- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120049927
感想・レビュー・書評
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三津田先生はお母さんの日記テイストで怖い事書くとほんとにもうとんでもない怖いものができあがってしまいますね
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忌み家を寄せ集めて建てられた巨大な家についてのお話。そこで過ごした人々の手記が面白かった。すごく怖いというわけでは無いけれど、じわりと怖い。作者の著書の紹介が多数登場するのが?これは現実に起こっている話と思わせる手段なのかな?
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最初の「黒い部屋」を読んで、オッこいつはヤベー本を読み始めてしまったぞ!とゾクゾクしました。
「ヤバいと思ったら読むのをやめてください」と脅され、ハハハまたまたそんなこと言って…その手には乗りませんよ…と思いつつも、ズブズブとのめり込むように読んでしまい、気づけば自分も恐ろしい部屋の中に入ってしまったような怖さがありました。
ホラーなのかと思いきや、ミステリーの要素もあり、最後まで一気に読みました。結末は少しあっけなかった気がします。
この本を読んだせいか、顔の見えない男が庭から家に入り込もうとしてくる悪夢を見ましたが、これ報告した方がいいんですかね? -
前作ほど強烈なのは出てこないが、読み始めたら止まらなくなる。
謎の女(妊婦?)が不気味。小野不由美の本に出てくる、香典を置いていく喪服の女を思い出した。 -
この話はまだ続いてる。
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フィクションの体で書かれたホラー。「何か不審な電話がかかったりしたらすぐに本を閉じてください」みたいな注意書きがあります。読んだ人のところに怪異が現れると。感想を見てみると金縛りにあったという人が…ちなみにわたしはそういうの信じないのですが、読みながら食べてたお菓子が喉に張り付いて息が詰まり(だらしないだけでは!)嘔吐して助かりました。びっくりしたなぁ、もう!
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三津田作品はいいですね。怪が身近にせまっているようなぞくぞく感がたまりません。私は黒の家が一番怖かったです。
シャーリー・ジャクスンの「山荘奇譚」を読んだばかりだったので、その一節がでたときはわくわくしました。三津田作品恒例の名前の分解や、ほんとに実在するんだろうかと読者に思わせる言い回し。最後は読者の想像にぶんなげた感もありますが、怖さを演出する文章は素晴らしいと思います。 -
無理やり 幽霊屋敷をつくる
酔狂な金持ちの道楽なのですが
そこへ 人を送り込むのが
本当に嫌らしい趣味です。
最初は 怪異が怖くて
読んでても 泣きそうになるのですが
だんだん 腹が立ってきて!
こんなに怖いんだから
金持ちが自分で住め
と思うぐらい 怖かったです -
相変わらず怖い。日が暮れてからは読めない。