自分で考えて生きよう

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 236
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120049460

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  • 「暮らしの手帖」「くらしのきほん」の編集長を歴任した著者によるエッセイ集。
    〈暮らしの工夫・コツ〉〈仕事の工夫・コツ〉〈ものの選び方の工夫・コツ〉〈食べることの工夫・コツ〉など全7章に分かれていて、1つのテーマの文章が見開き1ページ分に短く書かれていて、とても読みやすい。
    日々暮らす上での選択や行動が、その7章のどれかには当てはまる。朝起きて、朝食を摂り、身支度をして、仕事に向かう。その間にも、たくさんの選択や行動が含まれている。朝に食べるもの、その時に使う食器、洗顔や歯磨きの時に使うグッズ、着る服や履く靴…その間にテレビを観る人ならどの番組を観るのか、音楽を聴く人ならどんな曲を聴くのか。いちいち意識していない中に、無数の選択がある。
    そういう行動や選択に目を向けて、それについて考えてみる。どうして自分はそれを選んで、その行動をするのか。こだわりなんて無いと自分では思っていても、そこには無意識のこだわりがあるのかも知れない。

    日々をきちんと生きたいな、と私も思う。完璧は難しくても、美味しいものを作ったり食べたり、時間に余裕を持って行動したり、時間があれば趣味を楽しんだり、もちろん仕事は出来るだけ楽しんでしたい。
    そうやって生きるためにどうすればより良くなれるのか。その〈工夫やコツ〉のヒントをたくさん拾える本。
    新しいものの便利さを享受しつつ、古くからあるものの良さを再認識する。普段スマホで気軽に連絡を取り合う相手と、たまに手紙をやり取りしてみる楽しさ、のような。ひとつの物事にこだわらないということも、またひとつのこだわりなのかも。
    自分が良いと思ったものを受け入れて、自分を労って…という営みをしていれば、自然と人や物にも優しく出来るのかも。

    たまに本棚から取り出して読みたくなるような本。
    流行や人真似も時には良いけれど、自分で考えて生きれば、それとはもっと違った自分だけのものが得られるのかも。

  • 真似したいこと
    ●今日のベリーベリーグッド日記
    ●気になることはあれこれ悩まず、人に笑われそうなことでも思うままにやってみる
    ●客ぶりの良さを学ぶ(マナーよく、言葉遣いよく、相手を敬い、思いやりのある振る舞い、感謝の心を伝える)
    ●お隣に失礼します
    ●Holidayインターネットサイト
    ●歯と歯茎の手入れ
    ●全肯定の老人になる

  • 幸せの種の工夫・コツを書いた、というがそれを得るようにはあまり感じない。ましてや尊い行為、暮らしを美しくするものが毎回書かれてるとも思えない。
    日々雑感をシャレたように書いている、というのが実際の感想。その中に尊さや美しさがあるとしたら、占いみたいなもので、書き手はぼやっと、受け手は気分をそれぞれに変える、というくらいのものだろう。

    仕事の章にある正方形机、近くにゴミ箱なし、というのがやってみたいと思ったこと。

  • 読了

  • 久々に著書を読んだけど、なんかしっくり来ない。そんなタイミングかな。最後の後味については良かった。また、再読しよ

  • 2006年から9年間暮しの手帖の編集者をつとめ、2015年4月からクックパッドに入社し、くらしのきほんサイトを立ち上げた著者が、何事の基本と考える「工夫とコツ」。

    それらを暮らし、仕事、人間関係などのジャンルに分けて語る、エッセイ風読み物。

    松浦さんの本を読むと、基本に立ち返り、素直な自分に戻れるような気がする。毎日の当たり前のことを淡々と取り組みたいと思う。

    自分で試行錯誤して、楽しく工夫していく暮らしを守りたいというヒントがいっぱいでワクワクした。

    以下、心に残る言葉

    お金を友達と思い、お金に喜ばれるように扱う。
    いやなことがいっぱい貯まると幸運と交換できる。
    心がもやもやしたら掃除、動く。
    欲しいものを考えるより、今持っているもののことを考える。
    今日のベリベリーグッド日記。
    本は人の話を聞くようなもの。
    文章は一人のために書く。
    気になることはやってみる。
    男を甘やかさない。
    読ませる(イマジネーションを掻き立てる)のがよい写真。
    面倒くさいけど楽しいこと(趣味)を守る。
    歯磨きは趣味のように丁寧に。
    全肯定する老後。

  • 日々のくらしをより「良く生きる」ための工夫・コツが、洒脱な文章で綴られています。一見さらりと読めてソフトだけれど、生かされるのではなくて能動的に人生を「生きる」という強かな意思を感じ、心打たれました。

  • 松浦節満載のエッセイ。後味の良い人生にしたい。

  • 松浦さんの本には、いつも、何か発見、気付きがあります。

  • 丁寧に生活することの大切さが伝わる。わかっててもありがとうなかなか日々のことに追われてできてない自分を反省する…

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう)
1965年東京生まれ。文筆家、クリエイティブディレクター。「COW BOOKS」代表。2005年から2014年まで「暮しの手帖」編集長を務める。2015年クックパッド(株)に入社。「くらしのきほん」編集長を経て、(株)おいしい健康・共同CEOに就任。ウェブメディア「くらしのきほん」などを通して、ささやかな日々の営みや、日常に根付いた些細なものごとなど、
何気ない暮らしのなかにある大切な部分に光をあて続けている。著書に、『100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』、『くいしんぼう』(共にマガジンハウス)、『松浦弥太郎の仕事術』(朝日新聞出版)、『ていねいな暮らし』(PHP研究所)、『センス入門』(筑摩書房)など多数。

「2020年 『なくなったら困る100のしあわせ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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