ずんずん!

著者 :
  • 中央公論新社
3.28
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本棚登録 : 81
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120048654

作品紹介・あらすじ

纏ミルク浜町店の新年の仕事はじめは、町全体が深い眠りの中にいる午前4時。店長の纏亮介と妹・あかね、70を越えた配達員の田代や若い栗本らは厳冬の1月、雑煮を食べ終え、白い息をはきながら配達の準備をする。今朝も元気に宅配に向かった田代だったが、湯川さん宅の保冷ボックスに小さな異変を発見。胸騒ぎを感じた田代は全力で湯川さん救出に奔走し…

感想・レビュー・書評

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  • 纏ミルク浜町店の新年の仕事はじめは午前4時。
    配達員の田代は、湯川さん宅の保冷ボックスに
    小さいな異変を発見し…。牛乳宅配店主と
    地域の仲間たちのおいしく温かな日々を描く。

  • 牛乳は好きだ。

  • 2018.05.12
    久しぶりの山本一力でした。江戸時代を描いているようで面白かった。本当にこんなことによく気付いたなって感じ。涙が何度かこぼれました。感動です!

  • 東京オリンピック2020のことも出てくる新刊。日本企業がアメリカで仕事をするにあたって、日本人とは?を紹介汁コマーシャルを作るため、日本人らしいエピソードを含んだ仕事をテーマにしては?と。映像会社に仕事を発注。しかし何社かのオーディション。そこにある会社が新聞配達、牛乳配達のエピソードを絡めて、、、と。ある朝、独り住まいの高齢者の家が、いつもと違う様子に気づいた牛乳配達人。そこで、店や町内会の会長、近所の病院などみんなで協力して危機を救った。その様子は、当事者こそ口には出さぬが、近所の人の口から耳に入ることになったディレクター見習い。そこで。。。仕事に対する責任感と、人と対する仕事の情けの深さが一貫して語られる。さすがは取材にたけた山本氏の話。

  • 月2回発行の婦人公論2014年5月22日号〜2016年3月22日号に連載したものに加筆修正し2016年7月に中央公論社から刊行。人の繋がり次々と連鎖して行く、わらしべ長者のような展開は、おとぎ話のようです。登場人物の「ずんずん」歩くさまがタイトルかと思いましたが、人の連鎖が、進む「ずんずん」なのかも。

  • 東京下町の牛乳配達店を中心にした心温まる物語。

    登場人物が多く、かなり混乱してしまいました。
    主人公は、亮介なのかな?
    あちこちに話が飛ぶようで、読みにくかった。
    玉枝がプロデュースした広報プログラムの出来栄えはどうだったのでしょう。
    ちょっぴり、尻切れトンボな感じでした。

    出てくる人は皆良い人ばかりでしたが、一人一人に、あまり魅力を感じなかった。

    私には合わなかったかも。
    残念でした。

  • お江戸人情噺であれば、登場人物が皆下町情緒あふれる善人ばかりであっても違和感がないのに、時代が現代になった途端にウソくさく感じてしまうのはなぜでしょうか?。牛乳/新聞宅配文化については勉強になりましたが、物語としては全くいただけません

  • 言い回しにしても、テーマにしても、展開にしても突っ込み所はいろいろあるが、心に響く、元気が出る小説であることは間違いない。

  • なんか普通。出てくる人達が偶然にもつながり過ぎかな。 2016.7.29

  • 私たちが届けるのは牛乳だけじゃない。一人の配達員の?真心?が生んだ救出劇。ビン牛乳と地域の仲間が若き販売店の店主を成長させる、これぞ山本一力の温かな現代人情噺!

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著者プロフィール

1948年高知市生まれ。都立世田谷工業高校卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空関連の商社勤務等を経て、97年「蒼龍」でオール讀物新人賞を受賞。2002年『あかね空』で直木賞を受賞。江戸の下町人情を得意とし、時代小説界を牽引する人気作家の一人。著書多数。

「2021年 『湯どうふ牡丹雪 長兵衛天眼帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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