- Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120049668
感想・レビュー・書評
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大手自動車メーカーのタチ自動車が、公道での自動運転実験中に車両の追突事故を起こしてしまう。公表をしないでいたが新聞記事となり、会社は総務部の伊佐美を中心に情報を流した人物を探る。そんな中、人身事故を起こしてしまい・・・
企業の情報統制や新聞社とのやり取りなどかと思ったら、国の話まで。個人的には自動運転開発の部分をもっと掘り下げて欲しかった。外資系とは、トヨタとGoogleといった構造だろうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
んー。
何だかなぁて感じ。
内通者は予想外で少し驚いたが、
それくらい。
企業側、新聞社側の立場が違えば、
異なる思想はよく分かったが、
最後はもう少し膨らませて欲しかったかなぁ。 -
あまり釈然としないラスト。
半分過ぎたくらいでXの正体は見当ついたし、予想を覆すような展開もない。締まらない話、が率直な感想。 -
なんだかな。自動運転のレベルも変わってるし話は中途半端だし
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自動車の自動運転技術を走行実験…
ごくごく近未来の本当に起こり得そうなお話。
事故の原因究明よりも内部からの情報漏えいを問題にする企業と、そんな企業体質を問題視する報道との闘いから、最期にはもっと大きな存在が浮き上がってくる。
締めくくり方がすっきりしない。
ちょっとがっかり。 -
自動運転の開発時に起きた人身事故を隠蔽しようとする会社と内部告発などを情報元としその全貌を暴こうとする新聞社の対立がメインストーリーです。
社会にとって何が正義か?会社にとって何が悪か?
物語が進んでいくが、妙な違和感を最後まで感じ続ける。なんだろう?この納得感のない結末は・・・ -
まああの、警察小説じゃないんで事件解決って運びじゃあないのはその通り。読み手の逆を突く意外性は『葉桜..』以来かも。呆気無い幕切れでは、アリマスw