2020年の恋人たち (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 179
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120052798

作品紹介・あらすじ

前原葵、34歳。同棲していた恋人に別れを切り出され、今は叔母の家で暮らしている。会社員をしながら、亡くなった母が新国立競技場の近くに開くはずだったワインバーを継ぐことになった。会社に店にと忙しい日々の中で、母と古い知り合いの経営コンサルタント、情報誌の副編集長、近所の小料理屋の店主、会社の上司など、タイプのまったく異なる男たちが、葵の周囲を通りすぎてゆく――。「婦人公論」人気連載、待望の書籍化。

感想・レビュー・書評

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  • 人と関わる最終目標は、相手を幸せにすること。
    そんなことを、初対面の相手にさらっと言う松尾くんに心をつかまれました。

    私も、大事のものを守るために「私」を手放さずにいたいです。

  • キッパリしてて自立してる主人公の女性が同世代なのもあって凄く魅力的だった。
    胸を打つ表現も多く物語に引き込まれた。
    「便利で機能的で速度重視の未来を追い求めた先には、なにが待っているのだろう」
    新たな出会いは無くなっている一方で、目まぐるしく価値観や常識が変化していく日々。自分の選択では無いところで変わることへの怖さ。ホントになにが待ってるのか不安だと共感した。

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著者プロフィール

1983年、東京生まれ。2001年『シルエット』で第44回群像新人文学賞優秀作、03年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞、15年『Red』で第21回島清恋愛文学賞、18年『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞。主な著書に『ナラタージュ』『大きな熊が来る前に、おやすみ』『あられもない祈り』『夏の裁断』『匿名者のためのスピカ』『イノセント』『あなたの愛人の名前は』『夜はおしまい』などがある。

「2020年 『2020年の恋人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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