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Amazon.co.jp ・本 (472ページ) / ISBN・EAN: 9784120055720
作品紹介・あらすじ
「自由で開かれたルールに基づくインド太平洋秩序を維持する挑戦に立ち向かう際、『インド太平洋戦略』 は分析を通じて自由を愛する人々を啓発する」
コンチータ・カルピオ・モラレス(元フィリピン共和国最高裁判所判事)
「政策立案者や戦略家にとって、『インド太平洋戦略』よりも最新で理論的に洗練された有益な本を見つけることは難しいだろう」
マイケル・R・オースリン(スタンフォード大学)
「地政学における新時代の複雑性に対処する学者や政策立案者にとって不可欠かつ包括的なリソース」
ローリー・メドカーフ(オーストラリア国立大学)
「広域なこの舞台にまたがる主要アクターの視点と、理論的で実践的な深い洞察を組み合わせる『インド太平洋戦略』は、東半球で展開する地政学的変化に関心を持つ学者にとって格好の軸となる」
C.ラジャ・モハン(シンガポール国立大学)
自由で開かれた世界を守れるか―。中国の覇権主義に向き合う日米豪印が「インド太平洋」を舞台に繰り広げる戦略的競争を地政学で読み解く。基軸となる四ヵ国に、EU、ASEAN、アラブ諸国などの視点も加え、世界各国の俊秀11人が寄稿。
「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の提唱者・安倍元首相による「序文」と「日本語版に向けてのメッセージ」(遺稿)、2007年にインド国会でおこなった記念碑的な演説「二つの海の交わり」を収録。
自由で開かれたインド太平洋構想について
――日本語版読者へのメッセージ 安倍晋三
一読者として感謝したい――序文にかえて 安倍晋三
感想・レビュー・書評
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総論と、米から東アフリカ、EUまで関係する国や地域ごとの小論集。総じて、インド太平洋の枠組みは対中対抗と捉えている。
まず、本書では古典的な地理的概念に加え宇宙やサイバー、更には国際機関のグローバル・ガバナンスや国際秩序の言説をも「空間」として含めているのが興味深い。
国・地域ごとの分析では、主要なアクターのQUADと中国はもちろんだが、その他のものにも興味を引かれた。ASEANは米中どちらにつくか以前に、内部の結束と中心性にも限界。2つの大洋の小島嶼国は、太平洋とインド洋で多少の違いはあるも、米中のヘッジング戦略が一般的。EUはこれまではインド太平洋の議論から距離をとってきたが、今後は能動的に独自の立ち位置を模索する必要性。湾岸諸国は近年は中国との関係を深めてきたが、最終的には米と連携する以外の選択肢はない。東アフリカでの中国の融資やインフラ開発は確かに進んだが、その影響力には留保も必要で、QUADとのゼロサムゲームではない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日米豪印は中国の覇権主義にいかに向き合うか。安倍元首相が提唱し、その最大の遺産となった対中戦略論を地政学の視点で読み解く
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