媚びない老後 - 親の本音は言えますか?

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120049583

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  • 前から興味のあった桐島洋子の生い立ちがわかってよかった。ホテル宿泊中に日本兵がその部屋を使うからと追い出された話。あの戦争を肯定する父に知らせたいものだ。そして本人が80歳になっているのだからご両親はうちの両親より一世代上のはずだが、なんとリベラルなこと。うちの親の固定観念とは正反対。やはり人の一生は育てられ方に影響されるのだなぁ。行き当たりばったりの人生のようでいて、それが結果的に成功したということは、運もあったと思うけど、単に無謀なのではなく、ちゃんと実現可能性も計算してから実行に移したのだろう。家族を大切に思い一所懸命に子育てをしたというのもイメージと違っていた。こんな親だと子供も楽しいだろう。結婚したけれど相手と子供の相性が悪かったとは初めて知った。波乱万丈の人生だったが、自分でもびっくりの穏やかな老後だそうだ。

  • これはちょっといただけない。
    自分と家族の自慢しか聞こえない。
    それは私のひがみですかね?

  • ・人に対して臆病な人間にならない為には冒険心も必要だ。その為に私は子供達をなるべく放牧することにしたのだ。
    ・おこずかいを上げて欲しい時は家族会議の議題にし、きちんと親を説得するのが我が家のルール。(中略)こんなに理路整然と、大人を説得出来るだけの思考と言語を手に入れたのかと親として嬉しいことでもあった。

  • 「子どもには媚びない。でも老後の面倒はみてもらう」「親の最大の仕事は子を追い出すこと」「執行猶予箱をつくる」「自己中になろう」……80代、ますます冴えわたるホンネの家族再生論。激動の時代を生きた、桐島家三代の知られざるエピソードも満載。

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著者プロフィール

桐島洋子(きりしま・ようこ)
1937年東京生まれ。文藝春秋に9年間勤務の後、フリーのジャーナリストとして海外各地を放浪。70年に処女作『渚と澪と舵』で作家デビュー。72年『淋しいアメリカ人』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。以来メディアの第一線で活躍するいっぽうで独身のまま3人の子どもを育てる。娘のかれん、ノエル、息子のローランドはそれぞれのジャンルで活躍中。孫7人。50代から林住期(人生の収穫の秋)を宣言してカナダのバンクーバーに家を持ち、1年の3分の1はバンクーバーでの暮らしを楽しんでいる。また70代からは自宅で私塾の森羅塾を主宰している。80代になり、日本に落ち着く。
『わたしが家族について語るなら』(ポプラ社)、『聡明な女は料理がうまい』(アノニマ・スタジオ)、『人生はまだ旅の途中』(大和書房)『ほんとうに70代は面白い』(海竜社)など著書多数。

「2020年 『聡明な女は愉しく老いる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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