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Amazon.co.jp ・本 (600ページ) / ISBN・EAN: 9784120055058
作品紹介・あらすじ
斎藤秀雄とともに、日本の音楽教育をリードし多くの優秀な音楽家を育て、演奏家としても生涯活躍した井口基成。そして、妹・愛子、妻・秋子。「井口一門にあらざれば、ピアニストにあらず」とまで言われ、今日のピアノ界に深く浸透した影響力と、愛憎渦巻く人間のドラマを描くノンフィクション。
①戦前~戦後、終始人気演奏家だった(途中で演奏活動を止めた斎藤秀雄とは対照的)、②人望のあるリーダー格(「男気がある」江戸英雄の評)、③優れた音楽性とレパートリーの広さ(バロックから近代まで、演奏会で音楽史を弾ききれる)、④門弟3000人と言われる名伯楽(妹・愛子、妻・秋子も含めた井口一族から多くの名演奏家を輩出)、子供のための音楽教室設立、桐朋学園音楽学部の創設など、音楽教育への貢献。桐朋学園大学学長をつとめた。⑤楽譜の校訂者としての業績(春秋社版の楽譜「世界音楽全集」。スカルラッティからドビュッシーまで)
以上、「ピアノ界の天皇」と呼ばれた井口基成の「功」のみならず、スキャンダルや挫折など「負」の側面もあぶり出し、その人間像の全容にせまる。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
日本の音楽教育と演奏界に多大な影響を与えた井口基成の軌跡を描いたこの作品は、彼の多彩な音楽活動と人間関係を深く掘り下げています。戦前から戦後にかけての音楽シーンを背景に、フランス音楽への取り組みを通じ...
感想・レビュー・書評
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ともすればドイツ系音楽一辺倒と見られ、セピアがかった色彩の昭和初期、戦前の音楽シーンが、フランス音楽に精力的に取り組んだ井口基成の軌跡をたどることでカラフルな世界として色彩豊かによみがえっている。
戦後のクラシック界の勢いは凄まじいが、その活力の源泉はここにあったのかとあらためて思わされる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
斎藤秀雄とともに日本の音楽教育をリードし、生涯ピアノ演奏家としても活躍した井口基成。彼と一門の光と影を辿るノンフィクション。
著者プロフィール
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