還暦シェアハウス

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120046940

作品紹介・あらすじ

60歳を前に妻から別居を宣言され、一人娘は海外留学中。深夜ラジオ、ツチノコ、ジュークボックス、バブル-人生の半分以上を「昭和」で生きてきた男が、一念発起しシェアハウスに住むことに。しかし車椅子の女性オーナーは訳ありで、他の入居者たちも昭和臭ムンムンのくせ者たちだった…。"昭和の達人"が贈る書き下ろし中高年青春小説。

感想・レビュー・書評

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  • 60歳を前に妻から別居宣言された男は、一念発起し55歳以上対象のシェアハウスに住むことに。
    昭和も平成も、オレたちは生きてゆく。
    (アマゾンより引用)

  •  泉麻人「還暦シェアハウス」、2015.4発行。55歳以上、還暦世代のシニアを対象にしたシェアハウスで、青春時代の気分を取り戻す広い意味での回春を目的にした施設の物語。構想は面白いなと思います。ただ、この本の内容は、私には馴染めませんでした。

  • 同じ年代でも、男性が読むのと女性が読むのでは、思い入れに差が出る。私は女性だから今ひとつ感情移入出来なかった。残念。

  • 一人で暮らす方が楽な気もするし シェアハウスも楽しそう。面倒くさいかなぁ。

  • 55歳以上を対象にしたシェアハウス「R55」。オーナーの甘粕マダムや「回春」の言葉に引き寄せられるように入居を決めた、妻に逃げられた59歳の松木。ジュークボックスのBGMとともに、住人である同じくらいの歳のおっさん達と繰り広げられる、若い女の子とのハロウィンパーティーに、熟女達とのクリスマスパーティーなどは、もう苦笑いするしかない。オマケに最後にはいい歳してツチノコ探しの旅へ…そしてその結末には…(苦笑)

  • 小説は初めてかな。

    10代前半から、「なんか凄く面白そうでカッコいい」と思っていたお兄さんお姉さんが敬称略順不同で、
    泉麻人、酒井順子、みうらじゅん、いとうせいこう、中村ゆうじ、糸井重里、渡辺祐、山田五郎の皆さま方だったあたしは、
    都会のお兄さんお姉さんを眺めている感じで懐かしかった。

    もっと知識をひけらかされたい。

  • リタイア。

    55歳以上専用のシェアハウスでの青春話。
    作中に「若い頃に流行った◯◯」が多すぎて、作者の自己満に感じてしまったなぁ。
    自分の思い出を語りまくっている感じ。
    そして女性を性的に見ています!ていうのもちょっと...つかれた。

  • ターゲットが還暦前後なのか?多少は懐かしいと思うネタもあったけど、わからないものも多く…イマイチ楽しめなかった。

  • 西の魔女が経営する、一刻館みたいなシェアハウスで、ちゅらさんのアパートみたいなパーティがあって、おっさんがスタンド・バイ・ミーする物語。

  • シェアハウスでの第二の人生。新たな異性との出会いや広がる交遊関係を夢見る。

    リタイアしたらシェアハウスに住みたいと言っている人も身近にいるが、こんな楽しい生活が本当にあるのなら、それがいいね

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著者プロフィール

1956年、東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。テレビ雑誌の編集者を経てフリーに。東京、昭和、サブカルチャー、街歩き、バス旅などをテーマに数々のエッセイ、コラムを発表している。著書は『大東京23区散歩』『東京23区外さんぽ』『大東京 のらりくらりバス遊覧』『冗談音楽の怪人・三木鶏郎〜ラジオとCMソングの戦後史』など多数。

「2019年 『1964 前の東京オリンピックのころを回想してみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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