新しい分かり方

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 1281
レビュー : 118
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120050084

感想・レビュー・書評

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  • ピタゴラスイッチでお馴染みの筆者が、「分かる」ことやその「分かり方」について、写真やイラスト・エッセイで表現した本。

    この本がどういう本なのかを言葉で説明するのは難しい。
    私自身、最初のうちは「よくわからない」と思っていたが、読み進めるうちにだんだん「こういう本なのか!」とわかり出して楽しくなってきた。
    是非とも実際に手に取って、「分かる」を体験してほしい一冊。

  • 途中を飛ばしても間を埋めて推量する人間の技術について。
    最後の死体解剖でのエピソード、違和感のあるものがそこにあることの存在感の話は鮮烈。
    切り抜かれた銀杏のフレームの違和感に通じているとのこと。
    違和感の演出、気づき、観察が重要。

  • 2017/12/09 京大合同ビブリオバトル 二回戦
    チャンプ本

  • エッセイは、蛇足、のような感じだった。

  • 私には理系過ぎて、最後の数ページのエッセイだけ印象にある。

  • 別の角度から見ること。

  • 挑戦的な著作だと思います。著者により提示されたいくつかの視座の転換には大事な気付きがありました。こういった内容の“1000本ノック”的な本があれば楽しいですね。本書だけでは、私の固まりきった頭は十分には攪拌されません。

  • 【No.4】「【コミュニケーション】の定義は、情報を移動させることによって、意味の共有を図ること。であるが、私たちは、受け手に自分と同じ解釈基準を期待して、情報を送っていることが多い。しかし、基本的に、受け手の置かれている状況は自分とは異なり、別の解釈基準を持っている可能性は決して少なくない。それが、世の中に蔓延するディスコミュニケーションの要因であろう」

  • 川村元気さんとの対談だったかで佐藤さんはあるものを人にわかりやすく教える、伝えることに喜びを感じてるようだった。(あくまで私の捉え方だけれども)
    それから佐藤さんの著書からEテレからの活動をみてると面白くわかりやすくなるほどがいっぱい詰まってるものを作り続けてるなぁと思う。この本もそういった作品のひとつ。
    エッセイに近い文章で特に思うのはこの方の優しい語口。

  • TV番組「ピタゴラスイッチ」の観衆でも有名な著者の人の認識方法について、図や写真、あるいはエッセイを交えて説明している。大人向け「ピタゴラスイッチ」の書籍版といった感じ。私の理解が浅く、「?」の部分もあったが、「なるほど」と思わせられるところが多かった。
    後半の随筆で、著者が大学時代文系学部にもかかわらず、医学部の解剖実習に参加していた話を読んで、著者の発想の多様性の源泉の一つを垣間見た気がした。

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著者プロフィール

1954年、静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。慶應義塾大学教授を経て、現在、東京藝術大学大学院映像研究科教授。主な著書に『経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵氏との共著・日本経済新聞社)、『新しい分かり方』(中央公論新社)、『考えの整頓』(暮しの手帖社)、『差分』(美術出版社)、『毎月新聞』(中公文庫)ほか多数。また、ゲームソフト『I.Q』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)や、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の時代から手がけている、NHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『‪0655/2355』『考えるカラス』など、分野を越えた独自の活動を続けている。2011年に芸術選奨受賞、2013年に紫綬褒章受章、2014年にカンヌ国際映画祭短編部門招待上映。‬‬‬

「2017年 『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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