落語家魂! - 爆笑派・柳家権太楼の了見 (単行本)

著者 :
制作 : 長井 好弘 
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 10
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120050817

作品紹介・あらすじ

寄席ってえのは、あたしたち噺家にとっての聖地です。修業、しくじり、憧れ。寄席には噺家のすべてがある――。

70歳を迎えて老いや病気と向き合いながら、なお熱い高座で観客を沸かせずにはおかない現代の名人が怒涛の半生を語りおろす全30席!

第1席 大震災と噺家の誇り
第2席 志ん朝のカラオケ
第3席 おふくろは自由人
第4席 「雪椿」で最後の孝行
第5席 梅原君のひとり落語部
第6席 オチケンと落語就活
第7席 つばめに賭けた人生
第8席 ほたるの前座修業
第9席 サヨナラ、つばめ師匠
第10席 墓前に問、初めての壁
第11席 生涯の伴侶、見つけた
第12席 二ツ目と師匠前結婚
第13席 深夜寄席で巻き返し
第14席 同期に負けて「化ける」
第15席 「お達者くらぶ」
第16席 おばちゃんの透視術
第17席 稽古場は無人の寄席
第18席 抜かれても悔しくない!仲入り 権太楼自薦「十八番」プラス2
第19席 おう、権太楼はいいぞォ
第20席 綱渡りの真打ち披露
第21席 ずっこけた「人生計画」
第22席 感謝! 三つの原動力
第23席 ヒロクミさんと丁々発止
第24席 戦え! 宿命のライバル
第25席 稽古場はすし屋のカウンター
第26席 寄席とゴルフとお家芸
第27席 踊る円朝まつり
第28席 ああ、ジャンバラヤ!
第29席 落語でがんに克つ!
第30席 噺家にゴールなし

感想・レビュー・書評

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  • 今や、権太楼は名人級。
    30年前、関内ホールのさん喬との二人会を思い出す。

  • 落語家・柳家権太楼,半生を語る。子どもの頃から落語に親しみ,明治学院大学を卒業後柳家つばめに入門するも師匠は早世,小さん門下に移籍,テレビなどの営業仕事は多くも寄席では仕事がないなど苦労するも(新人落語大賞にエントリーした際,小さんから「ええっ,お前,落語できるのか!」と驚かれたそうな。ちなみにこの回優勝は春風亭小朝で権太楼は2位),三崎千恵子,高橋義孝,広瀬久美子などの落語界以外の人々からも愛されたのは権太楼の人柄か。朝の散歩,帰り道などを歩きながら練習する(高座でしくじった際には,家まで歩いてさらい直し),新しいネタを勉強するときにはレパートリーにしている噺家をリストアップし,片っ端から音源を聞きまくるなど,練習の虫なのです。自身の十八番(+2席)についてのこだわりの解説もあり。病気も経て71歳,まだまだ元気にご活躍なさることをお祈りします。

  • 今の権太楼に至る歴史と、好きな落語に対する思いなど余すところなく書いていて面白い。気になっていたがんの話も正直に書いている。とりあえず心配はなさそうだ。

    ・父は最初から車椅子。車椅子で食卓についている。筋力が落ちるとこれで定着するのか。

  • 寄席ってえのは、あたしたち噺家にとっての聖地です――。70歳を超えてなお熱い高座で沸かせる現代の名人が怒涛の半生を語る!

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。本名・梅原健治。落語家。明治学院大学卒業。70年、五代目柳家つばめに入門。74年、五代目柳家小さん門下へ。82年、真打ち昇進し、三代目柳家権太楼を襲名。2012年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。13年、紫綬褒章受章。著書に『権太楼の大落語論』(彩流社)。

「2018年 『落語家魂! 爆笑派・柳家権太楼の了見』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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