- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120052408
感想・レビュー・書評
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私が、芸能人でお友達になってほしいナンバー1の清水ミチコさん(笑)
ちなみに昔は叶姉妹。(金銭目当て)(コラ)
誰に対してもフラットで平常心、必要以上にグイグイしてないところが好きです。
清水ミチコさんに『もう少しさ、ちゃんと生きた方がいいんじゃない?』とか言われたい(笑)
そして動物好きな清水ミチコさんに私の愛犬に会ってもらって『なんか愛情いっぱい育てられてるって感じがするねー』とか褒められたい(笑)
…本の感想だった(笑)
3人集まっての鼎談(3人は対談ではなく鼎談と言うそうだ)を集めた本。
鼎談相手は、芸能人だけじゃなく、脳科学者だったり、お医者さんだったり、昔のバイト先の人だったり。
どんな相手でも話を上手く引き出して興味深い内容だった。
個人的には、森山良子さんと矢作兼さんとの鼎談で小木の話をしてるのが好き(笑)
みんなに色々言われてる小木がとても愛されてる感じが良くわかって微笑ましい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
清水さんの色々な交友関係が覗けて楽しい。2人でも大人数でもない、3人が繰り広げるトークの空気感が絶妙☆
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清水ミチコ+二人の鼎談集。めちゃくちゃ面白かった。
森山良子が来た時は、娘の夫がおぎやはぎの小木で、もう一人のゲストは矢作。二人による小木論とか、脳の専門家池谷先生の誤嚥メカニズムの解説とか、人類の進化とか、精神科医の名越先生の仏教的生き方とか、動物愛護団体の友森氏による、赤ちゃんのうちに売りにだすペットショップの売り方のイケないこととか、読み応えありまくり。
池谷先生曰く、誤嚥て、お年寄りが餅を気道にべっとり詰まらせて窒息するものだと思ってた。しかし、実は気道と食道の分かれ道にスイッチのようなものがあって、そこに食べ物が触れると、気道が息を吐くモードになって、咳き込む。それで異物をはきだす。食べ物がそこをどかない限り、気道はふさがってないですのに、息は吸えない。だから亡くなってしまうんだそうだ。
また、名越先生曰くは、最近お母さんで虫を嫌悪する人が多いのに、心配。虫を怖がる=外界、自然をコワがる。自然が自分を侵害してると考えるのは、神経症の温床である。子供にいいはずがない、子供こそ、自然と戯れるべきだ。 -
『婦人公論』(2017年4月25日号〜2018年9月25日号)連載「清水ミチコの三人寄れば無礼講」に加筆修正した、鼎談集。
清水ミチコ×南伸坊×YOU
清水ミチコ×森山良子×矢作兼
清水ミチコ×井上陽水×山下洋輔
目次に連なる36名の面々を見るだけでワクワク。
本業であるモノマネ加害者(笑)と被害者の話。
一癖ある女優業や料理好きな話。
飛騨高山のご実家ジャズ喫茶の話など、
清水ミチコのモノマネ以外のお話が色々聞けて
知らなかったこともたくさん。
養老孟司、池谷裕二、中野信子など
堅く難しい分野かなーと思っていた方々とも
弾むような会話で死の話、脳の話、人間の話などが
語られていき、思った以上の読み応え。
知らない人たちにも出会えた感覚。
でもやっぱりこの本の楽しさは
なんと言っても楽しい会話!
清水ミチコさんは誰とでも自分でいるなー、
返がうまいなー、素直だなー。俊敏!素敵!自由!
楽しかったのは
森山良子×矢作兼
ほぼ小木さんの話(笑)
みんな自由に毒づいてるのに何故か爽やか。安心感。
みんなが認め合っているんだなぁ。
小木さんの奥さんもなかなかパンチがあって、
清水ミチコさんが靴を褒めたら
じゃあ、交換しましょうって靴を貰った話、衝撃。
小木さんの家にお客が来たら森山良子さんが
シャンパンを差し入れてそのまま一緒に騒いじゃうのもなかなかすごいけど、微笑ましい。小木さんもしかり。
登場する人みんながすごい個性を持っていって魅力的。
でも認め合って楽しく話してる。
清水ミチコさんのツッコミが絶妙でトークをリズミカルにしてる感じも大好き。
こんな風に私も人と話せたらいいな。
あとがきも上手いなぁと思った。
私の大好きなエンターテイナー。 -
気楽に読めて、とにかく楽しいし、ときに感動も。
ミチコさんの観察力と瞬発力がほんとうにスゴいと思いました。