- 中央公論新社 (2018年3月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784120050558
作品紹介・あらすじ
30代半ば、カフェで副店長をしているメイ。彼氏も好きな人もいないが、それなりに充実した日々を送っている。
でも、結婚や出産、仕事の昇進試験から目を逸らしつづけてはいけないのもわかっていて……。
人生の基本問題は解けても応用問題が解けないメイを、恋が大きく変えていく!
感想・レビュー・書評
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なんか分かるなぁ。
なんか子供の頃とか若い頃って大人ってもっと大人だと思ってたんだけど、いざ自分がその年齢になると全然そんなことなくて。
選んだこと、選ばなかったこと、その時その時で一生懸命考えて選んできたはずなんだけど、たらればを考えてしまうことも多々あって。
とりあえずメイちゃんと羽鳥先生の今後が気になるので続編が読みたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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こんにちは。私も畑野智美さんの作品を複数冊読みました。私は「神さまを待っている」が内容は明るい話ではないですが1番いいなと思う1冊でしたので...こんにちは。私も畑野智美さんの作品を複数冊読みました。私は「神さまを待っている」が内容は明るい話ではないですが1番いいなと思う1冊でしたのでオススメいたします。(感想にコメントを寄せるのが初めてなのでどこか不手際があったらごめんなさい。)2026/01/16
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感想
35歳女性の内面が細かく書かれており、共感できる部分がある。かといって内容は、題材の割には重すぎない。
サラッと読めました。
あらすじ
メイは35歳、レストランで副店長として勤務している。母親を亡くし、父親は、母と離婚後、連絡が取れない。
35歳になって、彼氏がいないことや子供を産みたいこと、キャリアのことなど将来のことについて色々考える。高校のときからフウちゃんと付き合い、結婚すると思っていたが、別れて以来、8年間彼氏がいない。
店に来るお客さんとは距離をとっていたが、予備校に勤める羽鳥先生と話し、店長試験を受けると決める。店長試験に無事合格し、羽鳥先生に合格を伝える。
若手社員の杉本くんに心を乱されつつも日々を過ごす。そんな中、高校時代からの親友の大ちゃんが結婚する。
メイは羽鳥先生と近づくが、羽鳥先生側が戸惑い、離れてしまう。そんな中、メイは札幌に転勤が決まる。羽鳥先生のことも諦めかけたが、羽鳥先生が札幌まで来て、新たな関係がスタートしそうな予感。 -
35歳。自分のキャリアスキルをあげるか、結婚出産とすすむべきか。主人公の気持ちが少し共感した。
常連さんのあたたかさも友人も素敵だったし、主人公の性格もよかった。
年数も経つけれど、その環境の変化に伴って季節も移り変わる所が素敵。
私も焼き飯めちゃくちゃたべたい(笑)
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30代女性のリアルが読み解ける物語。飲食業の大変さもリアルで分かる。スルスル読める一冊。
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読みやすくていい本だった。リラックスして読める。元気がもらえるビビッドピンクの素敵なカバー。30代独身女性あるあるの内容かと思ったら、メイさんの思いの外、のんびりしてる日常が書いてある。彼女の慎重なところ、嫌いじゃない。まぁ、端からみると変わりないようでも、本人の中ではいろいろある。
「大人になったら、」いいタイトル。私的には、もっとしっかりしてると思ってた、かな。50才になっても頼りないもんです。 -
文庫が発売されて、ブクログで紹介されていた。畑野さんの本を読んでみたいと思った。
独身女子だから沁みるのだろうか。これを子育て中の女性が読んだらどう思うのか。父が去り、母が亡くなり、10年も付き合った彼と分かれて、それでも生きている命はエライ。って普通のことなのかもしれないけど。
「普通ってなんだろう」 -
ときめく気持ちを取り戻す恋愛小説というフレーズに惹かれて手に取りましたが、過去の恋愛、これからの仕事、職場の人間模様、長く付き合ってきた友達との関係、とても濃いお話でした。
私も大人になったら上手にこなせると思っていた諸々の事。めいちゃんも羽鳥先生も杉本君もみっちゃんもマスターもみんな不器用で愛おしい。 -
何か起きるわけじゃない、日常を書くのが上手いなぁと感じる作品。個人的にとても好きだなと思った。
35歳、って確かに、若くも老いてもない、言ってしまえば中途半端な時期なのかも。
普通の女性といったときのイメージはそれぞれってあったけど、確かに。大学を卒業して、就職、結婚、出産…と、それが普通の人生なんだとしたら。その普通ができない自分は欠陥品のように感じてしまうかも。
メイと杉本くんのやりとりが好きだったので転勤は残念だったけど、寂しくても、人はだんだん忘れていくし、それは悪いことじゃない。羽鳥先生ともうまくいくといいなぁ。 -
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主人公は飲食業界でバリバリやってる副店長なのでややキツイ感じの性格を感じた。
バイト先で社員同士が揉めてたらウワッてなるって。
今時の35歳は恋愛と仕事以外にも趣味とか推し活とかそれなりに充実してるのではと思うけど、家族がいないので家族が欲しいという考えを持っていることに納得がいった。
父がLINEの「新しい友だち」に出てきて「古い家族」なのに、に笑った。
羽鳥先生に背中を押されて、試験に挑戦して昇進、伝えられないまま転勤の流れドラマティックでよかった。
羽鳥先生のキャラクターはスーツメガネの少女漫画のような先生を妄想してしまった。
こちらもなかなかの曲者なので続きが気になる終わり方。 -
大人になったら
シネマコンプレックス
家と庭
畑野智美さんの作品は、おじさんの私からは
可愛くて、賢くて、ちゃんと生活している女性が沢山出て来てかなりいい! -
何だかとても良かった。
悩める30代女性の生活のあれこれなのだけれど、気持ちの揺れというか、変化していくところとかが共感できて、ずっと応援しながら読んだ。
働いて、悩んで、恋して、悩んで、
若いっていいなぁとマジで思った。
まあ、いくつになってもそれなりに同じ気持ちで前向きでいたいですけどね。
そしてそのとき、一緒にいて幸せだと感じる大切な人がいれば、もっと人生は豊かになるね。
読み終わった後、心の中がとてもあったかくなる1冊でした。
そして、杉本くん、いいわぁ。 -
35歳はもっと大人だと思っていた主人公の気持ちがすごく分かる。
途中出てきた「基本問題(進学や就職)はできるけど、応用問題(結婚、出産、昇進)でつまづく」というのも身につまされた。
長い人生、自分が納得できるように生きていけるよう頑張ろう。 -
初めの辺りが読んでて苛々してしまった…。特に新入社員くん…。
後々は良くなっていったので、読めましたが…。
あと、私も近しい年代だからこの年代は悩みが多いなとため息つきたくなりました 笑 -
35歳独身
仕事に精を出しすぎて婚期を逃した、
現代女性らしいお話。
仕事と恋愛の両立が簡単ではないことを思い知らされます。
頑張る女性のお話が好きなので面白かったです。
カフェ店員さんってキラキラしているし
やりがいも感じやすいのだろうけれど
女性としてはそれで恋愛が疎かになったら
焦るし。でも仕事を言い訳にしてなんとか自分を肯定して、、。
私もカフェで働いていてそういう社員さんを多く見てきたのでよく分かりました。
仕事と恋愛のバランスって難しい…。
こう考えると仕事はほどほどくらいのがいいのかな、と自分ごとで考えさせられます。
畑野さんの本好きです。
鍵かっこの外の、心情の部分が細かくて、的確なのが好きです。
装丁が可愛らしすぎるほど可愛いですね。笑
持ち歩くのが場所によっては恥ずかしかったです笑 -
同世代のリアル 。
会話も多くて読みやすく
映像がふわりと浮かぶ、
展開は読めたけど
みんな素敵な人柄でした ◎
キートス行きたくなる。
のちにきっと開くであろう
主人公のカフェにも、
願わくば羽鳥先生にも会いたくなる、
あれ?でもわたしキートスに行ったかな
会ったことありそうなないような、リアル。
そんな一冊 ◎ -
この作家さんは
いつも心理描写が淡々としていますね。
読みやすくはあるけれど。
著者プロフィール
畑野智美の作品
