新しい分かり方

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 1282
レビュー : 118
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120050084

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤雅彦の著書は脳内が心地よく刺激される感じがすごく好きです。
    これも、本屋で見かけた瞬間に「読みたい!」と思って衝動買いしましたが、なんとまあ面白いこと。

    細かいところはまだ読み途中ですが、この本に「参加してみる」だけでも本当に面白い。手や指を置いて、ページをめくって、透かして見て、本を逆さにして、その後の種明かしに「うわ!ほんとだ!」と思える驚き。

    何年か前に、銀座で行われていた「指を置く」展に行ってめちゃくちゃ面白かったのを思い出しました。

  • 愉しい!
    面白い!
    が、体験できる本ですね。
    頭も心も柔らかくなります。

  • 学生時代に佐藤さんの講義をとっていたときから,その独特のものの見方や考え方の整理法に惹かれていた,一読者というよりいちファンとしては,最後の随筆「象嵌」に何か憑き物が落ちるような,佐藤雅彦という考える人の本質につながる何かを感じて,最後の締めくくりがとてもいいなと思いました.

  • ピタゴラの佐藤先生の本。

    認知学・認知科学って、名前のついた存在としてはこの人の本で出会ったジャンルだ。
    日常にあふれていて、気がつく前とその後では世界が変わってしまって、知らない前には戻れないことを考えるというのは、名前を持っているからなんだろうなぁと。
    それをある定義付けすることによって、感覚が共有されて、認識されて、立派に「そういうこと」と世に広まる、の最初の段階・気配を感じ取れるように、気づきを促す本。

    ロミオとジュリエットの「バラと呼ぶものは、他のどんな名前で呼んでも同じように香る...」のフレーズを思い出した。

  • ほぉぉぉ…。
    へぇぇぇ…。
    ほんとだぁぁぁ…。
    の連続。
    とにかく読んでて気持ちいい。
    脳が気持ちいい。
    『ピタゴラスイッチ』ってスゴイ番組だったんだなぁ。

  • 大好きなEテレ0655&2355や、大大大好きなピタゴラスイッチでお馴染み、佐藤雅彦氏の近著。

    写真や図で構成された前半部分と、それを踏まえた随筆(解説)の2部構成で、とくに前半は、ざっくざっく読み進めずに、舌の上で転がしながら読了。

    「分かる」「伝える」について、たゆたっていた長い夢から醒めた気分。

    【象嵌】(ある質感の中に別の質感があると関心が生まれる)という手法に刮目。あと築地の話にうふふ。

    他のものも読みたくなりますね。

  • 本というメディアでのワークショップ。
    今までの佐藤さんの著作の何かで見たり読んだりしたものが多いような気がする。それでもクスリとかホーとかさせられるから驚く。
    解剖の話は初めてだった。

  • 人は「見た」ものからどんな情報を得て理解しているのかがよくわかる本です。

    知的好奇心をくすぐられる本で非常に面白かったです。

    人間の認知力と表現力の凄さを感じる一冊でした。

  • 写真とその解説は「動画の方が分かりやすい」感を否めない。
    しかし、末尾の随筆は秀逸。聴覚障がい者の章も、人体解剖の章も、異なった分かり方であるが、でもわかる。

  • ひとつひとつの問題を眺めていくうちに、頭が柔らかくなるような快感が生まれる。
    「ピタゴラスイッチ」が好きな人は必読!

    佐藤雅彦さんの発想力の柔軟さには、本当に感心させられる。
    カチッと新しい脳のスイッチが入る感覚、ぜひ色んな人に体験してほしい。

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著者プロフィール

1954年、静岡県生まれ。東京大学教育学部卒。慶應義塾大学教授を経て、現在、東京藝術大学大学院映像研究科教授。主な著書に『経済ってそういうことだったのか会議』(竹中平蔵氏との共著・日本経済新聞社)、『新しい分かり方』(中央公論新社)、『考えの整頓』(暮しの手帖社)、『差分』(美術出版社)、『毎月新聞』(中公文庫)ほか多数。また、ゲームソフト『I.Q』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)や、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の時代から手がけている、NHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』『‪0655/2355』『考えるカラス』など、分野を越えた独自の活動を続けている。2011年に芸術選奨受賞、2013年に紫綬褒章受章、2014年にカンヌ国際映画祭短編部門招待上映。‬‬‬

「2017年 『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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