シノワズリーか、ジャポニスムか 西洋世界に与えた衝撃 (中公叢書)
- 中央公論新社 (2015年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784120047541
感想・レビュー・書評
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シノワズリーかジャポニスムか、どっちがより西洋社会に影響を与えたのかを論じた本。
ただ、西洋社会でジャポニスムの方が少し高めに評価されていたのには、政治的な理由が最大のポイントだと感じた。
ジャポニスムが知られ評価されていくという流れは、ペリーがやってきて、少しずつ日本の文化(芸者、日本の木造家屋)が輸出され、やがて工芸品が輸出され、万博での展示スペースが大きくできた。万博での展示スペースの拡大は、ちょうど日露戦争のまあ一応の勝利が少なからず影響を与えているが。
なんとなく、万博での展示の拡大(これが最大の文化市、船でやってきたものを見せるので)の裏に、日本の近代化も噛んでいる。
そんな気がした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
19世紀後半から20世紀初頭の西洋で盛行したジャポニスムと、これに先行したシノワズリーは、どちらが彼の地の社会に根底的な影響を与えたのか。「文化のリオリエント」を鍵に新しい視点を提示する。
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