- 中央公論新社 (2015年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (364ページ) / ISBN・EAN: 9784120047152
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
己の限界を試されるような緊迫感と、思わず心を揺さぶられる美しさが交錯する物語が展開されます。主人公ゼンは、敵の襲撃によって窮地に立たされながらも、その強さを受け入れ、成長していく姿が描かれています。何...
感想・レビュー・書評
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突然の敵襲、窮地に立たされたゼン。絶対的な力を前に己の最期すら覚悟しながらも、その強さ、美しさに胸が震える……。転換の第五巻。
「Amazon内容紹介」より
何かを得るためには何かを失う必要がある.確かに.何かに恐怖する心は記憶がなくなることでまっさらになる.確かに.
記憶がなくなるにも程度の問題があると思うけど.特に重要でない記憶と引き換えに非常に重要なものを得ることができるのならば、アリだと思う.ま、程度の問題です.
途中から、そうなんだろうなぁと思いながら読み進めていたけれど、やはり殿様だったのだなぁ.影がいるから、きっと城をしょっちゅう抜け出して、”あばれんぼう将軍”みたいになるんだろう.いいんじゃないか. -
このまま落ち着いてしまうのかと心配になりました。ゼンさん意外と周りの人に気遣いばかりしているので、このまま流されるのかと思いきや、最後ににんまりです。
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森博嗣作品と思えないほどに圧倒的に普通の展開の物語でした。まだ続くのかな、と思うほど。
でも、この物語の本質はそこには無いのだろうな。
この面白さはなかなか説明できないので読んでみてほしいです。 -
粗雑なものをそぎおとして、そぎおとし切った先に、ひとつの真理というか美しさがある。そしてそれが無でもあるという。
意識や自我といった存在は粗雑なのか?それだと死と変わらないものが美しさとなってしまう。
大事なのは、こんな感じの問答が人との語らいのなかで行われるということ。やはり人と人なのだ。となると、一人という状況こそが、粗雑といえるのではないか。 -
『ヴォイド・シェイパ』シリーズの5作目にして最終巻。長らく積読本だった単行本を引っ張り出す。
今までスローペースだった物語が、本作に限って非常に速く展開する。このラストはこれで良かったのか。悪いとは言い切れないが、結局何が言いたかったのかよくわからない。忘れることで得られるものがある。考えること、考えないこと。テーマは意識なのかなとも思ったけど、ちょっと逸れているかもしれない。
170218読了 -
「何かを失う事は同時に何かを得ている」というような事が書いてあって(うろ覚え)、
人生において色んなものを失くしてきた悲しさというものは、誰しもが抱えているものと推察しますが、それを前向きに変えてくれる素晴らしい言葉だなと思いました。よくよく考えてみると本当にその通りだったり。
物語も、始まりからそうでしたけど、きれいに終わる。大好きなシリーズです。 -
ヴォイドシェイパシリーズ-5
まさかの記憶喪失で途中でやめられなくなった。自分とは何者であるかということ。無になって得られるもの。
いちばん好きな巻。動きの表現がこれまでとちがう
蔵書
電子書籍 -
ゼンが暗殺者と戦い、記憶喪失になる。
そこからの描写の静けさ。
「無」から、なおさら奥深い「無」を掘り出すような描写。
「無」・・・「静」であり、「清」であり、「生」である。
ゼンが、鷹狩りでひそかに涙するところ・・・。
静かで、大きな盛り上がりが特別あるシーンでもないのだけど、
印象的だった。 -
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ほかに類をみない成長譚。うっかりと目を離せない。
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主人公の思考が、とにかく大好きでした。
このシリーズはこれで完結?
さみしいです。
2016/06/13 -
面白い。
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2016.03.09
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ヴォイド・シェイパ・シリーズ五作目。
失うことで得るもの。
シリーズ通して、無駄なものがない素朴な印象だったが、今作は特に澄み切っている。ちょっと泣いた。
個人的には、この結末も大満足です。 -
「ヴォイド・シェイパ」から始まるこのシリーズの
最終章になるであろう巻。
忘却という喪失を一つのテーマとしている。
忘れることで得るものがある。
得ることで失うものがある。
そのなかで我々は何を考えていくのか。
あるいは何も考えないこともひとつの選択肢かもしれない。
うまく言葉にならないが、そんな感じの小説だった。
著者プロフィール
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