剃刀』『ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事』『棒がいっぽん』『黄色い本』がある。漫画作品の他に、絵本なども手掛ける。

「2022年 『増補 本屋になりたい この島の本を売る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高野文子の作品

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