- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120047619
作品紹介・あらすじ
イケてない40代シングル女子が、かわいい古民家にひと目惚れ。おむすびカフェ開業を目指して一念発起!大家の風変わりな老女と娘、不動産業者との駆け引き、頼りない行政書士や助っ人の旧友をも巻き込みドタバタ騒動。
感想・レビュー・書評
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買い物に出かけ、たまたま知り合ったお年寄りのお家が、子供の頃の友達の家に似て可愛かったから、壊されたくなかったからといって、自分で借り受けて素人がカフェを開くだなんて…無謀過ぎるやん!とツッコミを入れつつ、年齢を重ねるに連れ冒険てできなくなるから、これくらい大胆なことができることが羨ましくも思えた。
いさみさんに幸あれ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スーパーで顔見知りだった睦子おばあちゃんの家。
昔の思い出の家に似ているからと、
売却取り壊しだけはなんとしても阻止したい、いさみ。
その気持ちはよくわかります。
バブルの頃、街の景色がみるみる変化する淋しさを
目の当たりにしましたからね。
なんか応援したくなりました。
思い付きでカフェをやりたいと言ってしまい、何の知識もないまま奔走するが…
カフェ、おばあちゃん、おむすび、お好み度満載。
カフェが繁盛して、
おばあちゃんが元気を取り戻して、めでたしめでたし。
な~んて期待しちゃったんですけどね。
でも、おむすび2個と自家製糠漬けとお番茶で900円。
いくら建物の味わいがプラスされてるといっても少々お高い気が…。 -
初めて読んだ作家さん。エッセイの方が多いのかな。
イケてない40代シングル女子が、かわいい古民家にひと目惚れ。その古民家を守るために、あてもないのに借りたいと言い出し・・借りるまでの話が長かった(汗) -
ちょっと思ってた話と違ってました。
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この店に行ってみたい
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ほっこりしそうなんだけど、何か足りない。
主人公が惚れ込んだ家の可愛らしさも
イマイチ伝わってこないし、
登場人物の関わりも深そうで浅い。
冴えない主人公の雰囲気がカフェ自体にも作品自体にも滲み出ている感じ。
睦子さんがカフェを訪れられたことが救い。 -
思ってたのと違う…
続編書くつもりだったのかな? -
160802
もっとカフェでの出来事が読みたかった。 -
【最終レビュー】
予約著書・約、2ヶ月弱待ち。図書館貸出。
9月、ジュンク堂書店・姫路店。単行本新刊本棚にて。
[自分と同世代の女性が主人公]
主人公の彼女が持つ
『日常の中で、奥底に抱えている「本来の心理的な部分」』を、時折、自身の中にもふっと感じることがあったりしながらも
同じ昭和世代として生きる、自身を含めた女性達へ
〈スポットライト〉を当てつつ
名残深い風景・日本独特の文化を、今の時代だからこそ
『大切にしていこうとする、ありふれた「内面に秘めた想い」』
を、不器用ながらも真摯に見つめながら
〈主人公が、新たな出会い・目の当たりにしながらの『再発見』・四苦八苦しつつ『また別の「新たな一歩」を踏み出すことの「意味」』〉
《ネット以外の『身の回り』にいくらでも、コロコロとあちこちに散らばるぐらいの『楽しみの数々の「ヒント」』があること》
を、この著書は、さり気なく、着飾ることなく、さらりと感じさせる著書。
私自身にとって『快い空気』を味わえたといっても過言ではないことを実感しながら…
ただ、ラストから、もう一歩、エピソードがあればといった印象だったので
☆は4つです。
*和洋折衷
*知らない『苦労』を知る。異なる人の立場を想像すること。
*視線を他に転じること。なんで、あんなものに『執着』しているか…幾度と『無駄なもの』を『買わずにすんできた』
*全てが無駄になっても『惜しくもない「価値」』 -
主人公のあまりののんびりやさんぶりに、脱力する。
この人でもできたんだから、私もできそう、などと思えてくる。それが、狙いか。
これから、というときに、あっさり終わってしまった。 -
素敵なお話しでした。
44歳の独身OL、和久井いさみ。
ある日、近所に住むおばあさんのお家にお邪魔して…その家の虜になる。古い洋館のような造りのお家。
そのお家を借りて、カフェにするお話しです。
食品衛生責任者の資格を取ったり、お家を飲食店にするようにリフォームしたり、家具を揃えたり、メニューを考えて試作したり…。楽しそうです。
最後は、この家の持ち主、睦子さんにカフェを見せる…。 -
面白いのですが、わざわざ身の回り物を漢字にして書いてあるので読みずらかったです。いちいち検索かけながら読んだので
いつもの10倍時間がかかりました。
小説って何で難しい漢字使いたがるの?? -
一度読んでますが、良かったので2度目も。
お店を出すきっかけになったかも。
背中を押してくれた本。 -
何も知識もない女性がゼロからカフェを開く。
古民家に限らずカフェを開くことは一度くらい考えたことがある人も少なくないのではないかな
きっと採算は合わないのだろうがそんなことより、この家を残したい、といういさみの情熱がこういう行動を起こさせたのだろう
でもやっぱり寒そうかな
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スーパーで買った品を届けた老母の家でお茶と焼きおにぎりを頂いたことがきっかけで、何とか存続できないかとおにぎり専門の店を開く物語。
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星は3つ半です。
ほんわかと盛り上がりもなく淡々と、でも悪くないとも思いけり。タイトルからするとこういうストーリーになるんだろうけど、違うタイトルにしたほうがよろしかないですか?
そうですね、例えば「桜とおうちとぬか漬けにおにぎり」なんて…
読み終わってやっぱりほんわかしてます。文調もわるくなかったです。小気味よくユーモアがありました。 -
私でもカフェを始められそう、と思うくらいオープンまでの工程が詳しく描かれていた
でも結局、おむすびカフェはどうなったのかな?
そこの所もうちょっと知りたかったなー -
一気に読めた!
どんなカフェを始めるのかと思ったら…。
カフェを始めるのに色んな手続きがあって、いざオープンってなると色々悩むこともあって…。
終わりにもやもやっとしてしまう部分もあるけど、涙がホロリと出るようなほっこりとした内容だった! -
かわいい古民家に一目惚れした女性がカフェをはじめる話。カフェを始めるまでのあれこれが主軸。主人公と同じように飲食店を始めたい人には参考になるかもしれない。メニューの焼きおむすびはおいしそうだけど、値段がちょっと高めですね。都会だとそんなものなのかな。
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カフェでゆっくりの気分を味わえるかな?と思って選んだけど、タイトル通り"はじめます"までだった。
オープンまでにやるべき事、必要なもの、関わる人々など大まかに知れた。節約気味でメニューも少ないし、カフェのはじまりであるラストも物足りなく感じた。主人公のキャラ同様地味なお話だったけど、これはこれでのんびりしていて良いのかも。 -
え?ここでおしまい?
さらっと読めたけど。
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まず題名に惹かれて手に取りました。自分のカフェをやるって漠然としたあこがれがありますよね。
予算は50万円で、土日のみ、赤字覚悟。夢を見過ぎないところはいいのかも。
行政書士さんとのやり取りや資格試験の下りは、こういう手続きも必要なのか、ふむふむと参考になりました。
営業女子の辛さや今後、おばあちゃんの背景、なぜ友達の家がそんなに印象に残っているのかなど、もう少し詳しく知りたかったのですが、あっさり終わってしまいます。でもいいのか、「カフェはじめます」って題名なんだもの。カフェを始めるまでの一番楽しい時間を味わえる一冊です。
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令和3年5月30日
取り柄もないアラフィフ女性いさみはお茶漬けにも幸せを見つける人。
そんないさみが思いきった行動に出る。
一件家を借りておにぎりカフェを開店する。流行る訳もなく、開店までの面倒は半端ないが、睦子おばあちゃんの表情で一気に報われたことだろう。
そして行動に踏み切った自分に「やるじゃん、私」って誇らしく思うだろう。
地道に経験を積み、老後の蓄えを計算しながらのチャレンジ。エールを送ります‼️ -
普通のOLがひょんなきっかけで古民家を借りカフェをはじめるお話。
古民家を借りるところやカフェの開店準備など、とても細かく書かれていたのに、オープン後のお話が短かった。
面白かったけどもう少し読みたかった。 -
40代独身の女性がある日、ひょんな事からよく通うスーパーの隣にあるかわいいおうちに気づく。
不動産屋に売却を迫られているその家をどうしても守りたかった彼女は、土日だけのカフェを始めることを思いつく…。
立派な古民家ではなく、昭和の空気が漂う「懐かしいおばあちゃん家」のようなおうち。カフェと言ってもコーヒーはなく、おむすびと糠漬けとお茶のセットのみ。
平凡に暮らしてきた主人公が「死ぬ前にここらで酔狂なことをしてみようかな?」と決心する。上手くいかなくても、失敗したとしても後悔しない、やりたい事をやってみる。オバチャンになっても行動してみる。思わず主人公を応援したくなるお話。 -
古民家に魅せられてカフェを開くアラフォーの話し。
これでカフェが大盛況ってなったら胡散臭!ってなるんだけど、現状は厳しいのよね。
2018.4.12 読了