駐在日記

  • 中央公論新社 (2017年11月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784120050237

作品紹介・あらすじ

昭和五十年。横浜で刑事をしていた蓑島周平は、皆柄下郡・雉子宮駐在所に赴任した。ある事件で心身に傷を負った妻の花と穏やかな暮らしをするため、自ら希望した人事だった。しかし、優しくて元気な人ばかりのこの雉子宮にも、事件の種は尽きないようで……。平和な田舎の村を守るため、駐在夫婦が駆け回る! 「東京バンドワゴン」シリーズの著者が贈る、どこか懐かしい警察連作短編。

みんなの感想まとめ

昭和五十年を舞台に、田舎の駐在所で繰り広げられる心温まる物語が描かれています。元刑事の周平が、心に傷を抱える妻・花と共に新たな生活を始める中で、地域の人々との交流や小さな事件を通じて、彼らの愛情や絆が...

感想・レビュー・書評

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  • ★3.5

    平和な田舎に事件なんて起きない…と思ってたのに。
    事件の解決の鍵は入念な捜査とお節介。
    駐在さん×元医者の妻がワケありな謎を解き明かす4本の連作短編集。

    昭和五十年。
    横浜で刑事をしていた簑島周平は、皆柄下郡雉子宮駐在所に赴任した。
    ある事件で心身に傷を負った妻・花と穏やかな暮らしをする為、
    自ら希望した人事だった。
    しかし、優しく元気な人ばかりの雉子宮にも事件の種は尽きないようで…。


    いつもの小路さんの世界観(*´ `*)
    悪い人はいなくて、優しい人ばかりが登場する。
    でもそんな優しい村人も抱えているものがあり、魔が差したりする。
    それを大きな器で駐在さんが見事に謎解きし、解決する。
    物語は妻・花の覚書のような日記風に綴られていて、
    それがまたほっこりさせてくれた。
    良いなぁ♪駐在所と村人たちのほのぼのとした交流。
    小路さんのお話には良く猫たちが登場する。
    猫好きの私はそれだけで顔が緩んでしまう(笑)

    タイトルと表紙のイラストそのまま今回も、
    ほっこり、温かい気持ちになれました(*´˘`*)♡

    • しのさん
      hs19501112さん こんばんは(*'▽')
      コメントありがとうござします。とっても嬉しかったです( *´艸`)
      東京バンドワゴンシ...
      hs19501112さん こんばんは(*'▽')
      コメントありがとうござします。とっても嬉しかったです( *´艸`)
      東京バンドワゴンシリーズ大好きなのですね
      2018/08/26
    • しのさん
      途中になってしまいました…
      途中になってしまいました…
      2018/08/26
    • hs19501112さん
      はい♪
      東京バンドワゴンのシリーズ、とっても好きですね。

      たしか数年前に連ドラ化されてたかと。そちらも観てみたくなったのでレンタル店...
      はい♪
      東京バンドワゴンのシリーズ、とっても好きですね。

      たしか数年前に連ドラ化されてたかと。そちらも観てみたくなったのでレンタル店で探してみたものの、見つけられず・・・。

      人気なくてDVD化されてないとか、かしら・・と、残念がっているところです。
      2018/08/30
  • 花咲小路のせいらちゃんたちみたいな話口調。
    昭和五十年の話であるところが引っかかっているのだけれど、次巻とかがあって後々分かってくるのだろうか。
    神奈川県皆柄下郡の雉子宮駐在所に赴任した簑島周平、花の新婚さんのお話。花は横浜で外科医をしていたが、ある事件で手が不自由になり、そんな花と暮らすために刑事から駐在所勤務Jを選んだ周平。花への愛情が感じられるな。こんなご夫婦の駐在さんがいたら、街も安心だろうな。

  • 昭和50年時代、平和であろう山あいの村が舞台というのが想像できる。そんな大自然の村で、温かい人達の間で起こるワケ有りな事件が面白い。残忍な凶悪事件でもなく、大事件でもない、でも事件は事件である出来事を、あえて事件にしないところがこの物語。そしてあたたかい出来事に変えてしまう感じで、大自然に囲まれた村の舞台と合っている。
    次はどんな話なんだろう?って、読み進めるのがとても楽しい物語。
    定番となってくる登場人物たちに、だんだんと親しみを感じてくるのも面白い。

  • 駐在所での生活を奥さん目線で綴った一冊。元刑事の駐在さんが、確かな捜査と刑事としての現場慣れやカンで村に起こるちょっとした事件を平和的に解決していった。
    拝命直後の若手警察官ではなく、刑事として一線で働いた警察官が希望しての駐在勤務というのが面白い。

  • 周りの人が気を遣ってくれると癒やされるのだろうか?
    たくさんの人が訪ねてくるというのは、自分のことばかり考えている時間がなくなるということでそれによって忘れられるのかもなぁ。
    人に傷つけられても人によって癒やされるのかもね。

  • 田舎の駐在所へやって来た元刑事と元外科医の若夫婦(^^)奥さんの語りが「東京バンドワゴン」のサチさんのようでホンワカする(*^^*)平和そうな田舎町で起こる事件を入念な捜査と人情で円満解決!そしてそれは上へ報告されることはない(^.^)でも「日曜日の釣りは、身元不明」は報告した方がいいんじゃないかな?(--;)気持ちはわかるけど…(-.-)

  • 3.9
    ある事件によって手に障害を負い、外科医としての職務の継続が困難となった妻・花。
    事件がきっかけで知り合い、夫となり、刑事であったキャリアを捨て、田舎の駐在所で花と生きる道を選んだ周平。
    神奈川の僻地で起こる数々の事件?を人情味溢れる解決策で乗り越える二人。

    シリーズ化だわね。

  • 超売れっ子作家の小路幸也のこの作品は、なんと「書き下ろし」である。ネットを含めてあんなにたくさんの連載も持っているのに、いつの間にか彼はこんな書き下ろし作品を書いている。驚きです!

  • 山里の駐在さんとなった若い夫婦。
    訳あって都会から山里勤務を志願。
    村では都会のような大きな事件は起きないが、村人たちを巻き込むような事件は起きる。
    若き駐在さんは、村の人たちを思い、今日も日報には書かない。
    そんな心温まる駐在さんの日々のstory。

  • 昭和50年頃の物語。元刑事の周平と元医者の花は新婚で田舎の駐在所勤務。近所の人たちに信頼されほのぼのと暮らす描写がとても温かい。

  • 駐在員の話
    昔はこんな人が実際いたんだろうか?
    まぁ地域に根付くというは大事だけど…

  • 舞台が昭和50年代。
    物語の雰囲気も、夫婦の花さんと周平さんの間で交わされる会話も、クラシックなのでもしかしてかなり昔の作品なのかな?と一瞬思ってしまった。

    レビューを読んでいたら、全体的に柔らかな世界感が持ち味の作家さんのよう。
    この人の作品に限らず、こういう優しい作品を読むと、こんな世界で暮らしてみたいなぁ、と羨ましくなる。
    特に私が過酷な環境にいるってわけじゃないんだけど。

    読み進めていけば、花さんのオット、元刑事の周平さんはオダギリジョーさんを彷彿とさせ、昭和というより平成を感じて読了しました。

  • 作者とタイトルでおおよそのストーリーが想像できた。ハートウォーミングで軽く読めた。

  • 清濁併呑

  • 時は昭和50年代。主人公はのどかな田舎での駐在勤務になった夫婦、元外科医の妻がつける日記を軸に物語が展開。都会とはガラリと生活が変わるものの、村の人とのつながりによってなじみ、心情に寄り添って事件を解決していく流れが読んでいて心地よい。

  • 読みやすい。そして優しい。

    駐在さんもその奥さんも良い人。
    まだ若いのかもしれないけど、経験があり、経験を活かして役目を果たしている。

    駐在さんは自分のことを優しくないと言っていますが全然優しいと思う。
    どう足掻いても罪は罪だからすべてを肯定出来ないけど人に寄り添った正義を持っている人。
    そりゃあ救えなかったりして悔しい事もあるかもしれないけど救われてる人もちゃんといる。駐在さんは優しい人。

  • 小路さんのお話は優しくて読みやすい

  • 2022.1018

  • 元刑事のお巡りさんが平穏な田舎で起きた事件を解いていく。罪は罪なのだが人情もありそれもありかなとも思う。これはこれで面白かった。

  • 06月-13。3.0点。
    横浜市都筑署で刑事だった主人公、結婚しケガをした妻と共に、田舎の駐在所に。事件を通して地元民と触れあう。

    連作短編。いずれも小さな事件だが、解決方法が優しさに溢れる。

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著者プロフィール

一九六一年旭川市生まれ。札幌の広告制作会社に14年勤務。退社後執筆活動へ。
二〇〇三年『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』(講談社)でデビュー。著書に『HEARTBEAT』(東京創元社)、『東京公園』(新潮社)、『東京バンドワゴン』シリーズ(集英社)など。ほかに『うたうひと』(祥伝社)、『空へ向かう花』(講談社)、『brother sun 早坂家のこと』(徳間書店)などがある。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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