さよならの夜食カフェ-マカン・マラン おしまい (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120051401

作品紹介・あらすじ

「好きなもののある私たちは、強いはずよ」ラジオ化&重版続々の大人気シリーズ、遂に完結!

これまで、苦しんできた人達を救ってきた「マカン・マラン」の店主・シャール。今回、シャールを訊ねてきたのは謎の美青年。彼の決意や未来の話を聞く中で、シャールはこの夜食カフェを始めたきっかけを思い出す――。

感想・レビュー・書評

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  • 読書するようになって日常使わないけど使ってみたいと思ってるワードがあるんですよね。それは、「訊く」「咀嚼する」「踵を返す」とか「嗚咽する」とかなんです。まあ他にもあるのですが文章に散りばめると格式上がりそうで小説ぽくって使うのに勇気がいるのですがマカン・マランシリーズの中にもしばしば使われててキターって心の中でガッツポーズしたりだったんですが、とうとう最終回を迎えてしまいました。

    ひょっとして地上げ屋に潰されちゃったり、シャールさんの術後の経過に異変があったのかとか不安要素が巡るのですがグランドフィナーレはみんなでワイワイガヤガヤ、スペシャルゲストも登場して盛り上げてくれました。
    流石は冥界の女王様、格式たかきウンチク王のドラァグクイーンですね。時代の先駆者としての働きもしてたとはっw
    誰もが後戻りできない選択をしながら生きていく、
    寛大にして誇り高き王であれ
    どんな選択をしてもシャールさんは笑顔で見送ってくれるのだから踵を返えし自信を持って進んでいかなければと思いました。

    早速、ホットココアにジンジャーとメイプルシロップを垂らしてシナモンスッティクでかき混ぜて感慨に浸りゆっくりと飲んでみましたけど。

    • かなさん
      しじみさん、お疲れ様です(^-^)
      シャールさん、やっぱり素敵だったでしょう?
      もう、続編に期待したくもなりますよねぇ~!
      私は、この...
      しじみさん、お疲れ様です(^-^)
      シャールさん、やっぱり素敵だったでしょう?
      もう、続編に期待したくもなりますよねぇ~!
      私は、このシリーズが終わっちゃって寂しくって…

      あ、でもしじみさん、
      あと、もう1冊、
      「銀色のマーメイド」
      もしなかったら「快晴フライング」をぜひ読んでくださいね!
      また、シャールさんに会えますよ(*´▽`*)
      あと1巻も…早く読めるといいですね!
      2023/10/17
    • つくねさん
      かなさーーん、こんにちは♪
      これはおっしゃる通り飲食系最高峰の作品ですね(*^^)v
      シャールさんは素敵すぎるし、マカン・マランには縁が...
      かなさーーん、こんにちは♪
      これはおっしゃる通り飲食系最高峰の作品ですね(*^^)v
      シャールさんは素敵すぎるし、マカン・マランには縁がないと辿りつけないとか、かなさんに教えてもらって私もこの作品に出合うことができたわけで嬉しすぎです。
      都市開発の問題や格差社会、雇用問題にジェンダーに、魑魅魍魎のなか優しく迎えてくれる夜食カフェって最高ですし、長身の美形が厚化粧してクレヨンで描いたようなアイラインにイヤリング揺らしながら「さようなら」って見送ってくれる姿想像したら最高だし、寂しくなってふと会いに行っても「おかえり」って優しく迎えてくれそうでいいですよね。
      「銀色のマーメード」に「快晴フライング」でシャールさんの軌跡を辿れるんですね( ..)φメモメモ
      まだ1巻も残ってるし、タイムトラベルして会いに行くことができるので
      ロス感よりもドキドキが強いです( *´艸`)
      でも全部読んじゃったらどうなっちゃうんだろう?


      2023/10/17
  • シャールさん「お四まい」です

    やっぱりわいはシャールさんの親友こと柳田先生が好きだな〜
    憎まれ口ばっかりだけど、いざってときはしっかり人に寄り添うことができる「やる時はやる男」

    本当には理解できてないのかもしれない
    理解する気もないのかもしれない
    理解なんてする必要もないのかもしれない

    だけど必要なときにちゃんといてくれる
    ちゃんと味方になってくれる
    そんな人がいるってとっても幸せなことだと思うんよ

    シャールさんがシャールさんでいられるために柳田先生の存在ってとっても大きいと思うんよ
    だからシャールさんの言葉に励まされたというあなた!
    柳田先生のことも忘れないで

    • みんみんさん
      不器用な先生も好きよ(●︎´艸`)
      不器用な先生も好きよ(●︎´艸`)
      2024/05/10
    • ひまわりめろんさん
      柳田先生主役の『銀色のマーメイド』も読もうと思っております(`・ω・´)ゞ
      柳田先生主役の『銀色のマーメイド』も読もうと思っております(`・ω・´)ゞ
      2024/05/11
    • みんみんさん
      柳田ファンなら読んで〜‹‹\(´ω` )/››
      柳田ファンなら読んで〜‹‹\(´ω` )/››
      2024/05/11
  • 読み終わったのです。おしまいです。
    年内におしまいしたかったのに、年を越してしまいました。なんか悔しいです(え?)。

    シャールさんと柳田先生の友情が羨ましいです。

  • シャールさんの夜食カフェ マカン・マラン4巻目。ラストの本作品も大満足の1冊でした。
    今回も悩めるお客さん達を滋養たっぷりの手料理でおもてなしし、支え、励ましてくれたシャールさんは、本当に誇り高きドラァグクイーンです。

    1巻の1話目から登場する柳田先生とシャールさんのやりとりがすごく微笑ましくて、最終話までいつものやりとり見られたのが嬉しかったです。

    多くのみなさんにおすすめしたい作品です。

  •  「マカン・マラン」シリーズ4作目にして最終巻、おしまい…なんとも、なんとも寂しすぎます…。でも本当に素敵な作品でした。イチ推しはもちろんシャールさん!シャールさんに逢いたくて、一気に読んでしまいましたので、読み終えて心にぽっかり穴が開いたような…そんな気持ちになりました。でも、それ以上に読んでいる間楽しかったですねぇ~♪

     日中はダンスファッションのオーダーメイド専門店「シャール」、夜はお針子さんたちと常連さんたちへの夜食を提供する「マカン・マラン」、オーナーはドラァグクイーンのシャール…。御厨清純として生きてきた間は、イケメンエリート証券マンであったが、進行性の病を患ったことが契機となり、自らを偽らずにシャールとして生きる決心をする…。今回メインで登場する人々は、友達との関係に悩む女子高生、高級料亭のオーナーシェフ、トロフィーワイフとして生きるセレブ妻…そして最終話では、今まで「マカン・マラン」に来店したお客さんのことが描かれています。最後の最後で登場した謎の美少年は…。

     このシリーズって、シャールさんだからこその魅力があって、それに引き寄せられるようにジャダさんやクリスタさん、柳田先生に、比佐子さん…みんなが集まります。そして一度訪れて、シャールさんのお夜食を食べながら寄り添って話を聴いてもらうことで、心と身体が元気になったお客さんは(例外もありますが)常連さんになっていきます。私も常連さんになりたいな…。続編を激しく期待せずにはいられません。また、シャールさんに逢いたいです!!でも、「銀色のマーメイド」では、逢えそうですよね(*´▽`*)♡

    • かなさん
      しじみさん、今日もお疲れさまでした!
      4巻並べました(*^^)v
      でも喪失感が…さみしいなぁ…
      そうなんです、シャールさんは、
      しじ...
      しじみさん、今日もお疲れさまでした!
      4巻並べました(*^^)v
      でも喪失感が…さみしいなぁ…
      そうなんです、シャールさんは、
      しじみさんのコメントの通り、
      そしてイケメンで、お料理上手、しかも優しいの(*´▽`*)♡
      23時からのお夜食だけど、
      きまぐれなんで、早い時間からお食事を提供することもあるし
      告知なしでお休みすることも…
      で、昼間はダンスファッションのお店も開いてるんですよ♪

      しじみさん、情報をありがとうございます!
      もし、ラジオ聴けたら聴いてみますね(^O^)/
      シャールさんロスが少し和らぐかもしれないし、ね…!
      2023/10/03
    • ヒボさん
      これぞ一気読み♪
      お疲れ様でした(∩´。•ω•)⊃旦

      いかがでしたか?

      完全にシャールさんロスになりますよね^^;

      私もそろそろ積読か...
      これぞ一気読み♪
      お疲れ様でした(∩´。•ω•)⊃旦

      いかがでしたか?

      完全にシャールさんロスになりますよね^^;

      私もそろそろ積読から引っ張り出そうかな、「銀色のマーメイド」。
      シャールさん初登場作品ですからね☆
      2023/10/03
    • かなさん
      ヒボさん、おはようございます!
      一気に読んで、しかも続けて
      「銀色のマーメイド」も読んじゃいましたっ(*^^)v
      とっても、よかったで...
      ヒボさん、おはようございます!
      一気に読んで、しかも続けて
      「銀色のマーメイド」も読んじゃいましたっ(*^^)v
      とっても、よかったですよ!
      ぜひぜひ、積読から引っ張り出して
      読んでみてください!!
      最終巻のこの作品の記憶が薄れないうちに読まれることを
      おすすめいたします(^^)
      2023/10/04
  • それぞれの人生、でも、一人ではないと。そのように感じられると少し楽になるのかも。弱音を吐いて、助けを求めて、さらけ出すことが、新たな一歩。自分の弱さを認めつつ、芯の強さを身につけられるとよいのだろう。

  • シリーズ4作目…おしまい。
    最初から4作で、ということだったのですね。
    ふたたび、みたび、おしまい…
    タイトルが小洒落てます♪
    シャールさんとお別れするのが寂しくて
    読みたくなーい!でも読みたーい。゚(゚´ω`゚)゚。

    おしまいを締め括るに相応しいオールスター総出演でした♪仕事納めの夜のマカン・マランには常連さん達が集まっての夜食会です。
    デザートに登場したのは「ガレット・デ・ロワ」
    表紙になってる王冠かぶった素敵なデザート♪

    あの人、この人、参加できない人達はクリスマスカードでの物語に登場し、今も頑張っている姿を知らせてくれました〜♪

    ラストにはサプライズゲスト登場!
    シャールさんの物語の始まりであり、わたしが読んでシャールさんに惚れたきっかけのお話!!
    なんて素敵なラストでしょ(●︎´艸`)ムフフ

    シャールさんの素敵なメッセージ♪

    「明けない夜はないというけれど、なに一つ確かなものが見つからないまま、白々と明けていってしまう朝に、押し潰されそうになることもあるだろう。
    かつての自分がそうだったように。」

    だからシャールは深夜にカフェを開いた。

    「行き先の分からない道を、己の足だけを頼りに歩いていくことはつらく、寂しい。」
     「されど、寛大にして、誇り高き女王であれ…」



    いつかまたシャールさんに会えますように…。



    • 1Q84O1さん
      私、密かに「ただいまマカン・マラン」とか「マカン・マランおかえりなさい」とか出ないかなと期待してます!
      私、密かに「ただいまマカン・マラン」とか「マカン・マランおかえりなさい」とか出ないかなと期待してます!
      2023/08/24
    • みんみんさん
      いや〜ん♪出てほしい‹‹\(´ω` )/››
      いや〜ん♪出てほしい‹‹\(´ω` )/››
      2023/08/25
    • 1Q84O1さん
      きっと待ってる人多いと思いますよ!
      出ないかなぁ〜(*´ω`*)
      きっと待ってる人多いと思いますよ!
      出ないかなぁ〜(*´ω`*)
      2023/08/25
  • ほんわか心が温まる場所。
    ドラァグクイーンのシャールさんが営むお店には、悩みを抱える人達が…
    (何かを選び取って行く為には何かを失う覚悟をしなければいけない人生の不自由さ)生きていればかたちは変わっても誰もが経験する事。
    そんな時、心のうちをわかってくれる誰かがいたらどんなに救われるだろう。
    けしてひとりぼっちじゃないとわかると孤独を楽しむ余裕さえ生まれるのですね。

  • いよいよシャールさんとのお別れです、シリーズ4作目にしておしまい。

    お別れしたくなかったので、本作は長らく積読にしていました...│ω;`)

    夏季休暇最終日、思いきって手にとりましたが、シリーズ全作、本当に心が温かくなりました。

    いつかきっとシャールさんとの再会を期待して。


    「好きなもののある私たちは、強いはずよ」ラジオ化&重版続々の大人気シリーズ、遂に完結!

    これまで、苦しんできた人達を救ってきた「マカン・マラン」の店主・シャール。今回、シャールを訊ねてきたのは謎の美青年。彼の決意や未来の話を聞く中で、シャールはこの夜食カフェを始めたきっかけを思い出す――。
    内容(「BOOK」データベースより)

    これまでたくさんの悩める人が訪れたカフェのクリスマス。店内では、一人の時間に浸る店主・シャールの姿が。シナモン香るココアの湯気の中、彼女―御厨清澄が心の内をひっそりと語り出す。深夜のカフェを開いた理由と、その未来を―。

    著者について

    古内一絵
    東京都生まれ。映画会社勤務を経て、中国語翻訳者に。第五回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、二〇一一年にデビュー。二〇一七年『フラダン』で第六回JBBY賞(文学作品部門)を受賞。他の著書に『赤道 星降る夜』(小学館)、『キネマトグラフィカ』(東京創元社)、『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』『女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび』『きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび』『十六夜荘ノート』(中央公論新社)等がある。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    古内/一絵
    東京都生まれ。映画会社勤務を経て、中国語翻訳者に。第五回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、2011年にデビュー。2017年『フラダン』で第六回JBBY賞(文学作品部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    • かなさん
      ヒボさん、こんばんは!
      このシリーズ、いつみても
      4冊まとめて図書館で借りられなくって…
      ヒボさんから以前おすすめいただけたのに
      未...
      ヒボさん、こんばんは!
      このシリーズ、いつみても
      4冊まとめて図書館で借りられなくって…
      ヒボさんから以前おすすめいただけたのに
      未だに読めてません<(_ _)>

      いつか、そのうち、
      きっと…じゃなく絶対に読みますねぇ~!
      だって、ヒボさんが高評価だもん、
      間違いないです(^O^)/
      2023/08/16
    • ヒボさん
      こちらも、こんばんは♪

      お互い積読いっぱいありますから、焦らず、ゆっくりで(笑)

      でも、オススメですよ~♪
      こちらも、こんばんは♪

      お互い積読いっぱいありますから、焦らず、ゆっくりで(笑)

      でも、オススメですよ~♪
      2023/08/16
  • シリーズ4 最終編

    御厨清澄は、証券マンとして、海外勤務中に、進行性の病気になったことをキッカケに、寛大にして誇り高き女王・ドラァグクイーン・シャールとして生きて行くことを決めた。

    シャールが経営している、ダンス衣裳のお店のお針子さん達に、賄いを振る舞っているうちに「マカンマラン」と言う名前の夜カフェが誕生した。

    《さくらんぼティラミスのエール》
    亡き母親が憧れていたお嬢様学校に通っている高二の秋元希実。
    高等部から編入したにもかかわらず、仲間に入れてくれた仲良しグループ。
    ある日、そのグループから、自分が浮いている事に気がつく。

    《幻惑のキャロットケーキ》
    料亭「ASHIZAWA」の若きオーナーシェフ・芦沢庸介は、日本料理界の革命児ともてはやされていた。
    あるTwitterが元で、食品偽装を疑われ・・。

    《追憶のたまこスープ》
    平川更紗は、20歳年上の徹に見染められ、見事"トロフィーワイフ"となり、タワーマンションの最上階「湾岸ビュー」の住人となった。
    ある日、妊っていることを夫に告げると前妻との間に4人の子供を持つ夫から「もう子供は要らない」と言われてしまう。

    《旅立ちのガレット・デ・ロワ》
    仕事納めの夜食会には、ジャダやクリスタを始めとするお針子達の他、比佐子、柳田、真奈、裕記、さくら、省吾ら常連客がやってきた。
    そして、大晦日、シャールは柳田と二人で、除夜の鐘を聞きながら、この店で流された、幾つもの涙の事を思った。

    読後感は、爽やかで気持ちが良い。
    再び、シャールや心優しい常連達、そして個性豊かなお針子達に会えることを望む。

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著者プロフィール

1966年、東京都生まれ。映画会社勤務を経て、中国語翻訳者に。『銀色のマーメイド』で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、2011年にデビュー。17年、『フラダン』が第63回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選出、第6回JBBY賞(文学作品部門)受賞。他の著書に「マカン・マラン」シリーズ、「キネマトグラフィカ」シリーズ、『風の向こうへ駆け抜けろ』『蒼のファンファーレ』『鐘を鳴らす子供たち』『お誕生会クロニクル』『最高のアフタヌーンティーの作り方』『星影さやかに』などがある。

「2021年 『山亭ミアキス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古内一絵の作品

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