笑って生ききる

  • 中央公論新社 (2020年3月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784120052842

作品紹介・あらすじ

作家として、僧侶として、瀬戸内寂聴さんはたくさんの名言を残しています。年齢を重ね、老いを受け入れ、周囲との人間関係や、家族のかたちも変わっていくなかで、私たちは、その言葉に心のよりどころを求めます。



本書は『婦人公論』に掲載された瀬戸内寂聴さんのエッセイ、対談、インタビューから厳選したものです。


私たちの気持ちに寄り添い、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる瀬戸内寂聴さんの言葉を、この一冊にぎゅっと詰め込みました。

感想・レビュー・書評

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  • 小説家の瀬戸内晴美さんを知ったのは十代の頃。
    テレビで出家するときの得度式を見たとき。

    瀬戸内寂聴さんの本は、かなり読んできた。
    美容室での雑誌に載っていると、必ず読んだ。
    我が子を置いて、不倫にはしったり、
    つぶれそうなお寺を私財をなげうって建て直したり、
    国会の前で座り込みをしたり、
    とんでもない波乱万丈の生き様だったと思う。
    だからこそ、人の悩みや辛さに寄り添えうことができる。

    「無常」
    平凡な人生は決してない。
    どんな人にも。

    でも、「笑って生きる」ことは、少しはできるが、
    「笑って生ききる」など、
    並大抵のことでは出来ないと思う。
    寂聴さんならでは。

    戦争中の苦労した話や、晩年、娘さんが家族を連れて会いに来てくれた話は、とても胸が熱くなった。
    思い残すことはもうないと思う。

    あちらでの、法話、行ったときに、聞けたらいいな~

  • 本作は『婦人公論』に過去掲載された瀬戸内 寂聴さんのエッセイ、対談、インタビューから厳選されたものが収録。

    現在97歳、年齢を重ね様々な経験をされて来た寂聴さんから紡がれる言葉はいつも軽やかで、懐の深さと優しさを感じる。

    読んでいると、自分の悩みや不安がとてもちっぽけな事に思えて来て元気を貰える。

    伊藤比呂美さんとの対談に笑い、小保方春子さんとの対談では、小保方さんの2年に渡る苦しみを知り報道を鵜呑みにする事の恐ろしさを感じる。

    躓いたり間違えたりするのが人間。

    それらを包み込む寂聴さんの言葉に勇気を貰える1冊。

  • 子供捨てたと知ってアウトでした。

  • 救いを求めて買った。寂聴さんの本は、実ははじめて。

    でも、今の私が求めていたものは何もなかった。

    これは、今の私の心の問題。

  • 秘書の瀬尾まなほさんが、
    「わたしなんか」と自分を卑下するのを、、
    自分を粗末に扱うことを本気で怒る寂聴さんの言葉が何よりも印象的で忘れられません。
    自分で自分を認めてあげなければ、他人にも認めてもらえませんよ。
    「わたしなんか」というのは、自分をバカにすることになります。自分で自分をばかにしてはいけません。
    自分で褒めないで誰がほめてくれるのか!

  • 婦人公論掲載記事から厳選した、瀬戸内寂聴先生の希望のことば。熱く優しいメッセージを、この一冊にぎゅっと詰め込みました。

  • 年齢を重ねるにつれて、同性の、人生の先輩方の言葉が、すいすい入ってくるようになりました。本書もそのような本でした。

    生き方、強さ、しなやかさが、押し付けがましくなく、心地よく伝わってきました。

    女性ならではの生きづらさに関することや、家族のことなど、前向きな気持ちになれる内容でした。

  • 2020/9/22 読了

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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