小さな幸せ46こ

  • 中央公論新社
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本棚登録 : 390
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120047060

作品紹介・あらすじ

両親の死、家族への愛情、友情とときめき、食と旅、小説家の秘密…『婦人公論』連載で人気を博した"幸せが見つかる"エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • いい本だー、とってもいい読み物だった!!

  • これは、村上春樹さん言うところの「小さいけれど確かな幸せ」だ。

    くすくす笑って読めるのに、時々「この世界の真理」みたいな言葉がさらっと書いてあるのでハッとする。

    ご両親を続けて見送った時期に書かれたものなので、たまにとても切なくなるが、それでも力強く生きていく姿に、勇気を分けてもらえる気がしました。

    辛い時、へとへとで長い文章は読めない、と思う時におすすめです。

  • お金持ちでもないし、特技もないし、私ってなんで生まれてきたのかなぁと思う日もあるのだけど、毎日小さなことに感謝して過ごしていると、積み重なって意外と充実した時間になっているもの。
    くたくたに疲れて会社を出たら、向こうの空にすごい虹が出ていた、とか、コンビニで小さなシュークリームを買ったら店員さんが気を利かせてお手拭きを付けてくれた、とか。昨日今日のたった2日だけでもこんなに小さな幸せがあった。
    ないものが手に入らないと嘆くよりも、今持っているもの、誰かの小さな心遣い、自然が織りなす一瞬の美しさに敏感であり、慈しんでいきたい。この本を読んで、心からそう思う。

  • 私にとっては、ばななさんの書いた文章を読むことが小さな幸せ。

  • 日常の中の小さな幸せについてさりげない文体で書かれていて、読んでいるとこちらも幸せな気持ちになってくる。ご両親が亡くなったときの悲しみの大きさがところどころで読み取れて、小さな幸せがいっそう大切に感じられる。

  • 読むだけで癒される。

  • よしもとばななのご両親が亡くなったあとの、小さな幸せを集めたエッセイ集…みたいなもの。
    よしもとばななのエッセイを読むと、小さな幸せとか、人としての大切な何かとか、そういうものを丁寧に扱いたい気持ちになるので、好き。



    札幌市の図書館で借りたもの。

  • 最悪の記憶が、最高の思い出になる
    しあわせと辛さは表裏一体
    同じ年にご両親を見送ったばななさんの日々
    丁寧で作家らしいこころの整理だと思う
    亡くなった方は、きっと傍にいて
    いっしょにいてくれていると思えるようになる
    そんな一文も印象的だった。

  • 人生最初で最後の母と二人だけの外食、この響きだけで泣けてくる。両親が同じ年に亡くなるとは、最高のダメージだったと思うがちゃんと仕事をこなすなんて脱帽です。尚、ヒルは昆虫ではない(環形動物門)。

  • 一つ一つを大切に、その積み重ねが幸せにつながるのかな。

    ”小さな幸せは、たくさん集まるといつの間にかセーフティネットになるのだと思う。(P21)”

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著者プロフィール

吉本ばなな(本名:吉本 真秀子 よしもと まほこ、旧筆名:よしもと ばなな)
1964年、東京都生まれの作家。日本大学芸術学部文芸学科卒業。卒業制作の「ムーンライト・シャドウ」が日大芸術学部長賞を受賞。また「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞、デビュー作となる。
1989年『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。1996年イタリアのフェンディッシメ文学賞(35歳以下部門)、1999年イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門を受賞。2000年『不倫と南米』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。その他代表作に、映画化された『アルゼンチンババア』などがある。
海外での評価が高く、著作が多くの国で翻訳されてきた。

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