夢は捨てたと言わないで (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社
3.82
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本棚登録 : 162
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120053177

作品紹介・あらすじ

おもろいは、正義だ。吉祥寺のスーパーが結成したお笑い芸人の「実業団」。夢と現実の狭間で揺れる彼らの行く先に待ち受けるものは? 『本のエンドロール』の著者が描く心震わす感動作!

感想・レビュー・書評

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  • 空き地のようなスペースを持つスーパーでアルバイトをするお笑い芸人たちと、そのスーパーの店長、店員たちとの活躍が描かれた作品。コンビで漫才を披露するシーンは無条件に面白く、腹を抱えて笑いながら読んだ。とても読みやすかった。

  • 高校野球からプロ入りしたものの、1軍登録されることなく退団しスーパーに勤める男が、社長命令で新たに取り組むことになったのは“お笑い実業団”プロジェクト。お笑い芸人を準社員として雇用し、芸能活動をサポートしていくというものだ。夢をあきらめた男と、夢をあきらめない芸人たちの思いがいつしかシンクロし、大きな力になっていく。いわゆる“お笑い”にはまったく興味がないのであまり共感できなかったし、現実はそんなに甘くないとも思うが、著者自らが実際に舞台に立ったというのには驚いた。受けたんだろうか?

  • つまらん

  • 面白かったです。
    一気に読みました。
    芸人(漫才)を舞台にした小説は一杯あるけど自分はこれが一番好きですね。
    もっと読みたい気がします。

  • 笑ったし、泣いた。

    いろんな方向からの再起の物語には元気をもらえるし、応援している方々の気持ちも気持ちいい。
    好きな場面がたくさんある。

  • お笑いに深さがあることを初めて知った。

  • 軽い気持ちで読めた
    最近、仕事で疲れているので重い内容より
    こういうライトな小説が読みたかったので
    タイミングがよかった

  •  面白かった! ベタなストーリーなのに読ませる力と勢いがある。
     池井戸潤『半沢直樹』シリーズとよく似た構成。大逆転があり、主人公側に光が射すが、この先も試練が続くことをそれとなく予想させる結末。
     エンタメの定型だが決して嫌いでない。
     安藤祐介はこういうところが上手いと思う。
     漫才のネタもよくできていた。

  • k

  • ふふふ

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著者プロフィール

安藤祐介
一九七七年生まれ。福岡県出身。二〇〇七年『被取締役新入社員』でTBS・講談社第一回ドラマ原作大賞を受賞。同書は森山未來主演でドラマ化もされ、話題を呼んだ。近著に『本のエンドロール』『六畳間のピアノマン』『就活ザムライの大誤算』などがある。

「2023年 『崖っぷち芸人、会社を救う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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