- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120047763
作品紹介・あらすじ
首相官邸屋上で発見された事件で、一躍世間の注目を集めたドローン。空撮や宅配に使える利便性や、将来性が高く評価されているが、テロリスト掃討作戦などに用いられる軍用の無人航空機(UAV)という側面も見落とせない。新しいビジネスを生み出す「空の産業革命」か。搭乗員を必要としない「無人暗殺機」か。ドローンの、民生・軍事両面での可能性と限界を描き、その「真実の姿」を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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ドローンが価格的に容易に手に入るようになった昨今、空という人間が自力では立ち入れない領域も身近になった感があるが、技術的にあれが出来るこれも出来るとなっても、現実的あるいは実用的な運用に直結するかは別問題。本書は様々なUAVの性能や制限、課題などを万遍なく述べながらも、無闇に夢を語らず、結局それらを社会がどう受け入れていくかを論点としている点、共感出来た。機械の性質上、軍隊における活用の話題が主の為、ドローンに興味はあっても、読み物としてはやや面白みには欠けるかもしれない。ただドローンが今後我々に生活シーンに何らかの形で入り込んでくるのは確かなので、知識を得ておくには良いと思った。
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ドローンの現状が理解できました特に軍事関係についても
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自動運転に活かせる情報を期待して読んだ。
技術論的には薄かったが、同類の課題を認識できた。
どんなにドローンの信頼性が向上しても、マンインザループで有るべきと考えているのが自動車業界にも通じる所。
メインは自律制御が発展した軍事利用に係る歴史が紙面を占めている。
ドローンの今後の発展について触れているが、あまり考察が浅く一般論の域を超えていない。 -
UAV unmanned aerial vehcle
niigata sky project -
ドローンやUAVに関する動向まとめ。
著者の得意分野である軍事系の話題が多かった。アメリカ軍での無人機の運用方法等。 -
手軽に空撮ができる、無人宅配のツールになる、災害現場の調査に使えると、人気のドローンだが、一方で軍事用の無人機(UAV)も進化を続け、テロ掃討作戦などに用いられている。新しいビジネスを生み出す「空の産業革命」か? 恐ろしい「無人暗殺兵器」か? その全貌を明らかにする