ていだん (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 360
感想 : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120050121

作品紹介・あらすじ

【鼎談】(ていだん)とは、三人が向かい合って話をすることである――。

本書は雑誌『婦人公論』で1年半にわたり掲載された女優・小林聡美による大人気連載「いいじゃないの三人ならば」を1冊にまとめたもの。さまざまなゲスト二人と小林聡美が語り合う、読むと気持ちがちょっと豊かになる鼎談集。
小林聡美だからこそ聞き出せた、誰もが知るあの人たちの意外な素顔。

【ゲスト】井上陽水、川上未映子/小泉武夫、飯島奈美/もたいまさこ、片桐はいり/松岡享子、群ようこ/柳家小三治、酒井順子/長塚圭史、西加奈子/加瀬亮、前田敦子/南伸坊、江戸家小猫/大橋歩、小野塚秋良/宇多喜代子、森下圭子/市川実和子、市川実日子/坂崎千春、坂本美雨/大貫妙子、畠山晶/板谷由夏、平岩紙/白旗眞生、野村万里/役所広司、光石研/甲斐信枝、本上まなみ/石田ゆり子、中谷百里

感想・レビュー・書評

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  • ていだん 小林聡美|特設ページ|中央公論新社
    https://www.chuko.co.jp/special/teidan/index.html

    ていだん|単行本|中央公論新社
    http://www.chuko.co.jp/tanko/2017/10/005012.html

  • 小林聡美さんがゲスト二人を迎えておしゃべりする「婦人公論」での連載企画。超有名どころから、その道では知られているだろうけど一般にはなじみのない方まで、ゲストの顔ぶれが実に多彩で、目次を見ているだけで楽しくなる。

    最初の回が井上陽水と川上未映子という、おおーっという顔合わせで、これはもっと読みたかった。短すぎるよ。お二人は初対面だそうで、まだまだ面白い話が出そうという雰囲気だけで終わってしまった。実に残念。柳家小三治と酒井順子の回も、もう少しじっくり話を聞きたかったなあ。こういう方たちってやはり対談とかインタビューの方がいいんじゃないかな。

    三人で話すからこその面白さがあったのは、何と言っても片桐はいりともたいまさこの回。「かもめ食堂」撮影の思い出話など、本当に楽しいおしゃべりでひきこまれた。あれは大好きな映画で何回も観ているのだけど、これを読んでなるほどなあと思うことがいくつもあった。「かもめ食堂」はやはりミドリさんの物語だ。そしてミドリさんは片桐はいりさんでなければならなかったとつくづく思う。片桐さんが、あの映画に出てから色物扱いされなくなったと言っていた。うんうん、そういうことだよね。

    それで言うなら、サチエさんは小林聡美さんが演じたからこそ、絵空事ではない説得力を持つ人物像になったのだろう。この対談でも「サチエさんはかっこよすぎるよね」と話されている。他のどの女優さんを思い浮かべても、サチエさんのあの雰囲気にはならない。他の回で小林さんが自分のことを「永遠の後輩気質」「次女気質」と言っていて、言い得て妙だと思った。

    他では、西加奈子・長塚圭史の回(西さんの関西弁がすごくキュート)、光石研・役所広司の回などが面白かった。あと、市川実日子さんと実和子さんって別の人だと初めて知った。何だかいろんなものに出てるなあとぼんやり思ってたのだった。最後に、一番実のある発言をしなかった(それも群を抜いて)のが、前田敦子さん。なんで呼んだんだろ。

  • 鼎談。ていだん。三人が向かいあって話をすること。
    漢字の読み方も意味も知らなくて、なるほど~とそこから勉強になりました。

    小林聡美さんが様々な職業の人たちと3人で話をする。婦人公論の連載をまとめたもの。
    ていだんの女主人を務める小林聡美さんの人柄がとてもよく出ていて、馴染みのない職種の人の話も読みやすかったです。

  • 対談ではなく鼎談にしているところがミソ。おもしろい試みだけど、知ってる人が少ない。話が深くならないといって欠点が目につく。

  • 婦人公論で連載されていたものらしい。
    二人のゲストはつながりがあったりなかったり。
    小林さんが選んでいるようで、ここにその人なりが出るんだろうな。
    長塚圭史さんの「分かりやすい説明をしすぎない」とか
    小野塚秋良さん・大橋歩さんとの中で出てきた
    「自分に集中して面白がことがセンスにつながる」とか
    宇田喜代子さんの「情報源が同じだから答えが同じでつまらない」とか
    いちいち納得できるし、危機感も感じる。
    疑問にすぐ答えを用意してくれるネットのある環境の中で、
    自分の頭で時間をかけて考えることの重要性が忘れられていくようでキツイ。
    世の中分かりやすく説明できることばかりじゃないし
    言葉にならないモヤモヤも含めて、
    その人なりの考えがいくつも共存するのがリアルであること。
    めんどくさい、はやくはやくで得られるものなんて、
    刺激の強い化学調味料まみれの情報ばかりだよ。

  • 穏やかに流れる時間の中で意味のある鼎談だった。

  • 自然体でかっけえ~諸先輩方(たまに後輩さんも)
    とのお話に、勇気りんりん!いただきました。

  • 鼎談、ていだん。初めてこの言葉を知りました。
    対談は2人、鼎談は3人。
    私は、3人のスタイルが一番しっくりくるかな〜。
    この本を読んでいると、ていだんしたくなりますね。色んな方のお話が聞けて面白かった。こういう考えや感じ方思いがあるんだなぁと。

  • ラジオで小林聡美さんと小泉今日子さんの対談を聞いたのをきっかけに手に取った。
    こんなふうに、人の話を邪魔することなく穏やかな川のように会話できたらなーと思う。

  • テーマに沿って話した鼎談をまとめた本。対談、ではなく鼎談というところがみそで、話が色んな方向に膨らんでいく。ゲストの組み合わせも面白く、どの話もめちゃくちゃ楽しいです。個人的に一番最高〜!ってなったのは「芸は身を助けるか?」の回でした

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著者プロフィール

小林聡美

一九六五年東京都生まれ。女優。八二年、映画「転校生」で初主演。その後、ドラマ「やっぱり猫が好き」などで活躍。主な出演作にドラマ「すいか」「パンとスープとネコ日和」「山のトムさん」「ペンションメッツァ」、映画「かもめ食堂」「めがね」「プール」「マザー・ウォーター」「東京オアシス」「紙の月」などがある。主な著書に『ワタシは最高にツイている』『アロハ魂』『散歩』『聡乃学習』など。

「2021年 『ていだん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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