長めのいい部屋・かわうそ天然気分 (単行本)

  • 中央公論新社 (2021年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (120ページ) / ISBN・EAN: 9784120054501

作品紹介・あらすじ

――あしたも平穏な一日でありますように――


失敗しても、雨がふっても、前向きに。




動物たちが暮らす街をのどかでコミカルに描いた、


初期傑作マンガ『長めのいい部屋』。




よろず修理工房で働くかわうそくんと仲間たちの日常を描く


『かわうそ天然気分』を併録。

みんなの感想まとめ

日常の中でのほっこりとした瞬間や、働くことの楽しさが描かれた作品です。動物たちが住む街を舞台に、コミカルでありながらも哀愁を帯びたストーリーが展開されます。特に、初期傑作『長めのいい部屋』では、著者の...

感想・レビュー・書評

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  • 復刊されたばかりの本書が手に入ってうれしい!この前買った作品集に載ってたのがまとめて読める。『長めのいい部屋』ではフジモトさんのお洒落なところが、『かわうそ天然気分』では働く人の気持ちがシニカルにかわいらしく描かれていて素敵。

  • 哀愁も感じるほっこりな絵とゆる〜い会話で時に笑える。
    まだ見ぬあなたへ。良いねー
    ようこそ。ラストのもの悲しさが良い

  • 大好きな一冊。
    なんでもないような、特別なような日常。

  • ペンギンファンのシロクマがかわいい。カワウソくんたちも働いているし、わたしも慎ましく働くのもいいな、と思える。

  • 和みたい時にあったら嬉しい一冊。

  • 村上春樹の『村上さんのところ』に挿し絵、漫画を描いていたので知った、フジモトマサル氏。2015年に46歳で亡くなっている。正直それしか知らないが、『村上さん』の漫画は可愛かったし娘(当時五歳?)が妙に気に入っていたようなので覚えておこうと思った漫画家。
    そうしたら、久しぶりに入ったでっかい本屋さんで「待望の復刻!」という帯をかけられて一階に平置きされていたこの本に出会って衝動買いしてしまった。
    可愛い。字も好き。毒気がありそうかと思いきやそんなにないところも好き。個性がないわけじゃないけど、「強烈」でもないし「ゆるふわ」でもないし特徴を言い表すのが難しい。可愛いのは確かだが、可愛い絵を描く人はごまんといるわけだし…。字も絵もそうだが線の感じに、素朴さとスタイリッシュさと両方感じられてなおかつスカしてなくて実直そうというか…。こういう作風の人ってどうやって認められて地位を築いていくのだろう。他の作品ももっと読んでみよう。
    この本、後ろからは『かわうそ天然気分』という四コマ漫画集が読めるようになっている。少し前にどこかの水族館でコツメカワウソと握手をして以来カワウソ好きになってしまったので、カワウソ本としても嬉しい。
    そういうわけで、奥付けは本の途中にある。

  • 動物たちが暮らす街をコミカルに描く『長めのいい部屋』。修理工房で働くかわうそくんの日常を綴る『かわうそ天然気分』を併録。

  • 本屋で見かけて即購入。この世界観が好きすぎてたまらない。「かわうそ天然気分」ははじめてまとまって読む。読んでいて余裕を持てるというか、優しい気持ちになれるというか…こんな気持ちのまま、これを維持してまた仕事にむかいたい。

  • 単行本にされていなかった「かわうそ天然気分」が読みたくて購入しました。
    「長めのいい部屋」はもう何度となく読んでいるけど、何度読んでもフフッと小さな笑みがでちゃいます。特にシャム猫くんのツンデレが好き。ライオンさんの作品は私もちょっと感想求められたら言い淀むかも。

    「かわうそ天然気分」が面白いのはもちろんだけど、フジモト作品の中で特に好きだったこともあり、やっと紙の本で手元に置いておけることが何よりも嬉しい!その一言につきます。
    10年ちょっと前の連載時、WEBでの更新を日常の楽しみにしていて「何年かしたら(話数も結構たまるから)本になるよね」とあたりまえのように思っていたのが、フジモトさんの療養・逝去でどうなるかもわからなくなり、そこから数年。
    こうして素敵な本になって手に取れることが本当に本当に嬉しい。
    これからも何度も読みます。

  • フジモトさんの動物たちの愛らしいこと。

  • 最高だった。どちらかというと「かわうそ天然気分」が好き。4ページ「推理」の二コマ目は特に。朝風呂にうっかり入ってしまって遅刻したかわうそくん。満足げですっきりした表情。。なんともいえない。
    「長めのいい部屋」も意外な展開があったりして電車で笑ってしまった。宇宙人の「金星がいい」っていうところとか。街に人間も動物たちも宇宙人までも自然に暮らしていて、その世界観が素敵だなと思った。女の子が宇宙人にびっくりしたりしないところもよかった。
    何度でも読みたい。そして、つらいときはかわうそくんを思い出したい。
    「長めのいい部屋」のほうが文字がやや自由な雰囲気で、より年代が昔の作品だとわかる。整った字もきれいでいいけど、そうでない字も味があっていい。

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著者プロフィール

フジモトマサル

1968年、大阪府生まれ。漫画家、イラストレーターとして書籍や雑誌、WEBなど多彩なフィールドで活躍した。著書に『長めのいい部屋』『スコットくん』『こぐまのガドガド』『ウール100%』『ウール101%』『いきもののすべて』『二週間の休暇』『夢みごこち』『今日はなぞなぞの日』、回文絵本『ダンスがすんだ』、画文集『終電車ならとっくに行ってしまった』など多数。穂村弘氏の「にょっ記」シリーズのイラストや、森見登美彦氏の『聖なる怠け者の冒険』の挿絵、村上春樹氏の特設WEBサイト「村上さんのところ」のイラストなどでも人気を博した。2015年11月、死去。

「2022年 『フジモトマサル名作集 スコットくん・こぐまのガドガド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

フジモトマサルの作品

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